デュボン
人数:2人
価格:3500円程度?
プレイ時間:20分程度
おすすめ:
同僚がギプフプロジェクト6作品をまとめ買いしたので、早速プレイ。
まずはデュボン。
デュポンの基本ルールは黒白15個の駒と3つの赤いデュボン駒を使用する。
デュボンは大きく2つの段階に分けられる。
第一段階は、コマをボードの上に配置していくモード。
デュボン駒を先に3つ配置し、その後、白黒の駒を交互に配置していく。
コレは囲碁風味なゲームになるんだけど、どうもデュボン駒との設置面積が大きいように場所取り出来ると有利っぽい。
さらに駒は直線的に並べるのではなく、固めて配置していった方が良いっぽい(特に黒の場合)。
第二段階は、コマを移動させるモード。
コマを動かす際のルールは以下の通り。
・駒の動きは、重ねられてる枚数分、直線的に移動しなければならない。
・移動する先には、かならず別の駒が無いといけない。
・移動できる駒は一番上の駒が自分の色のものだけ。
・周り6箇所が囲まれてしまっている駒は移動させることは出来ない。
※コレはウッカリ忘れるコトが多い。
・移動した結果、赤いデュボン駒と一並びで無くなってしまった駒はゴッソリ除去。
◎がデュボン駒で、○●がそれぞれのプレイヤーの駒だとすると、
◎○○○○
こんな並びだったが、黒が移動してきて下のような配置になった。
◎●○○○
こうなった場合、右の白3つは◎との繋がりが切れてしまったので、ゴッソリ除去される。
このコマ移動を繰り返し行い、最終的にどの駒も動かせなくなったらゲーム終了。
自分の駒が一番上にある、駒の山を重ねて比較し、枚数が多い方が勝ち。
・・・というゲームなんだけど、DSの脳トレなんかより遥かに頭を使う。
いくら自分の駒が一番上に乗ってる山(スタック)を積み上げたとしても、最後に相手にポンと1枚上に乗せられたら、即相手のポイントになってしまう。
オセロのように定石はたくさんあるんだろうけど、考えなければならないポイントが唸る程あるので途中で思考が停止する。
止めちゃダメだ、止めちゃダメだ、止めちゃダメだ、止めちゃダメだ
・・・と思っても、どうにも思考が停止する時がやってくる(・ω・`;)
そんで、「ココ・・・かな?」と移動させた数秒後に、「ダーメーダー!!」と心の中で叫ぶ。
移動後の映像を頭で再現出来るようにならないとダメっぽい。
数回プレイした感じでは、双方で奪い合わざるを得ないスタックが1~2箇所で発生する。
それを確保するために、周りの自コマをそのスタックに重ねられるような配置を作っていき、勝算のめどが立ったらそのスタックをガッツリ取りに行くのが基本的な流れか。
ボードが大きく全体を把握するのが難しいクセにダイナミックに駒が展開するケースもあり、有利な状態でもチョット油断すると1手で大ピンチになったりする。
ルールはシンプルで、将棋みたいに駒の動きを1つ1つ覚える必要はない。
でもゲームをプレイしてみると、オセロよりも遥かに複雑な展開になる(オセロ達人の思考方法が判らないので何とも言えないけど・・・)。
運要素も皆無なので、パズル的なゲームが好きな人なら、ボドゲ初心者の人でも取っ付きやすいかもしれない。