J1リーグ2019第33節・ホーム浦和戦 | FC東京・応援者のブログ

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J1リーグ2019
第33節ホーム浦和戦
東京 1 - 1 浦和
 
次戦、4点差勝利で優勝です
 
なんかこう、絶妙になくはない数字じゃない?
 

いや現実的でないことくらい、皆わかってて。

 
況して今の東京、正直なところ、偶発的なゴールしか期待出来ないじゃない?磐田戦あたりもさ、あれをよくPKにしてくれたなって。そりゃ厳しいって。


きっと皆、この1週間葛藤し続けるんだよ。

ハイラインの横浜だから、ハマるとあり得る?

でもダブル・エース欠場濃厚で点獲れる?

あんなこんな展開になればあり得るよ。
ホームでやったときはさ…

信じるヤツだけ来ればいい。
オレは信じる。

…みたいな。


でも放っておいてもその日はやってくるし、選手・監督・スタッフはシッカリ準備してくると思うよ?ここまで来たらやってやろう、って。

だから我々も…とキレイな事を言いたいわけでは、実はない。

ただ、人にやらせて自分がやらないのは、何か違うと思うので、アタクシはやる。

まあどういう心持ちと場所でその日を迎えるかは皆自由なので、チケット持ってるヒトは是非横浜へ。


さて浦和戦。

定期的に巻き起こる応援スタイル論。
この日ばかりは異論が出ない。

「理屈はいいから、やろう。」と。

東京の勝利を願って、数万人の意思統一が鮮やかに図られたのだから、これスゴイこと。


優勝へ向け勝利必須なホーム最終戦には、4万人が集まった。

今年は平均3万人を越えたのだとか。10年ほど前の山が2.7万人。そこから一時期落ちて、クラブ力を高めながらここまできた。結果を出して、また一段突き抜けたい。

ゲーム前のウェーブ、恒例だね。いいじゃん、真面目にフザけるって。


浦和は「浦和らしいメンバ+マリノス」できた。

関根・橋岡相手にサイドの主導権争いになると思っていたから、肩透かし。ACL決勝では、2人が抑え込まれることで、チーム全体が機能不全に陥っていたからね。それをやりたかった。

そして浦和らしいメンバ構成(興梠、柏木、森脇、槙野、西川、…でも全部移籍加入組か)というのも、正直ちょっと嫌ね。


序盤は、やらずの後悔よりやって後悔の東京が攻勢を掛ける。

実際幾つか惜しいシュートシーンを迎えるも、見た目の派手さよりは、浦和DF陣、何よりGK西川にとっては、彼らの守備範囲内での出来事だったのではないだろうか。要所を抑え込まれている感はあった。


これまでの浦和戦の東京は、そうこうしているうちに逆サイドに大きく振られ、スライドが間に合わず無抵抗に失点。ゲームプランが崩れていく姿を何度も見てきた。

その意味で、この日の東京は集中を切らさずやれていたはずだったが、またも前半の終盤に失点。

そこまでシュート・ゼロの浦和。CK崩れから山中ミドルが思った以上に強烈なブレ球。

林はよく弾いたと思うが、詰めたマルティノスにネットへ蹴り込まれる。まさか遠回しにマリノスにやられる。

加えて前半終了間際には、ディエゴ負傷退場。あれは…とてもでないが次節に間に合いそうな雰囲気ではない。

代わって入るは田川。ここまで決してノれていないが、男になるにはココしかない。

前半終了、0 - 1。


ハーフタイムを挟んで後半。

前から奪いに行きたい東京。わかっている浦和、プレッシャーをかわして奪い処を作らせない。

かわされる度にズレが大きくなっていく東京。選手間の距離が広がり、セカンドボールが殆ど拾えない。

そして今度は永井が傷む。後に知るにクセとなっている脱臼とのこと。来週、厳しいね…。サンホ投入。

追い掛ける展開にも関わらず、後半頭にしてダブル・エース離脱。そして来週も…。

正直、攻め手がなく時間だけが過ぎていく。仕方ない、これは久保離脱以降続く東京の現実だ。


残り20分。

こんなときはセットプレーに活路。

CK崩れにサンホのシュートは西川に弾かれるも、浦和ゴールへ押し込んだのは田川!

移籍1年目、ここにきてのリーグ戦初ゴール、同点1 - 1。

爆発するスタンド!

ただ今日は勝ちが必要な試合。頼むからハイタッチを求めてくるのはやめてくれ。何のためにここにきた?


同点弾の勢いで逆転ムードへ持っていきたい東京。しかしJ1残留に勝ち点1が貴重な浦和は、巧妙に時間を遣ってくる。

タイムアップ、引き分け東京。

同時刻の横浜の結果は知らなかったけど、周囲から聞こえてくる「来週4点差勝ちすればいい。」の声で事態を把握する。

どうやら横浜が川崎に勝って、東京と勝ち点3差。得失点差の開きがあるが、但し次週直接対決なので、4点差勝ちなら東京優勝ということらしい。


ホーム最終戦の挨拶。

試合終了直後のあの時点で、ヒガシ・ケンタ監督がどういった心境で、次週横浜戦に対してコメントしたのかはわからない。

アタクシだって、あの時点では気持ちをどうもっていったものか図りかねていた。それは正直な話、多くのファンが同じような心境だったろう。

でも自力優勝の芽が残されているのは純然たる事実で、その付帯条件は、少なくとも絶対的に無理というものではないんだよ。

だとすれば、最後までタイトルへしがみ付いてみたい。それだけかな。