【夏の思い出編 最終回】
せっかく陶器の町である小石原まで来たので、
息子君に陶器のことを教えようと、「小石原焼伝統産業会館」へと足を運びました
因みに、東峰町には日用雑器としての道を歩みながら「用の美」を確立した小石原焼と
「綺麗さび」と表現される遠州七窯の風格を今に伝える高取焼とがありますが、
ここは小石原焼の歴史や伝統技法、窯元の代表作などを展示する博物館なんですよ~
また、当地は九州最大の川である「筑後川の源流の地」でもあるので~
しばし看板を眺めながら、143kmの旅に思いを馳せました
そして、何やら変わった建物があるなと思いつつ~
しげしげと看板を眺めると、この建物は「のぼり窯」だと書いてありましたが~
「のぼり窯」は熱効率と大量生産に適した構造となってるそうですが、
確かにこの造りなら、下から燃やすとバランスよく加熱できるだろうなと思いましたよ~
そして、いよいよ建物に近づき~
早速、中に入ると~
『おお~っ』
ここには素敵な小石原焼の花瓶に花が活けてありましたよ~
そして、明るい雰囲気のダイニングテーブルには~
(って、絵文字ちょっと違いますか~)
こんな素敵な食器で食べると、きっと2倍にも3倍にも美味しく感じるんだろうね~
その後、入場料金220円を払って、有料ゾーンに入りましたが~
正直なところ、陶磁器にはあまり詳しくない僕でも~
それにしても、見事な出来栄えだよね~
中にはこんな可愛いのもあって~
息子君も興味津々で眺めてましたよ~
その後、姿が見えなくなったと思ったら~
『はい、これはヤラセではありませ~ん』
最近ヤラセ疑惑が渦巻いてますが、今回は自発的行動だったよ~
ここには先ほどの「のぼり窯」の模型で、構造状況や~
焼きものの分類などがあり、とても勉強になりました
これによると、「焼きもの」とは
「土器」
焼成温度は800℃、叩いた時は鈍い音がして、代表例は「縄文土器」
「陶器」
焼成温度は1000℃~1300℃、叩いた時は濁った音がして、代表例は「小石原焼」
「炻器(せっき)」
焼成温度は1200℃~1300℃、叩いた時は堅い音がして、代表例は「備前焼」
「磁器」
焼成温度は1300℃~1400℃、叩いた時は澄んだ金属音がして、代表例は「有田焼」
など、それぞれの特徴が端的に記載されていて、大変勉強になりました
そして、最後は「第30回小石原焼伝統的工芸品展の福岡県知事賞」や~
「第30回小石原焼伝統的工芸品展の大賞作品」を眺めつつ、
「小石原焼伝統産業会館」を後にしました
う~ん、それにしても今回は「青ブロ」には珍しく文化的な内容だったわ~
とガラにもないことを考えつつ、「森の博物館」にやって来ました
ここには、こんな感じの恰好いい七福神等が飾ってありましたが~
『あはは…』
『やっぱり息子君は可愛いわ~』
夏休み前はなかなか一緒に遊べなかったけど、
やっぱり一人で出かけるより、数倍楽しいな~
その後、「小石原道の駅」にやって来て~
「レストランこだち」で~
やっぱり、「青ブロ」はこうじゃないとね~
因みに、今回のソフトは「クレミアソフトクリーム」だったけど、
濃厚でコクのある最高級クリームをラングドシャというクッキーで包んでいるだけあって、
最高の味わいだったよ~
以上、ソフトで始まりソフトで終わる「夏の思い出編」でした