6/19はこんなことがありました…
1985年、投資ジャーナル事件で投資顧問会社・投資ジャーナルの元会長の中江滋樹氏らが詐欺罪で逮捕されました。
この事件は、証券関連の雑誌などで「絶対に儲かる」株式売買のテクニックを披露していた投資ジャーナル社がこれらの雑誌で1人当たり10万円から数百万円程度を利用者から徴収し、投資ジャーナルが推薦した銘柄を紹介し、さらに保証金を積めば「預かり金の10倍もの融資を受けられる」とうたって、利用者の大半に「預り証」を発行しただけで、実際には株式そのものの引渡しは行わなかったことでおよそ7700人から580億円もの現金を詐取したというものです。
「株」というものは「マネーゲーム」だと僕は思っています。
バブル期の時は、平均株価もだんだん上昇していって、当時公開し始めたNTT株の株価も上昇していき、公開当初の2倍近くの価格となったところで、バブルが崩壊。
30年以上経った現在でも当初の株価を下回ったままで、最初に購入していた人や、最高値で購入していた人は「大損」していると思います。
僕の弟も当時、大手電力会社の株を保持していたのですが、バブル崩壊によって損をしてしまったようで、株投資をすることをやめてしまいました。
「絶対得をする」ということはないと思います。
ざまざまな世界中の「トラブル」で、一瞬のうちに株価が下がってしまうこともありますからね。
最近、「バブル期の平均株価を更新した」というユースがありましたが、これは海外投資家が日本の株を購入したことで株価を釣り上げたということらしいです。
株価が上がると「景気が良い」と言われますが、僕は全くそのように感じないし、ましてや業種によっては30数年前よりも悪くなっているのもあるのですけれど?
何度も言いますが、「株投資」はマネーゲームです。ゲームを楽しんでいると思って、やってほしいと思います。