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クロヤギ頭の読まず買い

ちまちまと進まない読書をしつつ、本を買うのは止められない。

こんなに買っていつ読むん?と自分に一人ツッコミを入れつつ日々を暮らす不良主婦の読書(購入)記録ブログ

[テメレア戦記] I 気高き王家の翼/ナオミ・ノヴィク
(2007 那波 かおり 訳)
¥1,680
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よしだTさんのブログ で続編情報を見て購入してみたシリーズの1作目。


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

ナポレオン帝政時代、フランスを相手に海に空にと激戦を繰り広げるイギリス。


明らかに数に劣っている「空軍」の担い手、それは貴重なドラゴンと、ドラゴンの孵化後すぐに定められ、全てを犠牲にしてもその生涯の相棒となるキャプテンだった…


英国軍艦リライアント号の船長ローレンスは、戦闘の後奪ったフランス艦の積荷の中にドラゴンの卵を見つける。


国家のため、海軍を離れ、孵化しようとするドラゴンに一生を捧げるべき乗組員を悲痛な気持ちで選んだローレンスだが、ー後に彼によって"テメレア"と名付けられるーこの貴重な中国種のドラゴンが自ら選んだのは…


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆


人間よりも高い知性を持つ"テメレア"とローレンスが、海から空へと活躍の場を見出だし、他のキャプテンやドラゴンたち仲間との交流を深めていくファンタジックな"男"のロマンといった部分と、息もつかせぬ海戦・空戦。


どちらのタイプの小説のファンにも魅力的な作品ではないでしょうか。


女性キャプテンや少女の空尉候補生の活躍も今後気になるところです。


シリーズ3作目まで出ているとか。


私は普段特に海戦モノを意識して選んではないのですが、海戦といえば思い出すのはこの作品。


魔風海峡―死闘!真田忍法団対高麗七忍衆/荒山 徹

¥2,415
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身の上話/佐藤正午
(2009)
¥1,680
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旭屋書店本店の店頭で見かけて気になって、こちらも息子の図書館で借りてきてもらった本。


もともと現実逃避型読書のわたくし。


しばらく読むと、現実にその辺にいそうな主人公の女性の行動が、自分という女性の中にも確かにある弱さやずるさやいい加減さと重なったのか、鼻について「うざっ!」と投げ捨てようかと思ったのですが…


読み終えた時には印象が変わっていました。


カマボコを切って並べたような、張り合いのない文章を読まされても読者は迷惑だろうし「面白い小説を、まともな文章で書きたいだけ」とかつてインタビューに答えたという著者。


しかし、こうやって口にした事が著作の紹介に後々まで引かれるというのも、因果な商売ですね(笑)


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆


海に面したリゾート施設のある小都市で育った古川ミチル。


特に目立たない少女時代を過ごした老舗書店に勤める23歳で、おなじ商店街にある時計・宝石店の息子と交際している。


一方で東京の大手出版社に勤める妻子ある男と不倫関係を初めてしまう。


男が東京に戻る日、歯医者を口実に外出したミチルは、先輩社員からお使いを頼まれた宝くじを買った後、一時の気持ちの向くまま、男を見送りにいった駅から空港へ、そして着の身着のまま東京へとついていく。


やがて帰って受けるであろう非難を恐れたためか、ミチルはそのまま東京に住む幼なじみの後輩・竹井輝夫のもとに身を寄せるのだが…


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆


後に知り合った夫が自分の妻・ミチルの身の上話を語る…という形で物語は始まります。


人は見かけによらないといいますが、それはあなたのその人に対する無関心さの産物ではないか。


逆にいえば"見かけ通りの人"などどこにもいない。


それは人と人との関係にもいえることで、見かけ通りの親子、見かけ通りの夫婦、見かけ通りの社員と取引先…そんなものはどこにもないのではないか。


それが何かの些細なきっかけで変化し、壊れていく…


追いつめられた時に露見する人の怖さと脆さと、それでも残る人を想う気持ちと、そんなことを感じる作品です。

天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語/中村 弦
(2008)
¥1,575
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以前仁木英之さんのブログ で第20回ファンタジーノベル大賞受賞作の記事を読んで気になっていたこの作品。

息子の図書館で借りてきてもらったのですが、イマドキの公立高校というのは、既に卒業式も終わって1年生でも今週末から学校に行かなくていいらしい。


私は昔からぼーっとしてたのではっきり覚えてませんが、今の中年諸君が学生の時代もそんなに春休み長かったですか?


夏休みは以前に比べて短いようですが、昔は土曜日も授業があったし…そら、大阪府の生徒の学力も低下するわな~なんてことを思いながら、急いで読んでみました。


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆


Ⅰ 冬の陽

Ⅱ 鹿鳴館の絵

Ⅲ ラビリンス逍遥

Ⅳ 製図室の夜

Ⅴ 天使の都

Ⅵ 忘れ川


明治十四年、銀座の西洋洗濯屋の次男として生まれた笠井泉二は、学業に秀で、さらに絵を描くことに非凡な才能を発揮し、街のここかしこに座り込んでは洋風の建物を描いて時を過ごす子どもだった。


その絵の中には鳥と見紛う翼の生えた人間…天使が飛んでいる。


父が仕事柄出入りする鹿鳴館で、偶然に帝大工科大学教授の卯崎と出会い、鹿鳴館をつくるのが造家師の仕事と知った幼い泉二。


…「じゃあ、ぼく、大きくなったらゾウカシになる。」


成長した泉二は幼い頃の言葉を実現するが、彼の設計する建物は教授の言葉を借りれば「われわれの世界の枠外にある」建物だった。


「生きている人間と死んでいる人間とが、いっしょに暮らすための家。」


「永久に住めるような建物をつくってほしい。」


常識では考えられないような顧客の願いを次々と叶えていく泉二。


それは天から与えられた才能なのか、犠牲を強いられた使命なのか…


☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆


笠井を学生時代から知る親しい友人で、彼の設計した建物の建設を請け負う矢向組の社長・矢向丈明をしばしば語り手にした連作集。


現代の物語であっても面白いと思いますが、明治から昭和という時代と実際に起こった事件を背景にして物語に絡めながら、時に彼とは直接面識のない警察官を語り手に作家の失踪の真相を追究するミステリめいた設定にしてみたり、といろんな楽しみ方のできる作品。


『家守綺譚』の世界に通じるような雰囲気もありながら、あぁ、やはり男性の描く物語だなぁと感じます。


「冬の陽」や「忘れ川」に描かれるような建物を一度眺めてみたい…


どこかにそんな建物が実際にあるような、そんな気持ちにさせられてしまいます。


これも読みたい。


ロスト・トレイン/中村 弦

¥1,470
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シェフィールドを発つ日 (Best choice)/バーリー ドハーティ
(1990 ベネッセコーポレーション)
¥1,325
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小説の舞台となるイギリスのシェフィールド在住の女性作家。


(翻訳のYA小説で)好きな作家と言われれば、この人を挙げたい。


アン・タイラーの作品が好きな方なんかはきっと気に入るはず。


あとはディヴィッド・アーモンドかな。


イギリスの鉄鋼業の町・シェフィールドに住む女の子・ジェスが、フランス留学に旅立つ日の前日、お祝いパーティーの夜に集まった祖父母たち家族が思い出話を始める…それだけの話なんだけど。


祖父母の恋、父と母の出会い、若くして病で亡くなったジェスの兄・ダニイのこと、失恋、幼なじみの兄妹…


そんな不幸と幸せを併せ持つ、ごく普通の家族で育った少女の旅立ちの物語。


ドハティ名義のものもありますが、そんなに数がないので出てるものは全部読むつもりではおります。


今まで読んだ作品はこちら。

ホワイト・ピーク・ファーム/バーリー ドハーティ
¥1,365
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ディア ノーバディ (新潮文庫)/バーリー ドハティ
¥580
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蛇の石(スネークストーン)秘密の谷 (新潮文庫)/バーリー ドハティ
¥500
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え…っと、詳しい事情はさておいて、今週は10年以上ぶりに専業主婦だったのであれもこれもできるんじゃないかと思ってたんですが、健康保険の切り替えの手続きに行ったり、雇用保険給付の手続きに行ったりで案外これと行って用事のできないもの。


おまけに息子は期末試験期間中で昼前に帰ってきてはパソコンを独占するし…


これも社会勉強やなぁなんて一家の大黒柱ではないので暢気なことも思ったりしてますが、多分もう少ししたら焦ってるやろなぁと思います。


しばらく家にいるというと、仕事をしている時には絶対なかった平日の趣味や遊びやボランティア(娘の学校の図書整理)のお誘いを色々いただいて、それはそれで嬉しくはあるのですが、遊んでばかりいると、仕事している時よりダンナの顔をまともに見られません(笑)


今日はある資格講座の説明会に出かけた帰りにブックオフに寄って、800円と850円の単行本を買ったところ、2冊で1000円セールをやってて、おまけにくじ引きで50円と100円の割引券をもらいました。


何かいいことありそう♪と思った楽天的な私。


まぁ、そのうち無事再就職できるよう応援してやってくだはいm(__)m



今息子の図書館で借りてる本2冊。

身の上話/佐藤正午
¥1,680
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天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語/中村 弦
¥1,575
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今日買った本2冊。


猫を抱いて象と泳ぐ/小川 洋子

¥1,780
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めおと剣 蝶の舞―京 北白川物語/沢良木 和生

¥1,680
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