で、肝心のゲームですよ。
率直に言うと「いつものトーキョーじゃん。」と。
少なくとも序盤はもっと浮き足立つと思ってたのですよ。
そりゃ普段の2割増な集中力は感じたけど、あとは全然フツー。
テンション上げてる自分がむしろハズカシイ、みたいな。
「何でこんなに落ち着いてるんだろう?」って思いながら観てたけど、
祝勝会で浅利の逸話を聞いて「なるほどね。」と。
この日最も輝いた選手のひとりが米本というのも頷ける。
つまりトーキョーは(いつもの)トーキョーであり続け、
川崎はタイトルへの想い&自尊心が強過ぎて
前へ前へ突っ掛かってはトーキョーの敢えて飛び込まない守備にハマり、
時間の経過と共に冷静さを欠いた個のゴリ押しに終始した。
単純に言って川崎は強く、
正直トーキョーが勝つとすればこの展開しかなかったと思うけど、
この展開を呼び寄せたのは浅利であり、先制の米本であるわけで。
その意味で米本の先制は非常に大きくてMVPは妥当なんだけど、
個人的には発表前の時点では権田かと思ってた。
決定機への対応、ハイボールへの飛び出しの判断、完璧でした。
GKのMVPってのもアリだと思うんだよね。
ま、キレイごと言うようだけど、
アタクシに言わせりゃこの日は選手全員がMVPだったけど。
それだけ完璧なゲーム運びでしたよ。
押し込まれた展開に「守り倒した。」とおっしゃる方も居りますが、
そんなヤツは「も一回勉強して出直してこい。」って話です。
あの意図的なゲーム運びがわからんヤツとは話をしてもしょーがない。
’07までは火が点いたら止められないトーキョー。
それはそれで楽しかったけど、
今は観る側が唸るような意図的な展開が楽しめます。
うむ、これなら残り4試合、首位と勝ち点差6も何か起せるんじゃない!?
新潟のチケット買っときな?と。
わが子の成長を実感するタイトル奪取。
何もかもがサイコーだったな。
【1.歓喜のとき(その1)】
【2.歓喜のとき(その2)】
【3.歓喜のとき(その3)】
ドロンパと佐原、なんかオイシイな。
【4.歓喜のとき(その4)】
【5.歓喜のとき(その5)】
【6.石川直宏】
とにかく笑顔が見られてよかった。
【7.浅利の胴上げ(その1)】
【8.浅利の胴上げ(その2)】