「金印カレー」でお腹いっぱいになった後、志賀島をドライブすることにしました


志賀島は海岸線が約11kmしかない小さな島なので、あっという間に海が現れて~


最初のお目当ての場所である「金印公園」が近づいてきましたが~


『がび~~ん




「金印公園」とは、江戸時代中期の1784年に「漢委奴国王」と記された金印が
発見されたことを記念して作られた公園で、志賀島観光の目玉ですが、
この日は残念ながら工事中のために立ち入ることができませんでした


ま、工事が完了したらまた来たらいいさと思いつつ、さらに車を走らせると~


「蒙古軍供養塔」に到着しました


ここ博多湾では、鎌倉時代に蒙古軍の蒙古軍の襲来を受けましたが、
神風が吹いたことにより撃退したと言われています

(これは「元寇」のこと、社会の授業で習いましたよね


ここは、この戦いで命を落とした蒙古兵を供養するために作られたものです

福岡には各所に「元寇防塁跡」などの史跡が残っていますが
ここも有名な場所なんですよ~

その後、車を走らせていると、素敵な岸壁が見えてきたので~


『はい、チーズ


それにしても、繰り返しになりますが、
この記事は2月の出来事なので、今の時期とはマッチしない恰好だよね~

その後、夏には大人気になる「休暇村 志賀島」にやって来て~


目の前にある海に向かうと~


『おお~っ


これぞ日本海、玄界灘の海は吹きすさぶ強風とともに迫力がありましたよ~

そして、ここでも息子君とちぃ君は大喜びで~


またまた元気いっぱいに走り回っていましたよ~


それにしても、海の中道でも散々走り回っていましたが、
二人とも若いだけあって、元気いっぱいだよね~

その後、流木を見つけた息子君はノリノリで~


跳んだり跳ねたりしながら、手にした流木で波に戦いを挑んでいました


そして、最後は格好よくポーズを決めて~


美しい海に別れを告げました


今シリーズの通しタイトルは「光の道を目指して」編としておりますが
この日は「光の道」を見に行くことを目的としていたために、
残念がら志賀島観光はここで中止し、ドタバタと最終目的地を目指しました









しかし、ここで終わると本編の尺がちょっと短いことと、
志賀島のことをもっとお伝えしたいとの思いもあって
4月9日(土)に再び志賀島にやって来て、観光を再開しました

まず最初に訪れたのは、「志賀海神社」ですが~


当社は古来より海神の総本社」「龍の都」と称えられていて、
玄界灘に臨む海上交通の要衝である博多湾の総鎮守として、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」の禊祓によってご出生された「綿津見三神」を奉祭しています

ご祭神である「綿津見三神」は海の底・中・表を守ってくれる海の主宰相神で、
海上交通の安全や海産物の恵みをもたらす神として厚く信仰されています


創建された年月は定かではなく、大体2世紀~4世紀だろうと言われていて、
神功皇后が三韓出兵に際して、志賀島の阿曇磯良(あずみのいそら)を召され、
龍神より干珠満珠を授かったことにより、三韓を平定することができ、無事に帰還されたとの伝説も残っています

う~ん、久し振りに歴史ブログの本領発揮ですね~

そんな逸話の残る「志賀海神社」を早速参拝することにして~

(一気に半袖になりましたね~


「青ブロ」名物の強烈な階段を上り~


ひっそりと静まり返った参道を歩くと~


「ちはやぶる鐘の岬を過ぎぬとも 我は忘れじ 志賀の皇神(すめがみ)」
と書かれた万葉歌碑1号を発見しました


「航海の難所である鐘の崎を過ぎたとしても、私は海路の無事をお願いした
この志賀の神様を忘れません」と言う意味だそうです

当時の船旅は命がけだったためか、熱い思いが伝わって来ますね~

その後、ドンドン進んでいくと、段々霊験あらたかな雰囲気が漂ってきましたが~


古くから続く名社らしく、厳かな感じが何とも言えなかったですよ~


その後、楼門を潜って~


海の事故や自然災害などが起こらないよう、静かに手を合わせました



そして、ここで忘れてならないのは「亀石」


この石にも伝説が残っていて~

神功皇后が三韓平定に向かうため祈願をしていたところ、
黄金の雄雌の亀に乗って、志賀明神と勝馬明神が出現し、勝利へ導いたそうです

その後、黄金の雌雄の亀は放たれましたが、石となって戻って来たので、
この場所に収めているとのことです

どうせ帰ってきてくれるなら、金のまま帰ってきてくれて、それで一儲けして~

って、いかんいかん、ついつい邪心が芽生えちゃいましたね~


当社はご覧の通り、霊験あらかたなうえに見所もたくさんあるので、
福岡に来られ、車を借りられる方は是非お越しくださいね~

そして、最後にお伝えするのは見晴らしが抜群の「潮見公園」です


少し歩くと不思議な形のオブジェがあって~


って、既によじ登っている子供がいましたね・・・

更に進むと、展望台があって~


屋上まで上ると~


この日は残念ながら、天気がいまいちだったのですが、
それでも手前には海の中道が見え、奥には福岡市街地が見えました


でも、これじゃ少し分かりにくいからアップにすると~


海の中道をはっきり見ることができましたよ~

こうしてみると、志賀島が陸続きの島だってことがよく分かりますよね~

その後、車を走らせていると緑のトンネルがあったので、パチリ


新緑の景色を見てると、心が安らぐのでいいよね~

って、一体いつの記事か分からなくなっちゃったね~

次編はいよいよ本シリーズのメイン記事「光の道」の登場ですよ~

