【勇壮なりし唐津くんち編 その1】
11月3日(祝)、晴れ
11月月初の三連休の最終日、この日は「唐津くんち」を観に
10月に引き続き、佐賀県唐津市までやって来ました~
「唐津くんち」とは、唐津神社の秋季例大祭で
神輿に乗った神様が城下の氏子町を一巡して厄を払い
受け取った一年分の厄を御旅所が設けられた西の浜から海に流して
新たに海から精気を取り込むという伝統の神事で
神輿の御神幸が始まったのは、江戸時代初期の1670年前後だと言われています
また、「唐津くんち」の開催期間は例年11月2日~11月4日で
この三日間で訪れる人は約50万人とのことですが
約13万人の唐津市の人口の約4倍もの人が集まるスゴい祭りなんですよ~
僕自身は「唐津くんち」を観るのは初めてで
思い返せば、小学校の頃、父親に連れて行ってもらえる筈が
満員電車に乗ることができず、泣く泣く見送ったという悲しい思い出があるんです
そこで、この日は気合いを入れて、朝7時過ぎには家を出て
8時半過ぎに唐津駅に到着しました~
(福岡~唐津間は電車で約1時間の距離なんですよ~)
これから始まる「唐津くんち」への期待を高めながら、歩いていくと~
唐津城のイメージキャラクターで「ゆるキャラグランプリ2010」で2位を受賞した
「唐ワンくん」とばったり会いました
『やったぜ~』
これまで唐津市には度々来ましたが、遂に「唐ワンくん」との2ショット写真が撮れました
そして、正面にある「唐津神社」に向かおうとすると、早くも大勢の人でごった返していました
それもその筈、ここには「曳山」の数々が飾ってあるからでした~
前月の記事にも書きましたが、「唐津くんち」は14台の曳山が市内を一巡するのですが
1番山の「赤獅子」(左側)が「唐津くんち」にデビューしたのは1819年で
2番山の「青獅子」(右側)がデビューしたのは1824年
驚く方が多いかもしれませんが、それ以降この曳山は現在に至るまで大事に使用され
こんなに綺麗な姿をしてるんですよ~
そして、4番山の「源義経の兜」以下、ずら~っと並んでましたが~
この魚って、可愛いでしょ・・・
因みに、これは唐津くんちを代表する5番山の「鯛」なんですよ~
この他にも、永遠のライバルである
9番山の「武田信玄の兜」(左)と10番山の「上杉謙信の兜」(右)も勇壮な姿を見せてました~
そして、11番山の「酒呑童子と源頼光の兜」(左)とか12番山の「殊取獅子」(右)とか~
13番山の「鯱」とかが勇壮な姿を見せていました~
そして、漸く「唐津くんち」のである「唐津神社」にたどり着きましたが
当然の如く前月訪れた時とは打って変わって立ち入れないほどの人で埋め尽くされていたので
参拝するのは後回しにしました~
見てください、この勇壮な姿
正に圧巻の一言ですね~
この祭は大人に交じって、子供たちも元気よく参加していて~
その後、3番山、材木町の「亀と浦島太郎」
4番山、呉服町の「源義経の兜」
5番山、魚屋町の「鯛」
6番山、大石町の「鳳凰丸」
7番山、新町の「飛龍」などが登場しましたが~
この姿は、メッチャ恰好よかったですが~
後ろ姿も恰好よかったですよ~
そして、8番山、本町の「金獅子」
9番山、木綿町の「武田信玄の兜」
10番山、平野町の「上杉謙信の兜」など続々と登場してきましたが~
この姿、勇壮ですよね~
その後、11番山、米屋町の「酒呑童子と源頼光の兜」が登場しましたが~
『う~ん、しびれるわ~』
でも、この姿って江戸時代から続いてるかと思うと、感動もひときわでしたよ~
そして、12番山、京町の「殊取獅子」
13番山、水主町の「鯱」
そして、最後の曳山である14番山、江川町の「七宝丸」が通り過ぎましたが~
祭りは、これからが本番
「唐津くんち編」はまだまだ続きますよ~
それにしても、師走に入り早や10日、未だに11月初の記事を書いている僕は
無事に年を越せるのでしょうか~