人間は考える人である -4ページ目

2007/07/08

気が付けばこんな時間だ。明日は久しぶりの出勤だ。早く寝ないと。

そういや、元彼女が彼氏が出来たらしい。直接は言われてないが、アドレス変更で男の名前が入ってたからまあ間違いないだろう。

周りくどいやり方をするなぁ。普通に言ってくれりゃいいのに。

さて、明日はどんな声掛ければいいんだ?

ここは大人らしく“おめでとう”だよなぁ。

寧ろ何も言わなくてもいいか。昔に戻っただけの話だしね。
男と女の事は、マクスウェルの方程式並に難しい。

これだと、簡単な人もいるか。
まあ、自分にとってだね。

さてさて、明日も忙しいんでしょうな。
はよ、寝ましょ。

おやすみなさいませー。

きんぴか

今、浅田次郎の「きんぴか」を読み終った。

550ページにもなるハードカバーだが、気取らないで書いてあるので、それを全く感じさせない本だ。

三人の言動は勿論のこと、周りの人間もいい味を出してる。血まみれのマリアなんて、恰好良すぎる。

また、そのマリアを敬服させる尾形先生も素晴らしいお医者さんだ。「人間は人間しか治せない」
名言です。

ただ、その人間のよい面ばかりを書くのでなく、抜けた部分や第三者からの視点も交えて書いてある為、登場人物に人間味があるのであろう。

同作者の「壬生義士伝」でもそうだが、登場人物は決してスマートではない。
壬生義士伝だったら、守銭奴と言われても仕方ないし、きんぴかなら、ろくでなしの無礼者なのかもしれない。

それでも、登場人物を好きにならずにはいられない。
人間こうありたいものだなぁ と思う。


さてさて、此処等で俺のロングバケーションを終えようかな。
俺も負けてられんよ。

んじゃ。

兎と亀

今日、昨日買った本を読み終った。
最近の読み方は概要しか掴んでいない気がする。

高校生の頃は乱読してばっかりで、でもそれが格好いいと思ってた。
いかに早く読むか、いかに沢山読むかだけを考えていた気がする。
その頃、よく一緒にいた奴がいたんだが、そいつは読むのが遅かった。
でも、口癖のように
“熟読した方がよりその本を楽しめる”
と言っていた。

その時は聞き流していたのだが、最近やけに思い出される。

一冊一冊を大事に読んだあいつと、数だけこなした自分とでは今、差がついただろうと思う。

まさに、兎と亀。

今さら亀になろうとしても、習慣がそうはさせてくれない。

この時代に“亀”を貫いたあいつは、しっから大地を踏みしめ確実に成長しているに違いない。