- 紐と十字架 (ハヤカワミステリ文庫)/イアン ランキン
(2005 延原 泰子 訳) - ¥735
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ジョン・リーバス警部シリーズの1作目。
実はこのシリーズ、1999年に出たポケミスでシリーズ7作目にあたるらしい『血の流れるままに』を上司にもらって読んで以来なので、実に9年のブランクがあります。
しかも当時読んでいた(読み流していたに近い時代でした)シリーズもので記憶にあると言えば、シッド・ハレー、マイロン・ボライター、マット・スカダー、クリフ・ジェーンウェイなど特徴の際立った私立探偵ものが中心で、いくつかは読んだはずの警察小説の印象がほとんどないの^^;
エジンバラの街を震撼させている連続少女殺人事件。
被害者は8歳から12歳の少女で、何の共通点も見つからないまま、地道な捜査を続けつつも次の殺人を手を拱いて待つ状態の捜査本部。
一方、グレイト・ロンドン・ロード署に勤務するリーバスの元に不審な手紙が届き始める。
同封されていたのは「結び目のついた紐」あるいは「マッチ棒で作られた十字架」…。
コレには何の意味があるのか?別れた妻か娘の、それともただの頭のおかしい人間の仕業なのか?
改めて読んでみたこのシリーズですが、私が昔読んだ作品よりリーバス自身が10歳も若いらしい。
そのせいか「リーバス部長刑事」は女性警部に恋もする傍ら、一夜のアバンチュールを経験するわ、亡父と弟はプロ催眠術師で、弟はBMWを乗り回してるわ、兄の知らないうちに危ない仕事に手を染めてるわ、別れた妻はいけ好かない上司の息子とできてるわ、リーバスが堅く口を閉ざしていた陸軍時代の壮絶な過去が明らかにされるわ、で漠然と残っていた7作目の読後感より、随分と派手な印象でした。
しかもシリーズの他の作品より短い(300P強)みたいなんで、するするっと読めます。
まあ、読み手自身が10歳年をとったところへ、主人公が10歳若返ったワケですから当時とは合計20歳の?年齢差があるわけですね、感覚的には。
基本再読はしないんですが、やっぱりコレももう一回読もうかなあ…
- 血の流れるままに (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 13-5)/イアン・ランキン
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