J1リーグ2019第34節・アウェイ横浜戦 | FC東京・応援者のブログ

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J1リーグ2019
第34節アウェイ横浜戦
横浜 3 - 0 東京
 
まだまだ全然足りませんでした
 
 
応援者としてやるだけやったけど、ダメだった。
 
ただ納得はしている。
 
「東京は優勝に値するチームだったか?」と問われれば、そこは正直、力不足だったと認めざるを得ないから。たぶん皆同じ想いでは?
 
東京は今持つ力の限りを出し切ったとは思うんだ。攻撃の引き出し不足、層の薄さ、アウェイ連戦。チームは目一杯背伸びをして、最終節まで4点差必須ながら自力優勝の芽を残した。
 
優勝戦線は事実上先週までのホーム2戦で決着していたとは言え、心の中では、むしろこの時期までよく耐えたとすら思っていた。それくらい東京は本当にギリギリいっぱいに映っていた。
 
 
で、終わった今何が足りなかったって、直接的には助っ人の質と量ということだと思う。そこは横浜と対比すれば一目瞭然ということになる。
 
勿論、東京だってジャエウやシルバを補強した。当たり外れは当然ある。
 
ただ本当に本当に突き詰めていったときに、外国人枠が実態育成ラインアップだったり、そもそも枠自体を埋め切れていなかったり、まだまだ厳しさが足りないとは言えないか。そこが最後、タイトルを獲れる・獲れないの差となって表れたのではないか?
 
 
例えば、なりふり構わず長友を復帰させても良かったのかも知れない。家族も出来て、そういうタイミングはあったしね。勿論そんな話が出れば、成長著しい小川との折り合いで、ファンも紛糾したに違いないが、それくらい必死になって、ようやくのタイトルだったのではないだろうか。
 
 
強化部を非難するつもりなんて、さらさらない。例年に比べれば、ブラジル人を3人揃えただけでも変化を感じたものだった。でも質はどうだったか、3人で十分だったのか。タイトル奪取には、もう一段上の覚悟が要ることを今回学んだ。
 
それは身をもって経験しないと、つまり既の所でタイトルを失った経験をしないと学べないこと。
 
厳しい言い方かも知れないけど、「頑張ったつもりだったけど、それは自己満足でした。まだ全然足りませんでした。」と。
 
 
クラブには色んな立場・見方をする関係者がいる。全員がファンと同じ想いを共有しているとは限らない。幸い今回の順位で、賞金やACL、観客動員数など、補強の説明は付け易い。来年は東京が輝く年。やるなら今。

来年はもっと厳しくなる。ACLは最高に楽しいけど、そのシワ寄せは絶対にリーグ戦に影響してくる。ましてそのリーグ戦は序盤からマークされる存在なわけだしね。これでもか、ってくらいやって結果そこそこなんて、十分あり得る話。

今シーズンは「やるだけやった」想いはあるけど、同時に「全然足りないんだな、まだ甘かったんだな」を痛感した1年となったのでした。