ラモー作曲「タンブーラン」の楽譜が入荷したので、ヤマハ仙台店まで受け取りに行きました。

海外版の取り寄せは早くて2、3週間かかります。近頃は電子画面で楽譜を見たり、ダウンロードした譜面をコピーする人も多いようですが、それでは何か、曲に対する神聖な気持ちが薄らいでしまう気がして、私は昔と変わらず現物主義を通しています(これは本やCDも同じ)。


20世紀初め、クライスラーがラモーの鍵盤曲をヴァイオリン用に編曲したものですが、演奏はクライスラーよりも若き日のティボーのアコースティック録音が出色。丸みを帯びた音が美しく、細やかな情が行き届いた慎ましい演奏です。古典曲のせいもあるでしょうが、まだ電気録音以後のあの変幻自在な草書体の芸風には至っておらず、非常に端正、優美なヴァイオリン音楽という印象を与えます。




連坊1丁目にあるカフェ「MILLS」にて。