愛知学院大学商学部青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。青木ゼミは小売業を中心とするマーケティング専門のゼミです。

愛知学院大学には歯学部があり,その附属病院も存在します。この度附属病院の北館が建て替わり,先日落成式が執り行われました。2026年1月から本格稼働することになっています。

 

2026年に学校法人愛知学院創立150周年を迎えます。附属病院北館の稼働は150周年記念事業の一環ということになります。この北館の特徴として,歯科と医科が連携するということにあります。歯学部の附属病院なので,歯科しかないというイメージを一般に持たれています。しかし,内科や外科などの医科の診療も行っています。歯科医師養成のためには,口腔内だけでなく,全身の医療も学ばせる必要があるので,附属病院には医科のセクションもあるわけです。

 

落成式に出席しましたが,最新の建物に最新の設備が整い,関係者として誇らしい気持ちになりました。実は私はこの付属病院で治療を受けた経験がありません(歯が丈夫なうえ,病気らしい病気をしたことがないので)。ただ,年齢を経て色々がたがきつつあるので,今後通院しようと思っています。写真はその落成式で配られた記念のどら焼きです。150の数字の下に,愛学,ZEN力と表示されています。ZENは愛知学院の基盤である禅宗という意味で捉えることもできれば,全力の全と捉えることもできます。学校法人全体でアイデンティティーを確立しようという想いが込められています。

 

大学のゼミにおいてよく行われる活動に輪読というものがあります。読書方法の一つで,一般的には,ゼミのメンバー全員が同じ文献を所持してそれを読み,選ばれた人(グループもあり)が担当個所の内容について解説し,それを受けてメンバー間で議論します。たいていの文系学部のゼミで採用されています。難しい専門書を読み解くために行われることが多いでしょう。一人なら挫折してしまう本でも,共同作業なら,助け合いながら何とか読めるということです。

 

3年次,4年次,各自にマーケティング関連の専門書や論文をどんどん読んでもらわなければならないので,ゼミではその練習として,2年次に輪読を必ず行ってもらうようにしています。1冊専門書を決めて,全員に買ってもらい,グループで担当個所を決めて発表してもらいます。基礎訓練で行ってもらう輪読ですが,ゼミ生たちにとって難しいものになっています。

 

今年度いつもより読みやすいと思われる専門書を採用しました。流通論の教科書に使えるようなものです。15章構成で,それぞれの章が1回の授業内容となるように書かれています。これを使って,4グループに分かれて、各グループどれか1章を選んでもらって要約を発表してもらいました。

 

例年通りうまくいきません。要約を発表することが課題なのですが,要約ができず,本の内容をそのまま読むだけになるグループばかりになりました。また専門用語や理論が理解できず,理解できないままそれらを内容に盛り込んでしまいしどろもどろになるグル-プもありました。

 

発表が終わったのちに,各自反省と改善を議論してもらいましたが,上手な要約のために私からはつぎのことを諭しました。

・専門用語を別の言葉,できれば卑近な言葉に置き換えられないか検討すること。

・マーケティングや経営学の理論は現実の事例と結びついているので,事例を探して理論と現実との関連を見つけ出すこと。

・章のすべての内容を始めから最後まで取り上げるのではなく,重要なものとそうでないものを峻別すること。

 

またプレゼンテーションの方法についてはつぎのことに注意するように説明しました。

・声をもっと大きくすること。

・パワーポイントスライドの色数は3つ程度にすること。

・強調すべき点については,身振り手振り,声のトーン等で聴衆にわかるように表現すること。

 

輪読をあと2回してもらう予定です。これが円滑にこなせれば,研究発表も上手にできるようになります。

 

 

本日より秋学期が始まりました。夏休み前に2年次の配属予定者全員を集めてミーティングを行い,夏休み中の課題を言い渡しておきましたが,本日正式に2年次ゼミが始まりました。

 

本日初めてのゼミで,まずゼミ長と副ゼミ長を決めました。ゼミ長は立候補者がいたので,すんなり決定。副ゼミ長はゼミ長が選ぶことにし,実際にはゼミ長が裏返して目隠しされたゼミ生の名前を書いた紙を1つ選択して決めました。

 

その後研究発表のためのチーム分け。夏休み中の課題として,ある程度調べてきたフードロスに関する事例や研究テーマを全員が報告し,それに基づいてチーム分けすることにしました。しかし,事例やテーマが重なり合っていたため,結局ゼミ長の発案で,各ゼミ生に3つの選択肢(グー,チョキ,パー)の中から強引に1つを選んでもらい,15人を3チームに分けました。グーチーム,パーチーム,チョキチームの出来上がりです。いったん研究発表の方向性を本日話し合ってもらい,具体的な研究テーマは来週以降決めていくことになりました。

 

後半ゼミ生たちが自発的に自己紹介するなどコミュニケーションの工夫をしていましたが,私から改めてゼミでのコミュニケーションの重要性を話しました。皆仲良くする必要性はないが,コミュニケーションを欠かさないようにして欲しいと。これまでコミュニケーション不足による,ゼミ内のもめごとや不作為をさんざん見てきたからです。近年はチャットやラインなどの短文投稿によるコミュニケーションに頼る傾向にあります。しかし,それでは十分な意思疎通はできません。対面で,お互いの表情を見ながら,声のトーンの変化を感じながら,コミュニケーションを図ることで,言葉では伝えられない意図を受け取ることができます。対面,非対面双方を様々駆使してコミュニケーションしてください。

 

また,ゼミでは教員の私は積極的に教えないと申し渡しました。分からないことを質問してくれれば,答えるし,分からないから教えて欲しいと要請されれば,レクチャーをします。しかし,学生のそのような動きの前にこちらから積極的に教えることはありませんと。ゼミ(演習)は,講義とは違い,学生が自ら何らかの報告や作業を行い(演じて習う),それを傍らで教員が観察し評価することが本道だと考えています。そうしないと,自ら積極的に頭を使わなくなるのです。

 

私は3年次の研究発表,4年次の卒業論文がそれぞれ良いものになり,ゼミ生皆の能力が向上することをただ求めるていると説明しました。そこに向けて,ゼミ生には自発的に好きなように活動して欲しいと述べました。今後自分たちなりに色々模索してください。

 

8月19日から札幌市において始まった第77回全日本大学準硬式野球選手権大会。愛知学院大学準硬式野球部は東海地区代表の1校としてそこに出場しました。ゼミの活動ではありませんが,幾分かゼミに関係しています。現在私は当部の部長を務めています。野球経験者ではありませんが,教育活動の一環として,教員の私が部長を拝命しています。部長としてこの大会に同行しました。そして,複数のうちのゼミ所属学生が選手として出場したのです。


3年ゼミ生が3名,2年ゼミ生3名(この秋学期に正式に配属予定)の計6名がこの大会にて選手登録されました。8月20日の1回戦対同志社大戦,残念ながら7-1で負けてしまいましたが,強豪相手にそれぞれが役割を果たし,自分たちができることを精一杯やってくれました。堅い守備で見せ場を作っていたゼミ生たちや,ベンチで必死にムードを盛り上げているゼミ生たちの姿に心を打たれました。そして,9回裏,敗色濃厚な場面で,ゼミ生たちがヒットを連打して,何とか一矢報いる努力をしてくれた姿に熱いものがこみ上げました。

 

大学準硬式野球の連盟は,アマチュアスポーツの精神に則り学業とスポーツとの両立を目指すこと,つまり文武両道を基本方針にしています。大学生として,きちんと勉学に励み,野球にも打ち込む。この両道を極めれば素晴らしい大学生活が得られると思います。

 

うちのゼミでは,大学らしい学びをきちんとやることと,課外活動とを両立させることを教育の柱にしていますので,準硬式野球の活動に共鳴できることが多いといえます。準硬式野球部部員に限らずすべてのゼミ生には,研究発表・卒論と,部活動・ボランティア・趣味などに力を尽くして,一生の宝物になる大学生活を送って欲しいと思います。

 

なお,このブログはゼミ活動報告のブログなので,準硬式野球部に所属するゼミ生の活躍をたたえていますが,今回もちろん部長としてすべての本学準硬式野球部部員の姿に心を打たれました。良い夏の思い出を与えてくれたすべての部員に感謝します。すべての部員は文武両道を突き進み,多くの本学学生のあこがれになれるような活躍をして欲しいと思います。

 

 

 


7月下旬,商学部,経営学部,経済学部の同窓会組織「商経会」の懇親パーティーが開催されました。ゼミの卒業生には,若い会員の出席が少ないので商経会パーティーに出席して欲しいと昨年末のゼミの忘年会で話をしました。なんと今回3名のゼミの卒業生がこのパーティーに出席してくれました。

 

30代半ばになる卒業生たち。商経会パーティーでは最若手の部類で,末席に着座していました(卒業年次順に着座している模様)。このパーティー中,私は様々な教職員や同窓会役員などと懇談しなければならなかったので,ゼミ卒業生たちとはゆっくり会話できませんでした。その後ゼミ卒業生たちと落ち合い,2次会ということで,適当に見つけたワインバーであれこれ話をしました。仕事,家庭,転職など取り留めなく色々な話が飛び交いました。活躍している姿を頼もしく感じました。

 

なによりうれしかったのは,忘年会での会話を覚えていてくれて,実際に懇親パーティーに出席してくれたことです。年末の忘年会開催と,夏の商経会パーティー出席をゼミ卒業生の恒例行事にしたいと思います。