【春の豊後路編 その2】
大分県杵築市でどうしても食べたかったのは、ご当地名物の「うれしの」
そこで、「うれしの」を食べるため、杵築城下にある「若栄屋」でランチすることにしました
(因みに、ちぃ君は車の中での昼寝タイムとなってま~す)
江戸の初期から続く「若栄屋」は、16代続く老舗料理屋で
杵築城の殿様に代々愛された歴史を持ち、「若栄屋」の名前も殿様からいただき~
人気コミック「美味しんぼ」71巻~日本全国味巡り大分編~で紹介されたこともあり、
全国にその名が知れ渡ったそうです
館内には色々展示されていたので、近づいていくと~
ここには、「美味しんぼ」の掲載ページが展示されていたので、
海原雄山気分に浸りながら、しばし眺めちゃいました
そして、準備ができたと案内されたのは~
離れにある「北の丸」
さっそく中に入ると~
右手に茶室を横目に見ながら~
恭しい感じの部屋に通されて~
「こういう部屋にくると落ち着くよな~」って、思っていると~
目の前で料理の準備が始まりました
(因みに、この日のランチは「うれしの」セット1種類のみで値段は1,800円だったよ~)
そして、目の前を見ると~
敷いてある紙には「鯛茶漬うれしの」の説明書きがあったので、読んでみると~
その昔、杵築藩のお殿様が若栄屋に伝わる鯛茶漬けを召し上がった際に、
「うれしいのう」と大変喜ばれた事からこの名が付けられました。
若栄屋が江戸時代より受け継いできた味の伝統。
ここ城下町杵築で頑なに守り続けております
なるほど、「うれしの」とは「うれしいのう」から取られた名前なんだ~と感心しちゃいました
そして、早速ほうれん草のおひたしを食べた後で~
『あ~、これ美味しそうだわ~』
って思いつつ、胡麻ダレにつけて食べると~
『メッチャ美味いよ~』
この肉は柔らかく美味しかったよ~
そして、遂にメインの「うれしの」が登場したけど、写真を撮る暇もなく、
仲居さんにお茶をかけられて~
『悲しいの~』
と思ったものの、3秒経ったら蓋を空けるよう言われてたので、嘆く間もなく~
『1、2、3・・・』
と数えて、蓋を空けると~
残念ながら新鮮な鯛の写真は撮れなかったけど、メッチャ美味しそうな姿が現れたよ~
因みに、「うれしの」とは、新鮮な鯛の切り身に胡麻だれをかけ、
出汁ではなく、茶所としても有名な地元杵築の熱々のお茶をかけているんだよ~
『うれしいのう』
と殿さま気分に浸りながら、ご飯を食べると~
『うれしいのう』
『うれしいのう』
って、何度も言うと、しつこいですか~
でも、冗談抜きに「うれしの」は最高に美味しく、いつもの調子でいくと~
『ヤバいくらい美味いよ~』
と叫びたくなるレベルだったよ~
そして、最後に食べたのは「わらび餅」だったけど、これも美味しかったよ~
『うれしいのう』と言った殿さまも、300年経った今でも
その名が残ってると知ったらビックリでしょうね
次回は杵築市内を散策しますよ~
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