東京 0-0 鳥栖
・・・凡戦です
重心が後ろなのは仕方ない。
かと言って研ぎ澄まされた集中でカウンターを狙うでもなく、ただただ緩やかな時間が流れる。
お互いに1点が遠い鳥栖との対戦。
同じように引き気味に構え、マイボールはヨコに動き、暫くするとミスで相手に渡る。シュートが撃てる位置に辿り着くことは…ない。
前半終了間際、スタジアムのストレスを感じ取った高橋のミドルシュートがバーを叩く。続いて阿部もバーに嫌われ、徳永のヘッドは林に横っ跳びで弾かれる。でもこの流れ、チームとして意図的に創り出したものではないからね。
恐らくハーフタイムで監督にネジを巻かれたか。後半開始から前へ出る東京。…は10分ほどで終了。巻かれるということは意図した前半の展開ではないということだ。巻かれる前にどうにかなりませんか?
この後は90分が近づくにつれ慌て出し、何も起きないまま試合終了。
鎮まり返るスタジアム。
たぶんホンネはブーイング。
でもアジアを控えて堪えた。
平日ナイターに駆け付けた1万人が1人としてブーイングしなかったのだから、応援する側の共通意識はミゴトと言えよう。
よく産みの苦しみとは言うが、何を産もうとしているのかわからない、というか、産みたいもの自体がどうやら無さそうと薄々勘付きながらの忍耐はツライ。