「とりあえずやった」では成績は上がらない | あお葉ゼミナール塾長と塾生の泣き笑い365日

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この世界に長年いると、授業はいつも出席し、ノートもしっかりとって、宿題もこなしているのに…なぜか成績が上がらない

なんて子供にも結構出くわします

 

学校や塾の先生から見ると、いわゆる「いい子」で特に女子に多いですね

 

最初は「何でだろう?」と思うのですが、そのうち理由がわかってきました

やってはいるけど「頭の中に入っていない」のである

 

授業は真面目に受け、ノートもとっているけど

先生の話をどこまで喰いついて聞いているかというと??

学校の宿題などもこなしてはいるけど、間違えた問題やわからなかった問題は解答を写して「わかった気」になっているだけのパターン

 

基本的には真面目なので極端な劣等生になることはないですが

定期テスト前は試験範囲をとりあえずサラッと一周か二周はしても、できなかった問題を腰を落ち着けてじっくり取り組んだり

暗記事項を自らチェックしたりといった、もっと深く突っ込んだ学習が出来ていなかったりします

そのへんの詰めの甘さが本番のテストで思うような得点に結びつかない原因になっているのです

 

本人は「やることはやっている」という感覚があり「それでもできないのはしょうがない」くらいに思っていたりもするので

こういった子には根本的に意識改革をする必要があります

 

ただ言われたことをやるだけでなく、試験範囲の全ての問題を解けるようにするのが試験勉強である


これは何も試験勉強でなきくても通常の勉強にも言えることです


このことを理解させ、チェックテストなどを繰り返し行い、やれていない箇所を炙り出してやることをしないと

いつまでたっても成績が上がらないことを肝に銘じなければなりません。