ビューティホーな弾道のコントロール・ショットに、
パスワーク見事な中央突破からGKの逆を突いて流し込んだ2点目。
シビレタ。
ハニュー劇場、エンターテイメント性バツグン。
もちろん、四方八方、決定的局面に顔を出し続け、
守っては相手の攻撃を遅らせ、
また石川の勢いを殺さないドンピシャなパスを出した
梶山の存在も忘れてはいませんよ～。
ヨコハマはベタ引きすることなく
ブロックを作ってしっかり前から追い回してきた。
少なくとも前半は手を焼いたし、
先制ゴールによる心理的優位がなければ
後半はまた違った展開になっていたかも知れない。
ヨコハマにも少ないながらも惜しいシュートシーンもあったわけだし。
しかし90分をずっと同じペースでプレーし続けられるわけがない。
肉体的にも、精神的にも。
残念ながら (!?) 、耐えられなくなったヨコハマは
後半開始からブロックを崩して前へ出てきた。
プレッシャーは緩くなり、そこに楔を打ち込むトーキョー。
跳ね返されては素早い攻守の切り替えでボールを奪い返し、
右に左に振って根気強く相手を揺さぶる。
ついに相手は決壊、羽生劇場の幕開け。
3-0, トーキョー完勝。
この90分トータルを見た戦い方、ミゴトじゃないですか。
そこには不必要なボールタッチも、
何が目的かのボール回しもなくなって、
とても効率的にボールを運べる、
ひと皮向けた大人のチームがあったわけです。
う～む、おとーさんは嬉しいぞ。
残る課題はヤザワの外しクセだけ！
・・・ウソ。
きっとJ1では致命的だろうけど、もうネタとして諦めて呑み込むべし。
今更あそこから急に巧くはならん。
笑い飛ばせ。
残る課題は、先制されたときに
どれだけガマンしてペースを握り返して結果に結び付けるか、だろうね。
それはこの団子な昇格レースでもキーになってくるでしょ。
チームも成長してくれているし、
我々もしっかり声を出せるように変わって、
終盤を制しましょ。
いや～、今日は楽しかったな。
