この日は去年から幼馴染と約束をしておりましたので、外出です。
少しお仕事の資料となるような写真も撮りつつ。
やって参りましたのは此方。
古代メキシコ展です。
古代文明が好きで。
良いお天気ですし、久し振りの外出。
一年越しの展示で、うきうきです。
お休みの日でしたのでお客様が大変に多く、なかなか進まない箇所も御座いましたが、展示数が多くお品の種類も様々で大満足です。
『貴人の土偶』
「つばの大きな帽子を被り、美しいコートを羽織った貴人の土偶。1000年以上経った今でも鮮やかな青色は、マヤ・ブルーと呼ばれる」
粘土を使用した土偶が思うより濃やかに製作されておりましたので、驚きました。
色彩も美しいです。
マヤの文化はあの特徴的な文字がとても好きで興味があり、そちらばかりに意識が行ってしまっておりましたが、土偶は文字に比べますとこんな風にリアル嗜好なのですね。
中国の土偶にも近いものが御座います。
仮面ですが、この大きな耳飾りがほぼ全ての出土物に共通しており、幼馴染が注目致しますので私もどういうことだろうなあと考えました。
・着物に値する、民族衣装の一部。
・装飾品は高価で特別なものなので、王並びに神事などを行う高い身分の者が許されていることと同時に、その身分を表すもの。
・置物などのデザインとして、大きなものは分かりやすい為、流行のデザインとしてよく使用されていた。
この中のどれか、かなあと。
思い思い、混雑するお客様方の中、空いている展示物から観て参ります。
『装飾髑髏』
「頭蓋骨を胴体から切り離し、前頭に毛を挿し込み、目のくぼみに貝殻と黄鉄鉱を嵌めたマスク。死者の世界王であるミクトランテクトリ神を表す」
「梟の頭部を表した蓋付の容器。副葬品である。メソアメリカでは梟は死を予言する地下世界の使者だと考えられた。」
可愛いデザインで、お色も良いですね。
香炉。
巨大です。60㎝程御座います。
大地の恵み、コーンを大事にしていることが分かりますね。
そのままでも加工しても、食料。保存も可能ですし、ポタージュにもお茶にも、甘い飲み物にも御酒にも、油にもなり、人々がその収穫をお祭りとした、神が宿るものとしたということも理解出来ます。
続きます。