J1リーグ2019
第14節ホーム大分戦
東京 3 - 1 大分
今後も突き通すわけですな
この日は薄曇り。前節ほどの暑さではないと思われるものの、陽が射すとそれ相応。それでも東京はやり方を変えない。カントクの所信表明そこにアリか。
一方の大分はミスが多く、消化不良だったかも知れない。
細かなミスによるボールロストから、東京へ主導権を渡したこともそうだし、この日の久保の2ゴールにしてもそう。
1点目は久保にポッカリと時間とスペースを与え(えっ、大分は詰めないで大丈夫か?って感じだった)て、間合い十分、股抜きショットをかまされることになった。
2点目は大分マイボールのスローイン。久保のプレスに慌てたGKのミス。久保は掻っ攫ったボールを、難なく無人のゴールへ流し込んだ。
因みにGKがあそこまで高い位置で、ボール回しに参加する必要があるのかな?ド忘れしたけど、最近の対戦でも同じことをやっていたクラブがあったな。
危ういシーンは久保のゴール以外にも、もう1つあったし、程度の問題で、やり過ぎてデメリットが上回っているように思えて仕方ない。
きっとどんなに注意深くやっていても、年に1〜2度はこういうことが起きることだろう。
今この順位で痛感するのは、上位陣は滅多に負けてくれないということ。これで勝ち点を落とすことがあるとすれば、本当に勿体ないことだ、と。
さておき、これまで通りを貫いた東京。
東京の圧を受け、大分が想像以上に引いたことで、逆にゴールが遠くなるかと思いきや、サイドを丁寧に崩し続け、室屋クロスから橋本ヘッド先制が大きかった。
1失点はアンラッキーだったかも知れない。
東京の圧を嫌って、中盤省略。ロングボール1本をオナイウが綺麗に落として、最後は自分で決めた。コースが良過ぎたように見えたが、どうだろうか。失点後は少しバタ付いてしまった。
終盤、ディエゴが、ヒガシが足をつり交替。キツイのは間違いない。交替INのインスが、あれだけわかり易く走ってくれるのを見て、胸熱だった。今後もこれでいくってことだな、東京。
3 - 1、ほぼ完勝の東京。
連敗しなかったこと、そして前節初黒星を喫してからのカントク所信表明が見えて、それを選手達が見事やり抜いてみせたこと。
これがこの試合の意義なのかな。