ディズニーハロウィーン2016
東京ディズニーシー
ヴィランズ・ワールドは見応え十分
手下パフォーマンスは圧巻
物語は・・・深く考えないことが肝要
ハロウィーンの季節がやってきました。
例年、残暑と台風が入り混じり「いつ出掛けたものか。」と悩む時期ですが、今年は秋雨前線の影響、そして例年にない台風の発生数により、一層難しい天候になっている様に思えます。
実際ここまでショーの公演率も低い様で、折角公演されても熱バだったり、本当に悩ましいです。
さてそんなディズニー・ハロウィーンの楽しみと言えば、パークの華やかな装飾とシーズナル・ショー。
ディズニーシーは昨年ヴィランズをテーマに大幅リニューアルして2年目となるので、基本的には昨年と変わらないですかね。装飾で言うと、特に濃紺基調で統一されたタペストリーがクールで好きです。
またパラッツォ・カナルの装飾はフォトスポットだけですかね。
少し話はズレますが、ジェラトーニのハロウィーン・コスチュームは9月にして完売とのこと、クマ軍団、まだまだ人気は衰え知らずといったところでしょうか。
そしてシーズナル・ショーは「ヴィランズ・ワールド ~ウィッシュ・アンド・ディザイア~」。
今年はディズニーシー15周年でもあるので、午前中はクリスタル・ウィッシュ・ジャーニーを公演。ヴィランズ・ワールドは日に2回公演ではありますが…
ショー好きからすると2つの異なる公演が1日で鑑賞できるので嬉しい限り。
反面、朝から晩まで熱心なファンが居座って、特定の鑑賞場所は1日中空かないといった問題も見受けられますが、それは置いておいて...。
15周年テーマソングを聴きながら、ミッキーさんに「さあ出発しよう、きらめく海へ!」なんて言われると朝からテンション・アゲアゲで何処かへ旅立ちたくなります。
まあ、ホントに旅立っちゃうとね、その後のヴィランズ・ワールドが観らんないんでグッとその場に留まって…
さてそのヴィランズ・ワールド。
中身は基本的に昨年と同じ。
ヴィランズがミッキー達ディズニーの仲間達を招待してパーティーを開催。手下らがステージ・パフォーマンスで盛り上げます。
こちら音楽◎/衣装◎/今年から導入のシャボン玉による特殊演出◎、また途中に入る15周年テーマ曲の変調もセンス良く、とても素晴らしいショーとなっているわけですが…
特に手下パフォーマンスは圧巻。
キレキレのダンスやバク宙にポージング。
そして…
全員がイケメン&イケジョ…。
こりゃもう「確信犯的に選別したよね。」という、みなさんステージ映えする彫りの深さ。
ミキミニ達の衣装は昨年から変更なしの一方、手下にはアレンジが入っているというのだから、運営側のチカラの入れ様は推して知るべし。
手下達のこのイケメン・イケジョぶりに、ミッキーさんも若干喰われ気味。まあ基本的には「お呼ばれして→ヴィランズのチカラを見せつけられて→お帰りになる」だけなので致し方なし。
その意味でストーリー性はほぼ無いので、あまり深く考えずに観ることが肝要…。魅せること重視のハーバーショーとなっています。
本来なら「ヴィランズがヴィランズらしく暴れ、ミッキーさんの名裁き、みんな仲良く。」くらいのストーリー性があっても良いとは思います。
しかしヴィランズ初年度の昨年に、思いがけず手下が異常な程の人気を得て大盛り上がりになったこともあり、2年目を迎えて運営側も、敢えてわかり易く「ただただ観ていてカッコいいショー」との打ち出し方を選択してきたのかも知れません。
その分、観ていて単純にキモチイイには違いなく、ディズニー・ハロウィーンは華やかさ第一なのでアリかな、って。
実際、とっても見栄えがするじゃない?↓
まあ、愉快な仲間達の影は若干薄いですが…
そもそもハロウィーン自体が日本には何ら関わりないお祭りですしねぇ。あまり深く考えても…
ねぇ?
何にせよ、今年もヴィランズ・ワールドは一見の価値ありってことです。もう1回出掛けようかな。
おしまい。