J1リーグ2021
第11節ホーム鳥栖戦
東京 1 - 2 鳥栖
切り替えて「次」へ向けた動き出しを
これ危ないね、下手すると降格あるよ。
個々人は局面で頑張るので、ある種の「やってる感」は持てているかも知れないけど、出せる力はひとり1.0でそれ以上でも以下でもなく、チームの力をどう最大化するところまで意識してやれているメンバーが居ない。
3トップって、折角抱えている潤沢な攻撃の駒を活かすために「オレら後ろが支えるから、3人はガンガン行って来いや」な戦術なわけでしょ?
そこで今、2つ大きな間違いが起きててさ。
1つは「3人任せた」で、後ろが考えることをやめてしまったので、極めて単調な攻撃しか出来なくなってしまったこと。442のときは出来ていたのにね。形に捉われてしまった典型ね。
2つめは、肝心の前3人の力が、自分達が思っているほど圧倒的では無いということ。
前のメンバーの名誉のために補足すると、ディエゴは確かにひとりで局面を打開出来るけど、本来力を持つレアンドロは出席率が低過ぎる、残りのメンバーは一長一短得意分野があって、ひとりで全てをやり切れるキャラクターではないということ。
なので、この間違いを正さないまま形を442に戻したところで、結果は変わらんと思うよ。
で、これってマネジメント側、すなわちケンタ監督側が正していかないと、実行部隊たる選手達が自主的に俯瞰で対応は難しいと思うよ?
加えて、もし選手達に「マネジメント側は所詮…。」みたいなスタンスが見え隠れしているのだとしたら、今度はフロントの出番。勿論マネジメントの交替という意味で。
事実上シーズンは終わってしまったけど、降格は避けなくてはならないわけで、幸いまだ半分終わっていないので、しっかり立て直す時間はあると思う。
チームの歯車は簡単に狂うので、「まだ見極めたい。」とか悠長に構えていると、「何で選手は揃っているのに。」みたいな2010年の二の舞いになると思う。
揃ってるつもりになってるのは自分達だけで、順位は相対的に決まるわけで、自分で下す自分の評価なんて、周りとの戦いには関係がないんだよ。