ACLアウェイ・ビンズオン戦 | FC東京・応援者のブログ

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ACLグループステージ最終戦
ビンズオン 1-2 東京

東京、決勝トーナメントへ


20160504-2

中国の地で勝ち点3を手にした江蘇蘇寧戦同様、集中力の高い好ゲーム。


荒れたピッチ、高温多湿の環境、グループステージ突破へ向けた勝ち点計算。この日の試合は行くべきと引くべき、回すべきがとても繊細に管理されていた。平たく言えば攻守にメリハリが利いていた。


その最たるシーンが先制点であり、右サイドバックに配された橋本がここぞとばかりにボックス内ゴールライン際まで一気に駆け上がり、柔らかいクロスに前田弾。イケるときはゴールへ一直線。ダメなときに初めてヨコ。そうだ、最初の選択肢がまずヨコ、ではないはずだ。


今日は右サイドバック橋本がハマってた。あの位置でも彼の良さ、「与えられたチーム内の役割をハードワークでこなしつつ、それでいてしっかりとゴール前まで顔を出せる。しかも最終局面で基本技術の高さを見せられる。」が出てた。

勿論これは対戦相手との兼ね合いもあってこそで、このままJリーグでも徳永に替わって橋本を、とは思ってないです。Jでは相手がしっかりと対策してきますから。実際、上手くいかなかったしね。


この日の孝行息子は前田、橋本、そして高橋。

高橋はようやく巡ってきたチャンスに、功を焦ることなく黙々とファイト。中盤の底を引き締めた。あの位置では穴を空けないこと最優先のプレーの方が効果的よね。逆襲始まる?


20160504-1


この勝利はチーム、クラブ、そして現地ベトナムへ乗り込んだ青赤応援者達のもの。そして城福監督のもの。何だか彼らの意地を観た気がする。

泣かせます、東京。