医師のコロナ療養 DAY 5 ② 「嗅覚刺激は根気強く」の巻 | 【狭山市 安斎医院 院長ブログ】入間川徒然備忘録

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昨日から出現した嗅覚異常。

味覚は大丈夫そうで、お昼も美味しくいただきました。

妻が気遣ってくれて、香りのするシソを使って明太子パスタを作ってくれました。

美味しかった✌️


けどシソの香りはしなかった😭



今日は色々と刺激療法を試しているのですが、特徴があるようでないような。

あくまで僕の場合ですけど。


①物によって感じる/感じないがある

例えば、一番感じるのが消毒液であるエタノール。

弱いけど「エタノールと認識」できる。


逆に全く感じないのが、僕の臭いはずのゴルフグローブ⛳️

これは全然わからない。

目をつぶって鼻の前に持ってこられても、多分気がつかない😁

普通だったら「臭っ!」ってなるのにw


②一瞬感じて抜ける

ティッシュに吹きかけて嗅いでるんですが、最初にフッと香りがして抜ける。そんな感じなのがファブリーズ。


時間空けてもう一回同じことやると、また一瞬香る。


不思議だわ。


結構強い香りのハンドクリームも、最初だけで抜ける。



③食べてると鼻に香ってくる?

コレはうまい棒がそう。


ただ人間の嗅覚記憶みたいのがあって、それが香っている可能性があるかも。

それはそれで良いリハビリだと思う。


ちなみにレモン🍋は、香りはしないけど、味はしっかり酸っぱい。


レモンや梅干しは良い指標になりそうなので、毎日やってみたい。



これまで味覚嗅覚異常の患者さんに、「根気強く続けて」って言ってきたけど、本当にそうだと思う。


脳梗塞などで麻痺した運動機能を改善させるには、使っていくしかない。

それと同じかと思っている。


目で見たもの香りを鼻で感じさせる作業。

視覚から嗅覚を呼び戻すよう刺激していきます。