【北埼玉ぶらり旅編 最終回】
「豊臣2万の大軍に500人でケンカを売った、でくのぼうがいた」
熊谷駅14時発の秩父鉄道にて揺られること8分
「のぼうの城」の舞台である行田市に着きました
「のぼうの城」とは、ベストセラー小説で今秋映画公開の予定です
「のぼう」とは「でくのぼう」の略で
何をさせてもダメで、家臣や領民から「のぼう様」と呼ばれ愛されている成田長親と魅力たっぷりの家臣たちが
石田三成と「忍城」を巡り、攻防戦を繰り広げる爽快な話で~す
早速「忍城」に向かって歩いていると、町中に櫓があり、その上には銅製の童像がありました
とってもキュートでしょ
その数何と39基、今では町のシンボルとなっているそうです
「行田市駅」から歩くこと15分、漸く
「忍城」が見えて来ました~
「忍城」とは、関東七名城の一つに挙げられる名城です
この城を水攻めにて攻め落とそうとした石田三成は「石田堤」と呼ばれる堤を築きますが
領民たちが、堤を破壊して敢えなく失敗に終わります
この城を攻め落とせなかったことが、石田三成の武将としての権威を地に堕とし
戦下手のレッテルは一生剥がれることがありませんでした
ここでは、「忍城おもてなし甲冑隊」がパフォーマンスしているみたいですが
今回は残念ながら見れませんでした
次の目的地までは3kmほど距離があるのですが、ここには心強い味方があります
それは、無料のレンタサイクル
(忍城で貸し出していますよ~)
しかし、時間は既に14時45分ですが、何と16時30分までに返してくれと言われ、ビックリ仰天
しかし、無料レンタルなので、文句を言う訳にもいかず、渋々承諾しました
さぁ、そうと決まれば早速スタートです
天気がいい日のサイクリングはメッチャ気持ちがいいですね~
そして、目的地である「さきたま古墳公園」に着きました
「さきたま古墳群」は全国有数の規模を誇り、9つもの大型古墳が残されています
そして、この道は、先ほど説明した石田三成が水攻めのために築いた「石田堤」の跡なんですよ
そういう事を知らなければ、ご覧の通りただの道ですが、実はスゴい道なんで~す
そして、その先には日本最大の円墳であり、石田三成が本陣を置いた「丸墓山古墳」がありました
ここが頂上ですよ~
忍城方面を見ると、微かに天守閣が見えました
(一番奥の中央やや右手にあります)
反対方向を見ると、古墳が沢山あってビックリでした
こ~んな古墳や
こ~んな古墳など、古墳のオンパレードでしたよ~