まず現地南京へ乗り込んで声を届けた応援者達に感謝。異国まで実際に金と労力を遣って駆け付けることは、クチで言うほど簡単なことではない。本当にお疲れ様でした。
テレビ越しにも伝わる圧。
慎重にリスクマネジメントしつつも、引き過ぎず機を見てカウンターを繰り出す東京。
気を抜いた瞬間やられる。
絶え間なく続く緊張感がたまらない。
やはり中国人選手含めて、骨格の違いがそれを感じさせるのだろうか。
簡単にはボールを奪えない。
それでも我が軍は逞しい。
普段より1段高めの緊張感を感じさせつつ、時間の経過と共に「フツー」をやれている。
確かにブラジル代表(クラス含む)3人計100億円?は、オフェンスで3人固めているだけに1発の怖さが常に付きまとうが、チーム対チームで見れば全然やれている。むしろ狙っていることを(繰り返しになるが)フツーにやれている。
前半30分コーナーキック崩れから森重弾、アウェイで先制!
・・・からの誤審でPK、即座に1-1。
「ヒトがやること、誤審も含めてフットボール。」と普段は割り切るも、あそこまでお粗末過ぎると文句のひとつも言いたくなる。武藤で追い付いた昨年2014年開幕ガンバ戦並みのドッチラケ具合だ。あの1点が後々大きな意味を持ったなら、どうしてくれるんだ。
後半はやはり”圧”の影響だろうか、DF陣が下がり気味で前線と間延び。江蘇優勢。
ホームでの一戦に同じく引き分けやむなし、アウェイ・ゴールで当該対戦・東京優勢でよしとするか。そんな考えがチラ付き始めた83分、CKサイン・プレーからのまたも森重弾1-2、勝ち越しトーキョー!!
放り込み様相強まる江蘇に、淡々とファイトする逞しき青赤の選手達。
試合終了1-2、勝利でグループステージの首位に浮上。
このシビレル体験は選手達をまたワンランク引き上げてくれるに違いない。
そして本当の勝者は、現地で汗をかいた応援者達だ。
ただただ羨ましい。