- 木野塚探偵事務所だ (創元推理文庫 M ひ 3-10)/樋口 有介
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ほっとする探偵小説ってのもヘンだけど。
人の死なない都筑道夫、瀬戸内料理の出てこない芦原すなお?とか勝手な印象を。
5編の連作集。
37年勤めた警視庁を定年退職、警視総監賞をもらった男・木野塚佐平が、探偵事務所を開業した。
…というとやり手のように聞こえるが、その実、経理課一筋、コンピューター導入のメンバーにいたという業績で表彰され、毎朝のゴミ出しのかたわら専ら愛読の推理小説の中でだけ事件を解決してきた冴えないオッサン。
リュウ・アーチャーやフィリップ・マーロウに憧れ、顧客より先にグラマラスな美人秘書を獲得しようと熱望するが、若さだけ?が取り柄のキース・ピータースン好きな洗濯板女を雇う羽目に…。
大体、これだけで想像つく内容かな。でもたまに無性に読みたくなるタイプの本です。
古本屋で見たら続編も読むかも。