大田市宅野の波啼寺の二日間に渡る御開帳法要に参加したため二泊したのですが、当家が温泉津温泉の旅館を予約してくれていました。
「輝雲荘」という旅館に二連泊させてもらいました。
《1泊目》
随分と遅くなりました。
20時過ぎにチェックインです。
今日は素泊まり。
夜の温泉津温泉を味わおうと、一人散策にでかけました。
静かでいい雰囲気の温泉街です。
温泉街の外れに古民家のあるバーが今日の目的地でした。
ここはカクテルがいただけるお店です
SOHOとは「Small Office Home Office」の略語。小さなオフィスや自宅のスペースで、受託した委託業務を行う働き方、もしくはその仕事場や物件を指す言葉なのだそうです。
レコードのかかる店内に、温泉津が好きで移住してきたマスター。
洋酒は少なくて、焼酎などで割るカクテルが多く並ぶメニュー表。
島根県産フレッシュフルーツのカクテル。
オリジナルカクテル「赭Soho」。
二杯いただいてBARを出て帰路につきます。
輝雲荘に帰ってきて、温泉でまったり。
いい夜です。
《2泊目》
今日は夕方に宿入りです。
食事付きでゆっくりさせてもらいました。
輝雲荘名物だという鯛の塩焼き。
今夜の目的地は「龍御前神社」。
小さな神社ですが、ここが毎週土曜日に伝統芸能「石見神楽」の舞台となるのです。
龍が大きく口を開けたような巨岩が神社の背後にあり、光で神々しく浮かび上がっています。
土曜日に当たったことだけでもラッキーなのに、たまたま年に一度の「祈年祭奉納神楽」の日のため予約なしで無料で見ることができまるという有り難い時に出合えました。
夜桜咲き誇る神社の中で活気ある神楽を遠目に見ていると、懐かしい日本の映画のワンシーンに入り込んだような気がします。
クライマックスの演目は圧巻の「大蛇(おろち)」。
ほんとに素晴らしい神楽を拝見することができ、感激でした。
そして今夜もやってきた「Bar赭 Soho」。
「よく眠れるようにカクテルをいただきに来た」といいながら「エスプレッソマティーニ」をオーダーしたので、マスターは「眠れないんじゃ・・・」ととまどいながら笑っておられました。
おかげさまでぐっすり眠ることができました☆
温泉津温泉最高です。
素晴らしい思い出に残る二泊でした。