図書館でのこと。
夏休みだし 子供が多いだろうな という 予想を裏切らない 賑やかさです。
走り回るミニゴジラたちを横目に 大人がいるのに何で 叱らないのかしら。。。
毎回の疑問です。
窓際の 比較的静かな ゾーンに席をとって さて 今日中に 読めるかな？と
自分にハッパをかけながら さくさくページを進めて行きたかったのですが。
どーも 先ほどから 後ろの席の 小学生の女の子二人。
小声ですが ずっとしゃべりっぱなし。
しかも 私の読んでる本は 苦手分野なので とっても能率がわるく 言葉を反芻しないと あたまに
入りません。（苦）
集中できません。
まだかな。
どうやら 夏休みの宿題を 相談しながらやってるみたい。
終わってどっかいってくれないでしょうかね。
・・・３０分経過。
これは。
やっぱり 一言いわないと。
わからないんだろうな。
と、振り向いて しばらく見ていたら、一人 気配に気がついて 目が合いましたところで。（待ってました）
「あの～、おしゃべりするなら 外でやってくれないかな。ずっとしゃべってるよね？静かにしてくれないかな。」
きょとんと した目で もう一人の友達と 目を合わせています。
少し間があって 「あ、・・・すみません」
と 言葉が返ってきたので
「よろしくね～」
と わたしも 答えました。
それから 二人が こしょこしょ 話しているのを 聴いてたら
「全部聞こえてるんだ！聞こえてた！」
だって・・・（笑）
小声だから 大丈夫だと おもったみたいですが 実はそれが一番 うるさかったりするんだよ。
それから 不気味なくらい 静か。。。
ビビらせるのが 目的ではないので フラットに 言ったつもりでしたが
ビビったんでしょうか。（汗）
お昼になって 二人が席を立つ気配がして
わたしの席のよこに 近づいてきました。
そして
「さっきは うるさくして すみませんでした」
と 謝ってきたんです！
「え？」 （心の声です）
一生懸命に 謝ってる姿に私の方が びっくり。
なので
「うるさくないように 小声で しゃべっていたんでしょう？でも 逆に とても 響くんだよ」
といったら わかってくれたようです（ホッ）。
「ありがとう。 （静かにしてくれて）」と 私も 答えました。
・・・ 和解 できたようです。
面白いことに 私は
うるさいなあ って思った時から この会話がされるまで
全く 腹は立たなかったのです。（めずらしく）
それは なぜ？
・・・この 小学生二人が 実は オトナだったから。
こんな時は ハナから 言ってもダメダメモード全開の 場合の方が 多いでしょ。
でも この二人は たぶん 言ったことを
受け止められる という気が していたのですね～。
なんとなくですが。
きちんと 謝るって 大人になってからの方が 難しいことでは ないか？
そこには 利害関係があったり とりあえず 謝っとけ！な 場面が 多々あります。
が、 この二人。
相手が 言葉をかえすのを しっかり待って 聴いて、納得して帰りましたから。
エライ。
エライよ！
いい大人の 私の方が はっと 己を返り見させられる 瞬間でした。
おかげで アタマ すっきり。
そのあとの お勉強の 効率が上がったのは 言うまでもありませんでした。
この 出会いに 感謝。
小田さん、 何度もすみません。
でも こんな キモチでした！