善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

但馬、そこは兵庫の秘境。大自然に囲まれた静かで心癒される空間に悠然とたたずむ真言宗の御祈祷と水子供養の寺『善住寺』。目を閉じてください。聞こえてくるでしょう。虫たちの鳴き声 鳥たちのさえずり 川のせせらぎ・・・誰でも気軽にお越し下さい。寺(うち)においでよ!

 但馬の秘境にある真言宗のお寺、善住寺。

僕は善住寺の住職をしている弘純(こうじゅん)といいます。






このブログではお寺の生活、子育て、夫婦のパートナーシップなどを通じて自分に気づいていく僕自身の姿を表現しています。


それとともに「今お寺が存在する意味」を精一杯考え、伝えていければと思っています。


どうぞよろしくお願いいたします。




【特に読んでほしいテーマ】


《テーマ1》   い の ち  

 僕のブログの中で、これを一番に読んでほしいって思います。


《テーマ2》   お寺に生まれて

   僕というお坊さんができるまで。 生い立ちから修行時代まで。


《テーマ3》   お 経

   お経に書かれていることを、僕なりに読み説いていきます。 


【善住寺公式ホームページ】 http://www.zenjuji.jp/

【善住寺YouTube】  http://www.youtube.com/user/koujun1976

【コウジュンtwitter】  https://twitter.com/koujun1976

【善住寺グルッポ】   http://group.ameba.jp/group/B7B_jmUd8-xC/


前編のつづき。

 

 

(裏行場の修了)

 

こうして平等岩を巡り、等覚を理解したことで、四門の最後の門をくぐる資格が得られたはずです。

 

最後に「平等岩 まわりてみれば 阿古滝の すつる命も 不動くりから」の歌を唱えました。

「捨て去った自我」と「顕現した本当の強さ」がここに感じられるでしょう。

大峰山 聖なる岩と仏像

 

ここから下っていくと大峰山寺本堂の裏側から「眼洗い行者尊(めあらいぎょうじゃそん)」の祠のところへ出ることが出来ます。

大峰山 女人結界門 山道 登山者

 

 

眼洗い行者尊

祠の下に水が湧いていて、その水で眼を洗うと眼病に霊験があると伝えられています。

仏教的な解釈でいうと、曇った心の眼、つまり邪見、偏見の眼を洗うことの大切さが説かれているはずです。

眼洗い行者尊の祠と湧水

 

先達さんは「受付の時、最初微妙な返答してごめんなさい」と謝ってくださった上に、「今年初めての裏行場申込者さんです。ありがとうございました。」と御礼まで言ってくださいました。

熊笹の中を歩く登山者

 

とても優しい方で、僕のほうこそ先達さんとのご縁に感謝しています。

大峰山登山、参拝者が四門をくぐる

 

龍泉寺参籠所に帰ってみると、多くの人が訪れ、活気がうまれていました。

本当に絶妙なタイミングだったのだなと思います。

大峰山寺本堂内の休憩所、登山客が休憩中

 

11:16 山頂へ向けて再出発です。

大峰山 妙覚門と石碑

大峰山 登山道の道標

大峰山 登山道 苔むす石段

 

これは立派な門ですが、大阪の講の1つが建てたものであり四門にはあたりません。

大峰山 惣社中 龍泉講 門

 

いよいよ最後の門が見えてきました。

大峰山寺の妙覚門と鳥居

 

 

妙覚門

四門の第四番「妙覚門」は、「完全なる覚り、大生命と一体化した段階」に入ることです。

大峰山寺へ続く石段と鳥居、登山者

 

大峰山寺の境内に入る頃には、ポツリポツリと雨のしずくを感じ始めました。

大峰山寺の石灯籠と本堂

 

大峰山寺本堂

11:23 大峰山本堂に到着です。

大峰山寺本堂と参拝者

 

今日この戸が開かれたばかりの本堂だと思うと、感慨深いものがあります。

大峰山寺本堂の内部と祭壇

 

残念ながら現在秘仏「蔵王権現(ざおうごんげん)」は奈良国立博物館に出張中ということでしたが、僕の目的地は「目覚め」ですので問題ありません。(かっこつけんな笑)

大峯山寺の蔵王権現像と特別展案内

 

お灯明を献じてから般若心経を読誦しました。

 

雨もなんとか持ちこたえている中、本堂の対面に続く道をさらに上に進みます。

大峰山寺周辺の墓石と建物

 

 

お花畑

頂上の「お花畑」。

大峰山山頂でお花畑と記念写真

 

ここは一面に熊笹が広がる素晴らしい見晴らしの場所です。

大峰山 頂上のお花畑と熊笹の広がり

 

クマ笹は高山に自生し、厳しい冬にも枯れずに繁茂する植物であり、生命エネルギーレベルの高い植物なのだそうです。

自然と一体化した段階へと達した行者は、この生命エネルギーを自然治癒力に変えていけることでしょう。

斑入りの笹、生命力あふれる高山植物

 

さらに最高点へ向けてラストスパートです。

大峰山登山道、熊笹の原を歩く

 

 

湧出岩

11:40 最高点1,719.4mの場所にある湧出岩(ゆうしゅついわ)に到着。

この「湧出岩」こそが蔵王権現が湧出した聖蹟ならば、仏像不在でも関係ないのです。

湧出岩と聖蹟の石碑

 

僕の中に湧き出してきたのは大自然の容赦ない厳しさと包み込むような優しさの両面への受容です。

まさに恐ろしさの中にも深い慈悲を持つ蔵王権現の一端を、この山を歩いたことで感得できたのしれません。

大峰山 湧出岩と最高点到達

 

地図作成のために設置された一等三角点もここにありました。

大峰山 妙覚門の標石と石碑

 

山頂を風が強いのですが、とても気持ちいいです。

 

分岐標識を左に下りるルートですが、少し先の「日本岩」に寄っていくため直進します。

大峰山登山道、案内標識と笹原

大峰山登山道、雲海と山並み

 

 

日本岩

こちらも景色のいい場所である「日本岩(にほんいわ)」です。

先達さんはここで一人読書したりする大好きな場所なのだそう。

大峰山頂の湧出岩と遠景

 

北西に背を向け、日ノ本を拝みました。

誰にだって朝日は登りますし、夕日は沈みます。

諸行無常。諸法無我。一切行苦。涅槃寂静。

大峰山頂で瞑想する登山者

 

12:01 再び戻ってきた分岐点を右折し、「レンゲ辻稲村岳」方面へと下っていきます。

大峰山 登山道 案内標識

 

 

レンゲ辻(レンゲ坂谷)ルート

 

下山は「レンゲ辻(レンゲ坂谷)ルート」を選択しました。

大峰山登山マップ:レンゲ辻ルート

 

結構細い道なので、よろけないよう注意が必要です。

大峰山登山道:笹と木々、遠くに山々が連なる

 

なんだか今までの岩場より怖いんですけど・・・

 

鉄の階段が設置され、整備されています。

大峰山 登山道 鉄製階段と笹原

 

しかし結構な急傾斜になります。

大峰山登山道:笹と岩場の険しい道

 

この傾斜と道の狭さに、この強風はやばい・・・。

 

崩れた土砂が階段に堆積している所も見受けられます。

大峰山 登山道 鉄製階段

 

まだ通る人が少ないからか、道がよく見えない所もあります。

大峰山 登山道 笹と木々

 

倒木が道を塞いでいる所もあります。

倒木のある山道、大峰山登山道

 

他に誰も姿が見えないので少し心細くもありました。

大峰山頂上付近の眺望、笹と木々

大峰山登山道、熊笹と木々が生い茂る山道

 

広葉樹の芽吹きはまだまだですね。

大峰山登山道、岩肌から伸びる木の根

 

尾根から下へ。

大峰山登山道、急坂と鎖場

 

階段はワープゾーンですね。

大峰山 鉄製階段 descending steep mountain path

 

ポツリポツリと雨が落ち始めました。

大峰山登山道、古い橋と木々

 

足元がぬかるんだら怖いです・・・。

大峰山、険しい登山道の自然風景
 

 

レンゲ辻 女人結界門

12:21 レンゲ峠の「レンゲ辻」という分岐地点に建つ「女人結界門」を外に出ます。

女人結界門 大峰山 登山道 休憩所

 

こちらの門は左から右に文字が書かれているので、右から左だった表参道のものより後にできたことが考えられますね。

妙覚門への登山道、登山者の自撮り

 

ここで真っすぐ登っていくと稲村ヶ岳ですので、すぐに「大峰大橋」と書かれたレンゲ谷方面に下っていきます。

大峰大橋への道標と案内板

 

とりあえず修行門を出たので、以降はハイキング、ウォーキングモードへと気分転換です。

大峰山登山道、木々が生い茂る森の風景

 

楽しんでいこう!

大峰山 登山道 分岐標識

 

黄緑色の芽の植物が斜面に群生していて綺麗ですが、高確率で有毒植物の「バイケイソウ」ではないかと「グーグルレンズ」は言っております・・・。

大峰山 登山道 広葉樹の森

 

雨が強まるのを覚悟していたのに、なんだか陽が差し始めるという予定外の展開。

大峰山、新緑と木々の風景

 

「やっぱり晴れ男だな」とニヤニヤしながら足取りも軽くなります。

大峰山登山道、枯れ木と落ち葉の斜面

 

とはいえこの急坂のルートは結構難易度高めで中級レベルかと思われます。

大峰山 登山道 険しい坂道

 

小さな源流の美しい水音がきこえ始めました。

 

 

レンゲ坂谷

この辺りの急坂の谷筋を「レンゲ坂谷」といいます。

道なき道をピンクテープ頼りに進む

 

道なき道をピンクのテープを頼りに進みます。

大峰山登山道、ピンクと黄色テープの目印

 

道が現れたり、なくなったりの繰り返し。

大峰山登山道、岩と木々のある斜面

 

とはいえレンゲ坂谷の前半は谷の右側を歩きます。

大峰山登山道:岩と枯葉の急斜面

 

支流が集まって水量も少しづつ増えてきました。

苔むした岩と小川の風景

 

表参道ルートと稲村ルートのど真ん中にあるルートですし、遭難のリスクは低いと思います。

急勾配の登山道と岩場

 

その分滑落には十分気を付けて下ってください。

 

しっかりとした鎖のついた階段があると安心します。

大峰山登山、鉄製階段と鎖場

 

この辺りで初めて3人の下山者を見かけ、追い越して進みました。

森の木々、新緑の渓谷

 

道を聞かれたので、初めて通るにもかかわらず自信満々に「川沿いを行けば間違いありません」と答えた僕でした。

大峰山登山道、急な坂道と岩場

大峰山登山道、急な下り階段と木々

 

この階段を下れば、もう急坂でかかる膝の負担はほぼなくなるでしょう。

緑鮮やかな渓谷の登山道

 

川ってこうやってできていくんですね。

 

だいぶ大きくなった川を、飛び石をつかって渡っていきます。

 

さて、どこに向かえばいい?

大峰山 登山道分岐標識と新緑の森

 

それでも目をこらせば看板が隠れていたり、

レンゲ辻 林道終点への道

 

必ずどこかにピンクのテープがあるから大丈夫!

道なき道、ピンクテープを頼りに進む

 

今度は左側を行けばいいんですね。

大峰山登山道、岩と緑の山道

レンゲ辻林道終点への道標

 

レンゲ坂谷の後半は谷の左側を進んでいくのです。

大峰山登山道、渓流沿いの道

 

川と目線が揃うのもこの辺りまで。

大峰山登山、渓流と岩の登山道

大峰山 登山道にそびえる巨大な岩

 

だんだんと高い所から美しい渓流を見下ろすようになります。

渓流と岩場の自然風景

大峰山登山道、木々生い茂る急坂

 

まぶしい新緑の風景も目に入ってきました。

大峰山登山、清流と緑の森

 

季節もだいぶ下界の装いに近づいてきています。

大峰山登山道、林道終点付近の分岐

山道に置かれた石段と緑豊かな斜面

 

水たちよ、集まって大きくなったもんだね。

大峰山登山道、岩場と川辺の木製階段

 

そうか、君の名前は「山上川」か。

大峰山登山道、渓流と苔むした岩

大峰山登山道 渓流と木々

 

さ~、あと一息。

大峰山登山道、苔むした岩と木々

 

車道が見えてきました。

大峰山 登山道 険しい下り道

 

だいぶ高いところから下ります。

大峰山 険しい山道と急な階段

 

登山道の終点です。

大峰山 登山口への分岐道

 

 

覗谷出合登山口(林道終点)

13:23 多分ここが「覗谷出合(のぞきだにであい)」という場所かと思われます。

「林道終点」の名の方がよく使われるのでしょう。

大峰山登山道、木製階段と案内板

 

 

川瀬谷林道

ここからは舗装された林道を行きます。

大峰山登山道、苔むした擁壁と緑の森

大峰山登山道:川沿いの橋と新緑

 

でも基本車一台が通れて、すれ違いはしにくい

大峰山登山道、新緑の山道と電線

 

大峰索道作業場。物資運搬用のワイヤーを使った運搬設備ですね。

大峰索道作業場と標識

大峰山林道、木々が生い茂る道

 

各宿坊の駐車場。

大峰山駐車場:オレンジ色の軽自動車と林道

大峰山 森林と林道

 

見覚えのある場所に出てきました。

大峰山登山口駐車場と山々

 

13:43 やったね。ゴールイン!

太陽も祝福してくれました。

大峰山登山、女人結界門をくぐる

 

もう一度「発菩提心門」をくぐって、こんな石碑があったのかといろいろ見学。

大峰山寺の仏像群と杉並木

 

桜もこんなに綺麗だったんだね。

大峰山寺の桜と境内

 

 

大橋茶屋

最後に大橋茶屋でアイスコーヒーで乾杯。

大峰山登山後のアイスコーヒー

 

車に乗る直前から、今度こそ雨が降り始めました。

大峰山 大橋茶屋と赤い車

 

 

母公堂

役行者の母・白専女(しらとうめ)を祀る母公堂(ははくどう)にも寄ってみました。

女人大峰と言われる稲村ヶ岳の登山口がここにあります。

大峰山山上ヶ岳の母公堂

 

 

龍泉寺

天川村の洞川温泉街に山上宿坊をされている「龍泉寺」の本寺がありました。

大峰山寺 妙覚門と石碑

 

雨の中ですが、せっかくなのでお参りしていきます。

大峰山寺本堂と五色の旗

 

御本尊は弥勒菩薩。

大峰山寺本堂の室内装飾

 

なんと水がきれいなことでしょう。

大峰山寺 眼洗い行者尊の祠と湧水

 

滝も素敵です。

 

あの水たちの行きつく先はここだったのですね。

大峰山 龍泉寺の美しい赤い橋と清流

 

まさに大峰という「龍」の口から湧き出した「泉」ですね。

大峰山寺の池と灯籠、境内

 

 

洞川温泉センター

日帰り入浴施設の「洞川温泉センター」に寄って汗を流していきます。

洞川温泉センターの外観

 

お風呂は結構人が多かったです。

大峰山寺の旗と仏具

 

ふ~、すっきり。

大峰山登山後の男性、爽やかな表情

 

 

帰路

帰り道の運転は土砂降りの中になりました。

雨の高速道路、ワイパー視点

 

だからこそ感謝が湧き上がってきます。

 

降水確率90%の中なんとかもちこたえてくれたお天気とのご縁。

戸明けの日に巡り合えたご縁。

よき先達さんとのご縁。

そしてこのすばらしき場とのご縁。

 

ほんとうに、なにもかもがありがたかったです、

 

大峰山 絶景の山頂からの眺め

 

僧侶としてではなく、ただの一人の男として登った大峰山。

 

この女人禁制の山は、男性がより女性に優しくなるための場所だったなというのが僕の感想です。

 

(完)


 

 

大峰山(山上ヶ岳)登山

 

5月3日の午前3時から戸開式が行われる大峰山。

そのような山が開かれる初日に合わせるようにたまたま登山するご縁に恵まれたことは、とても不思議なことであり、喜ばしいことです。

 

前日の金剛山で足慣らしし、今日の大峰山登山に備えたのでした。

山の正式名称は山上ヶ岳であり、修験道の聖地を大峰山というそうで、それは同じ場所のようでいて、厳密にいえば違うということになるようです。

 

天川村の宿がどこもとれなかったため、五條市の「藤井館」というお宿に前泊し、登山に備えます。

18時半頃に突然奈良を震源地とした震度4の地震があってビックリしましたが、おかげさまでそれ以上のことなく当日を迎えました。

 

朝5時過ぎに起きて、6時に宿を出発。

7時10分頃に登山口のある駐車場にやってきました。

 

 

大橋茶屋駐車場

100台近くの車が並ぶ中、ベストポジションともいえるトイレの前に車を停めることができたのは超ラッキーでした。

大峰山登山口駐車場と赤いミニバン

 

 

大橋茶屋

まず「大橋茶屋」に駐車場代を払いに向かいます。

大峰山・大橋茶屋駐車場と茶屋

 

すでに開いていた茶屋の受付で「1000円/1日」をお支払いしました。

大峰山登山 茶屋の休憩スペース

 

準備を整え、駐車場の奥に進んでいくと左手に朱塗りの橋が見えてきます。

大峰山登山口、駐車場に停車する車列

 

 

清浄大橋と発菩提心門

7:30 山上川(さんじょうがわ)にかかる「清浄大橋(しょうじょうおおはし)= 別名:大峰大橋」を渡ります。

大峰山 聖地への入り口、清浄大橋と発菩提心門

 

橋の先の「発菩提心門(ほつぼだいしんもん)」は四門の第一番「発心門」に当たり、「仏道を歩もうという心を起こす段階」に入ることです。

大峰山 桜と石段の参道

 

門の中に入ると、左右には大峰講(大峰山に登拝する在俗信者の組織)の記念塔や供養塔が建ち並んでいます。

大峰山 桜と石段のある参道

 

女人禁制の看板。

大峰山女人結界門、修験道の登山道

 

 

大峰山表参道ルート

 

登山時はやはり修験道の正式参拝ルートを行きます。

 

 

女人結界門

7:31 大峰山修験道の表参道の入口にあたる「女人結界門(にょにんけっかいもん)」をくぐります。

女人結界門と参道

 

これは四門の第二番「修行門」に当てはめることができ、「自らの身心を観察し、自我執着を落としていく段階」に入ることです。

女人結界門と杉林、登山者

 

これより中は男性のみが進んでいきます。

大峰山登山道、杉木立と石畳の道

 

女性には「女人大峰」といわれる「稲村ヶ岳」が修行の場として開放されているそうです。

杉木立の中の大峰山登山道

 

杉木立の中を

大峰山登山道、杉林と石段の続く道

大峰山登山道、杉林の中の木製階段

 

 

行者堂(一ノ世茶屋跡)

広場の小さな祠(行者堂)で行者さんたちが読経している前を横切っていきます。

大峰山登山、杉林と登山者たち

 

杉葉が柔らかなクッションとなり、歩きやすい道です。

大峰山登山道、杉木立と標識

大峰山登山道、小橋と石畳

大峰山登山道、木漏れ日と杉林

大峰山登山道、森の中の茶屋へ向かう登山者

 

 

一本松茶屋

8:03 「一本松茶屋(いっぽんまつちゃや)」に到着です。

一本松茶屋、大峰山登山道

 

中にはお店はなく、休憩用の長椅子が両側に置かれています。建物の一番奥に行者堂があります。

大峰山 休憩所には登山客が座っています

 

素通りして進みます。

大峰山登山道、杉林と落ち葉の道

大峰山登山道:木製階段と登山道

 

前日の不調とは一転して、本日の歩みは快調です。

大峰山登山道、根っこの張り出した森の道

 

やっぱり土の道がいいですね。

大峰山登山道、急な石段のある山道

大峰山登山道、木製階段を登る行者

 

看板によると、ここは「赤石原」という場所です。

大峰山登山道、黄色い標識と登山者

 

ハアハア言いながらも、余裕はありました。

 

行場を思わすような巨大な岩が道中にもあります。

大峰山登山、鉄製階段と岩場

 

小さな小さな岩屋地蔵さん。

祠のある大峰山岩場

 

狭いですが、危険という感じの道ではありません。

大峰山登山道、一人の登山者

 

夜中の行事に参加されたであろう多くの方が下ってくるのとすれ違いました。

その時には狭い場所では道を譲り合い、「ようお参り」と声を掛け合うのです。

 

 

お助け水

「役行者慈悲乃助水」と書かれた通称「お助け水」の水飲み場があり、喉を潤わせることができました。

役行者慈悲乃助水

 

看板にも「お助け水(霊泉御助水)」と表示があります。

大峰山登山道 一本松茶屋 休憩ベンチ

大峰山登山道、杉木立と根の張り出した道

 

「二少年遭難碑」の地点には、不動明王と地蔵菩薩がお祀りされています。

大峰山登山道、道標と石仏

 

看板によると、ここは「七曲り」という場所です。

一本松茶屋、陀羅尼助茶屋への案内標識

大峰山登山道、木製階段と苔むした山道

大峰山登山口の遊歩道

 

 

洞辻茶屋

8:47 大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)と合流する地点にある「洞辻(どろつじ)茶屋」に到着です。

大峰山登山道、鳥居と茶屋跡

一本松茶屋の休憩所、行者堂あり

 

この建物の真ん中は外と通じていて、「洞辻行者堂」に役行者が祀られています。

大峰山 祠 役行者像と石碑

 

売店が開いていたので、「記念ハチマキ500円」と「吉野くず湯300円」を購入。

大峰山登山口の茶屋、商品の表示

 

あ~、おいしい。「疲れがとれる名物吉野くず」という触れ込みの如く、疲れが飛んでいきました。

大峰山登山で吉野くず湯を堪能

大峰山登山道、供養塔と水場

 

「洞辻出迎不動」

役行者像と大峰山登山入口

 

洞辻茶屋を出ると、尾根沿いの見晴らしのいい道を進みます。

大峰山 登山道と石碑大峰山登山道:杉木立と枯れ木に囲まれた山道

大峰山登山道、木々が生い茂る山道

 

看板によると、ここは「じゅるみ」と呼ばれる場所です。

山上ヶ岳の登山道と道標

大峰山登山道:杉木林の中の石段

大峰山登山、墓石が並ぶ道

 

 

陀羅尼助茶屋

9:07 洞辻茶屋を出て10分もしないくらいで、「陀羅尼助(だらにすけ)茶屋」に到着です。

大峰山 陀羅尼助茶屋 入口

 

役行者が疫病流行の際に作ったと伝えられる日本古来の民間薬である「陀羅尼助」を取り扱うお店が集まった茶屋のようですが、ほぼすべてのお店が閉まっています。

大峰山 陀羅尼助茶屋街並み

 

唯一開いていたのが『陀羅尼助丸 西浦清六本舗』でした。

大峰山 陀羅尼助丸 西浦清六本舗

 

ノンストップで突き抜けます。

大峰山登山道、記念碑と薬草屋の跡

大峰山登山道、女人結界門と茶屋

 

松清店

9:08 先ほどの茶屋から1分ほどで洞川の陀羅尼助屋・松谷清造本舗の出店であるという「松清店」へ到着。

大峰山陀羅尼助丸松清店

 

陽が差したのが嬉しくて、先ほど買ったハチマキで気合を入れたショットをパシャリ。

大峰山登山、松清店に到着

 

茶屋を抜けるとすぐに、供養塔が建ち並ぶ地点の分かれ道です。

左が登山道となる「古来よりの行者道」で、右が下山道となる「平成新道」。

大峰山登山マップ、女人結界門への道

 

ということで左へ進みます。

大峰山 登山道 記念塔と鳥居

大峰山登山道、木製階段と紅葉

 

石がごろごろした道。

大峰山登山道、石柱と分かれ道

 

見つけることができませんでしたが、多分この辺りが「わらじ原」で、どこかに「わらじばきかえの碑」なるものがあるらしいです。

大峰山登山道、杉木立と石段

大峰山 登山道 木の階段 鎖

 

「厄除けカワラ投」と書かれた倒壊したお堂。かつてはここでやっていたのでしょうか?

倒壊したお堂とカワラケ投げの碑

大峰山登山道、巨大な木の根と苔むした斜面

 

 

油こぼし

鎖を持って登る「小鐘掛岩」の辺りは、ツルツルして登りにくいことから「油こぼし」と呼ぶそうです。

大峰山登山道、岩と草木の険しい斜面

 

「裏階段」と呼ばれる木の階段が続く場所では、「懺悔懺悔 六根清浄」の声を張り上げながらその苦しさを乗り越えていきます。

 

なんとも足のすくむような岩壁の道。

大峰山登山道:岩場の険しい登山道と森

 

 

鐘掛岩

鐘掛岩(かねかけいわ)は先達がいなかったので上に登ることは叶いませんでしたが、素晴らしい岩の行場です。

大峰山 険しい岩場に建つ茶屋と鳥居

 

先を急ぎます。

大峰山登山、石仏と木製階段の参道

大峰山登山道、木々が生い茂る森の中の小道

大峰山登山道、大峰奥駈道入口の標識

 

 

お亀石

「お亀石ふむなたたくなつえつくな、よけて通れよ旅の新客」と歌われるように、現在は石柵に囲まれています。

亀は女性的霊性や生命性を宿すものとされ、「女性を踏みつけたり、たたいたり、物でなぐるな」という戒めもあるのかもしれませんね。

大峰山山上ヶ岳の石碑と参道

 

 

等覚門

お亀石のすぐ先が「等覚門(とうがくもん)」です。

これは文字通り四門の第三番「等覚門」に当たり、「平等を理解し、完全な覚りまでもう一息の段階」に入ることです。

大峰山登山口、女人結界門と祠

 

門をくぐりました。

大峰山登山道、石積と石仏

大峰山登山道、石碑と苔むした古木

 

またしても素晴らしい岩場。

大峰山登山道、記念碑と岩場の風景

 

家族連れが下っていく光景が絵になりますね。

大峰山登山道、行者道には巨石が点在

 

この木々の先が表行場一番の目的地。

大峰山登山道、大木と緑豊かな森

 

 

西の覗

「西の覗(のぞき)」にやってきました。

大峰山「西の覗」の石碑と修行像

 

すごいところです。

 

ここでは先達に綱をかけてもらい逆さに吊るされるという行場だそうですが、今回僕は機縁に恵まれませんでした。

大峰山からの眺め:山々が広がる絶景

 

なんでも吊るされた状態で問いに答えるという修行らしいです。

「両親を大切にするかっ?」
「ハイ!」
「奥さん、子供を大切にするかっ?」
「ハイ!」
「浮気はしないかっ?」
「ハイ!」

って、女人結界の意味は男性の自我をとことんそぎ落として優しくしていくっていうことなのかもしれませんね。

大峰山登山の男性、山頂からの眺め

 

これで表行場を巡り終え、宿坊エリアへ向かいます。

大峰山 西の覗へ右折

大峰山登山道、杉木立と石段

 

分岐地点。左に行くと「竹林院」「東南院」「喜蔵院」「桜本坊」の4つの宿坊があり、右は「龍泉寺」の宿坊が1つ。

大峰山 宿坊 東南院への参道

 

宿坊に行くにも一筋縄ではいきません。

大峰山登山道 rocky path

大峰山登山道、巨大な岩と木造の橋

 

左から「竹林院」「東南院」「喜蔵院」「櫻本坊」の4つの建物が斜面に並び立ち、それぞれ宿坊を営んでおられます。大峰山山上ヶ岳の宿坊群

 

道の左下にある「宿坊竹林院」電話予約:0746-32-8081

宿坊竹林院 役行者像

 

道の左真ん中にある「宿坊東南院」電話予約:0746-32-3005

龍泉寺参籠所(宿坊)と宿坊建物

 

道の左上にある「宿坊喜蔵院」電話予約:0747-68-9187

宿坊 龍泉寺参籠所 外観

 

道の右にある「櫻本坊参籠所(宿坊)」 電話予約:0747-68-9188

大峰山 龍泉寺宿坊 exteriro

 

どちらの宿坊も開山期間:毎年5月3日(祝)~9月23日(祝) ※5月2日より宿泊可

 

ネット情報を頼りに「桜本坊参籠所」で裏行場の申込をしたのですが、残念ながらご縁がなく、あきらめて裏道から龍泉寺に向かいました。

大峰山登山道と建物

 

最初から分岐を右に行けばよかったと一瞬は無駄足を憂いましたが、やっぱり宿坊の全容が見れたからよかったと思いました。

大峰山 登山道 案内標識

 

 

龍泉寺参籠所(宿坊)

龍泉寺参籠所(りゅうせんじさんろうじょ) 電話予約:0747-68-9184

 

9:59 お昼のお弁当を予約していた本命の龍泉寺宿坊に到着。(発心門から約2時間半)

大峰山龍泉寺参籠所(宿坊)入り口

 

入ってみると、がら~んとしていて、まだ誰もいません。

大峰山 登山宿坊 龍泉寺参籠所

 

中央にはやはり「神変大菩薩」がお祀りされています

大峰山 登山 参拝 所 奉納 banners

 

何度か声を上げてやっと出て来てくださった役僧らしき方に、お弁当の注文をしていることと、裏行場の申込をしたい旨を伝えるも、「今起きたばかりだから、ちょっと難しいな。う~ん、どうしようかな。」という微妙な答え。

 

なるほど朝三時からの戸開式を終えて朝方から眠るとなると、今ぐらいの起床になるのかということ。

 

そして寝起きの頭も体もしっかり目覚めていない状態で行けるような場所ではないんだなということが理解できました。

 

「とりあえずご飯を食べて下さい」とうながされ、10時過ぎなのにもうお昼ごはんのお弁当をいただくことに。

 

行者弁当1000円です。

大峰山登山で食べた行者弁当

 

正直これがこの値段とは高過ぎだなと思ったのですが、体験価格だと考えればま~納得はできました。

 

それに登山後だったこともあり、めちゃめちゃ美味しかったです。

 

食べ終わって少し休んでいる時には、裏行場の件はご縁がなかったら仕方ないと半ばあきらめていました。

 

すると、今度は気持ちのいい声が掛かりました。

 

「山地さん、あと5分ほどしたら行きましょう!」

 

 

裏行場

裏行場は先達さん無しには入ることができない危険な場所です。

大峰山登山、女人結界門と看板

 

「不動の登り岩」

「恐怖の中でも動じない心」を試される最初の試練です。

岩場の仏像と大峰山自然

 

「胎内巡り」

岩に囲まれた暗闇の中を進み「母胎に戻り、生まれ変わる」という再生儀礼を行います。

裏行場「油こぼし」の吊り橋を歩く人

大峰山 岩窟の仏像

大峰山登山、岩場を歩く人

 

「お厩(うまや)」

ヨガというのは元々馬と車を結びつけるという語源であったように、暴れる感情を制御するということです。

つまり、「馬を繋ぐ場所」とは、「心を調える場所」であるということであり、この大きな岩に囲まれた広場で自らの感情に振り回されないようにしっかり手綱を握る感覚をつかみます。

大峰山登山、岩壁の祠と男性

 

「賽の河原」

地蔵菩薩の前で石積みをして、ご先祖から来るカルマの解消を行う意志を積むのです。

大峰山 仏像 登山道

 

「背負い岩」

自分が背負っているカルマの重さを感じます。

 

「飛び石」

勇気をもって飛び、自分を変えていくのです。

大峰山 鎖場 climbing chain at Mt. Omine

 

「蟻の戸渡」

大いなる自然の前では人間は小さく蟻のような存在であり、自我が小さくなっていくでしょう。

 

「平等岩」

断崖絶壁にしがみつくと、地位も名誉も財産も知識も役に立たず、「自分だけ特別」という感覚が削られていきます。

ただ誰しも、息をすること、一歩進むこと、支え合うことだけが平等に残ります。

 

急に強風が吹き上げて、こわかった~。

大峰山登山、険しい岩場を歩く男性

大峰山登山、山頂で記念撮影

 

こうして、無事「裏行場」の修行を終えることができました。

 

※後編につづく

 

金剛山登山

 

翌日に控えた山上ヶ岳(大峰山)登山への足慣らしにと、大阪と奈良をまたぐ日本二百名山にも選ばれる関西随一の霊山「金剛山」に登ることにしました。

 

金剛登山口(千早本道口)バス停

千早赤坂村の「金剛登山口(千早本道口)」にやってきました。

金剛山登山:千早本道口バス停

 

バス停と道を挟んで向い側の駐車場「千早モータープール」に車を停めました。

金剛山登山口駐車場と森

 

料金は「600円/1日」です。

千早モータープール駐車券 600円

 

駐車場のすぐ脇にあるトイレに行って、登山準備を整えます。

金剛山登山口のトイレと案内板

 

千早本道にも2種類があって、「山の豆腐まつまさ」を経由する比較的ゆるやかな①ルートと、「千早城跡~千早神社」を経由する急階段を上る②ルートがあるそうです。

 

 

千早本道(表参道)ルート

 

千早本道(表参道)登山口

僕は千早城に興味があったので、登山はトイレのすぐ先に登山口がある「千早本道(表参道)ルート」を選択しました。金剛山 千早城跡案内図

 

11:04 登山口よりスタート。

金剛山登山口、石段と桜並木

 

いきなり急な石段が立ちはだかります。

 

千早神社表参道の鳥居。

金剛山登山口の鳥居と石段

 

この時間帯にこちらのルートを通っている人は3人しか見かけませんでした。

金剛山 登山道 石段の道

 

それだけ軽い観光気分の人にはオススメされない道なのでしょう。

金剛山登山口の石段を登る

 

「楠公之功與此山倶高(楠公の功績はこの山と同じく高い)」と楠木正成を讃える石碑。

楠木正成を讃える金剛山の石碑

 

千早城四の丸跡広場

11:14 「四の丸跡」の広場に到着です。

 

広場の終わり掛けにある「千早城跡茶屋」。今は残念ながら開いていません。

金剛山登山道、古民家と木漏れ日

 

昔好きだった歴史漫画が楠木正成が幕府の山城攻めを退けた「風雲千早城」の場面でした。

金剛山登山口の広場と木々

 

楠木正成が地形を生かした数々の奇策を講じ、20万~100万の幕府軍を、1,000の楠木軍が打ち破ったという歴史的な戦いです。

金剛山登山道、石段の続く千早本道

 

その舞台である千早城跡辿り、歴史に思いを馳せることができたのはとても嬉しかったです。

金剛山 千早本道 鳥居と石段

 

左に「裏参道」からの合流点があります。

金剛山 千早本道表参道の石段

 

千早城三の丸跡「社務所」

千早神社の社務所のある場所が三の丸だったようです。

金剛山 千早神社 参道

 

「史蹟千早城址」の石柱。

史跡千早城址の石碑と木々

金剛山 登山道 石段 整備された登山道

 

不明な小さな祠が左手にありました。

金剛山:千早城跡にある祠

 

千早城二の丸跡「千早神社」

千早神社のある場所が二の丸だったようです。

金剛山神社と石灯籠、木々

 

拝殿にお参りします。

 

千早神社の祭神は、八幡大菩薩、楠木正成、楠木正行、久子刀自の4柱なのだそうです。

金剛山千早神社の拝殿

 

神社の後ろにある本丸跡には行くことが出来ませんでした。

本丸(一の丸)は現在も禁足地として管理されているそうです。

(※千早城復元模型/千早赤阪村立郷土資料館蔵)

 

一度戻って神社の鳥居を出て、左側に下り道があります。

金剛山登山道 石段の続く表参道

 

本丸の裏側をぐるっと左に回っていく道です。

金剛山登山道、電柱と木々のある山道

 

少し上ります。

金剛山:石段の登山道

 

休憩所の「茶宴台広場」。

金剛山 茶宴台広場 休憩所

 

下界の景色は見えません。

金剛山、新緑の森と木道

 

今度は下ります。

金剛山登山道、木々が生い茂る山道

 

本丸の裏側辺りでしょうか。

 

天然の要塞を感じる場所ですね。

金剛山登山道、森の中の木漏れ日

 

多くの人が通る「千早本道①」と合流。

金剛山登山道、石段と木々、登山客

 

再び登っていきます。

金剛山登山道:急な石段の表参道

 

よく整備された道です。

金剛山登山道:整備された木製階段と木柵

 

とはいえ乳酸がたまってスピードがあがりません。

金剛山登山:急な石段の登山道

 

先日買った登山靴デビューの日なのに、いつもより歩けない感覚。

金剛山登山道:石段と木段の分かれ道

 

まだ足に馴染んでないからでしょうか。

金剛山登山道:千早本道(表参道)の石段

 

すでにかなり足に疲労がきています。

金剛山登山、石段を登る登山者

金剛山登山道(千早本道、表参道)

金剛山 千早本道 登山道

 

道中のお地蔵さんは心強いですね。

金剛山登山道のお地蔵さんと石段

 

でも階段ばかりできつ~い。

金剛山登山道、石段の続く表参道

 

今日の僕はけっこう不調なのかな。

金剛山登山道 四合目を示す標識と石段

 

それともこういうコースが苦手なのかな・・・。

金剛山登山道 登山道には石段や木段がある

 

看板によると山頂まであと50分目安。

 

平地の道で少し回復。

金剛山 千早本道 登山道

 

まだ六合目か・・・。

金剛山登山道、木製階段と木々

 

左右に道が分かれて、

金剛山登山道 石段の続く急峻な参道

 

また戻ります。

 

七合目。

金剛山登山道、七合目の急な石段

金剛山登山道入口にある案内標識

金剛山 登山道 石碑

 

左右どちらでも行ける八合目の道。

金剛山登山道、二手に分かれる分岐点

 

僕は左を選択。渋滞しないよう人の流れを分散させるのが目的でしょうか。

金剛山 八合目 登山道 階段

 

この辺りでは上がらない足に手を添えていました。

金剛山登山道、木製階段の続く山道

 

これじゃ明日の本番(山上ヶ岳)に響いてくるかもと、少し弱気も見え隠れ。

金剛山登山、急な石段の表参道

 
九合目まで来ました~。

 

最後の登り坂で「楽な道」と「近道」を選べるのはとても面白いですね。
楽な道は遠回りで、近道は急坂です。
僕はもちろん「近道」を選びましたよ(笑)

金剛山「九合目」分岐「楽な道」と「近道」

 

ラストスパート!

金剛山登山道、木製の手すりがある石段

 

きた~!

金剛山 千早本道登山口(表参道)

 

12:15 山頂付近の広場に辿り着きました。(登山開始より約1時間10分)

金剛山 休憩所と登山口への道

 

みなさん、いい天気の下くつろいでおられますね。

 

まだシャクナゲが満開です。

金剛山に咲くシャクナゲ

 

 

金剛山山頂売店(食堂)

こんな山の上に売店(食堂)があるなんて、さすが「東の高尾山、西の金剛山」と並び称される関西一の登山者数を誇る人気山ですね。

金剛山山頂売店と登山客

 

中に入ってみましょう。

金剛山山頂売店にモンベル提携ショップと軽食コーナー

 

なんとこんな山の上の売店に「モンベル」がフレンドショップとして提携しているではありませんか。

モンベルショップの登山用品

 

僕は弱気になったこともあり、万全を期して翌日のためにトレッキングポール(ストック)を購入しちゃいました。

金剛山登山用ウェアと用品が並ぶ店内

 

食券売り場で注文。

金剛山売店 Tシャツと軽食販売

 

こちらで受け取ります。

金剛山売店に飾られたサイン入りポスター


僕は昼食として「たぬきそば」をいただきました。

金剛山で食べた温かい蕎麦

 

ゴールデンウィークのために大混雑を予想していたのですが、室外でカップラーメンやソフトクリームを食べている人は多かったですが、室内は案外すいていてよかったです。

金剛山山頂の食堂で休憩する登山客

 

 

転法輪寺

売店を右に進むと「転法輪寺(てんぽうりんじ)」があります。

金剛山登山口の参道と建物

 

「転法輪寺宗務所」。

金剛山山頂の売店と登山客

 

「護摩壇」。

金剛山、千早城跡の石碑と広場

 

「不動明王」。

金剛山 転法輪寺 不動明王像
 

「本堂」に参拝します。

ご本尊は「法起菩薩」。ご真言は「オンダルマウチタソワカ」。

金剛山山頂の葛木神社と参拝者

 

山頂の最高点に向かいます。

金剛山登山道、石段と赤い灯籠

金剛山登山道、鳥居と巨木

 

何百年と連れ添ったであろう「夫婦杉」。

金剛山山頂の夫婦杉

 

左手に「宝剣塔」。

金剛山登山道、参道に灯篭と巨木

 

同じく左手に「福石」。

金剛山 楠木正成ゆかりの福石

 

 

葛木神社(金剛山山頂)

金剛山の最高点に鎮座するのが「葛木神社(かつらぎじんじゃ)」です。

金剛山葛木神社への石段と鳥居

 

手水舎。

金剛山山頂の葛木神社と石碑

 

売店から転法輪寺を経由しても所要約10分弱というところ

金剛山頂上案内図と神社

 

この拝殿付近が最高点「1125m」となります。

金剛山・葛木神社、桜と緑のコントラスト

 

まだまだ綺麗な桜をバックに、山頂到達記念ショット!

金剛山葛木神社と満開の桜

 

裏参道からブナ林へ抜けます。

金剛山ブナ林への分岐標識

金剛山、木々の緑と青空

 

後戻りして「国見城跡」へ。

金剛山登山道にある石灯籠と道標

 

売店を左に進みます。

先に左(国見城跡)に行っておいてから右(転法輪寺・葛木神社)に行けば、行ったり来たりのロスがなかったのですが、今日はノンビリ気分なので気になりません。

金剛山国見城跡への登山道分岐

 

「山頂トイレ」。

金剛山登山口のトイレと案内板

 

「金剛山登拝回数捺印所」。登拝回数に応じた表彰や名札の掲示が行われるようです。

金剛山登山口の売店と建物

金剛山登山道、木漏れ日と参拝客

 

 

山頂広場(国見城跡)

金剛山登山道、ハイカーと緑豊かな風景

 

皆さん、最高の登山日和ですね。

 

この国見城跡は1125mの高度には実質満たないけれど、一番の絶景ポイントとして目的地とされるようです。

金剛山 山頂広場に咲く金剛桜

 

他の方と撮り合いっこしました。やっほ~!

金剛山山頂の看板と登山者

 

文殊尾根ルート

 

下りは文殊岩屋方面へと向かうルートにしてみました。

葛木神社への分岐点と石碑

 

13:13 この鳥居を下山タイムの目安にします。

金剛山表参道鳥居と登山道

 

しばらくは整備された平地を進みます。

金剛山登山道、鳥居と登山者

 

右手には葛城家歴代御廟所。

葛城神社、金剛山、御}$,

 

前日まで雨天が続いていたので、ぬかるんだ場所もたくさんありますね。

 

下りに入ります。

金剛山登山道、木々の根と落ち葉の道

 

行きの不調は消えました。

 

あ~、気持ちいい。

金剛山登山道、根と杉の木々

 

自然の中を歩くコースでリフレッシュ。

金剛山登山道、木々の中を歩く登山者

 

尾根沿いに下っていきます。

金剛山(千早本道)の森と根

 

一つ残念だったことは、岩屋文殊に寄り損ねちゃったこと。

金剛山登山道、露出した木の根が広がる

 

分岐(右に行かないようにと看板)

金剛山登山、木々が生い茂る登山道

 

草花を観察しながら下山していくグループ。

金剛山登山道、木々の中の急な階段

 

休憩ポイント(木のベンチ)

金剛山登山、休憩所のログベンチ

 

再び分岐。「ババ谷」に行かず「百ヶ辻バス停」を目指します。

金剛山登山道案内標識と木々

 

ま~前を行く人の方に着いていったというのが正直なところ。

金剛山登山、森の中の登山道

 

このルートも人が案外多く話し声が聞こえるので、心細くありませんでした。

金剛山登山道、急な石段と木々

 

車が通れる林道が見えてきました。

 

13:53 「伏見林道」と合流。(下山開始の鳥居から約40分)

金剛山登山道、木製階段と森林の小道

 

川に下りて靴を洗えるようにブラシが置いてあります。

金剛山登山道に捨てられたゴミ

 

ありがたや。ドロドロのニュー登山靴を綺麗にできました。

登山靴をブラシで洗い、川の石と植物

 

林道を10分ほど下ります。

金剛山登山道、木漏れ日の中を歩く人

金剛山登山、森の中を歩く風景

 

 

百ヶ辻登山口=金剛山(伏見峠口)バス停

14:03 バス停のある「百ヶ辻(もがつじ)登山口」に下りてきました。(下山開始から約50分)

 

下山完了ショット。

金剛山登山 千早本道口の案内板

 

ですが「金剛山(伏見峠口)バス停」から、車を停めてある「金剛登山口(千早本道口)バス停」まで戻らなければなりません。

金剛山登山口への道、緑豊かな山道

 

車道を歩くのはあまり楽しくありませんが仕方ありません。

金剛山登山道 橋とガードレール

 

2km近い道のりをただ黙々と歩きました。

金剛山登山道への道路と森

 

左手に「千早川マス釣り場」を見ながら進みます。

金剛山マス釣り場と新緑の山並み

 

さらにいくと左手にカフェ「ウッディハート」。

金剛山カフェ ウッディハートの外観

 

気持ちよさそうに下っていくサイクリスト。

金剛山への道、サイクリストが走る

 

金剛登山口(千早本道口)バス停

14:34 ふ~っ、無事帰って来れました~!(下山開始より約1時間20分)

金剛山登山口バス停と駐車場

 

マイカーに乗り込んで一安心。

金剛山登山口駐車場と周辺の緑

 

もし今後登る時には階段ばかりの「千早本道(表参道)」ではないルートを選びたいものですね。

 

下りのルートは自然の道で、僕にとってはすごく歩きやすかったです。

 

 

金剛山へはたくさんのコースがあります。

 

どの道を選ぶのかで山の表情が変わって、何度でも楽しめるでしょうね。

 

 

歴史の舞台に思いを馳せることができた素晴らしい一日でした。

 

さ~、明日は山上ヶ岳だ!

節分星祭りのご祈願を終え、三女と一緒に豆まき。

 

今年もたった一人付き合ってくれました。

豆まきする子供、禰󠄀豆子風の飾り

 

禰󠄀豆子のお面が行方不明になったので、今年は新調しました。

節分に鬼滅の刃の堕姫のお面を新調

 

僕の大好きな妓夫太郎と堕姫。

妓夫太郎と堕姫のお面で節分を楽しむ

 

これで、テンション上げて節分の行事を楽しみました。

豆まきと節分、父娘の鬼滅の刃お面姿

 

ちなみに過去二年の様子はこちら

鬼滅の刃の豆まき、禰󠄀豆子のお面新調

 

嬉しい助手の成長です。

今日は写経会。

 

雪のしんしんと降る中、善住寺本堂にて一心に般若心経の文字写しに向き合いました。

善住寺写経会:般若心経に一心に向き合う人々

写経会で般若心経を書き写す人々

 

書い始めと書き終わりに般若心経を読誦して、声も合わせました。

 

少人数ではありましたが、皆がよき時間をもてたようでした。

 

ご参加ありがとうございました。

 

 

※字の上手い下手は関係なく、ただ身口意の三密を調えるために写経致します。

 

どなたでも興味のある方はお問い合わせください。

 

 

 

※105才のおばあちゃんも平仮名心経を書き上げました。

般若心経 写経 manuscript

昨日は小学校のスキー教室。

 

僕も指導はできないけれど、見守り役として参加してきました。

 

雪はたくさん降ったけれど、圧雪されてなくて子供たちは板のコントロールが難しかった様子。

 

視界も不良でした。

 

うちの班はほとんどが家庭でスキーに行くことがない子たち。

スキー教室で子供たちが挑戦

 

みるみるうまくなっていくのを実感するからか、時間いっぱい何本も滑りたいっていう感じで笑顔で挑戦している姿がとても眩しく見えました。

 

雪国は雪が降って大変だなという面もありますが、雪国に生まれてよかったなと思う面もあるということを感じてもらえればなと思いました。

三毒(貪・瞋・痴)のカルマには「引き金(トリガー)」があります。


三毒カルマのすべての共通トリガーは「思い通りにならない体験」です。

こちらは少ないと言っていましたが、昨日から今朝にかけてそれなりに降りました。

新温泉町の積雪、谷間の村の風景

 

だいぶ浜雪から山雪に変わってきたでしょうか。

新温泉町の積雪、山雪の風景

 

それでも10年前くらいまでは毎年1メートルを越える積雪があったことを思うと、60センチや70センチでも少ないと感じてしまうのが現地人の感覚です。

新温泉町、積雪で埋まる車と雪景色

 

 

三女の通学時間の時点では、メイン道路以外の除雪はまだ。

 

新雪を歩くのは気持ちいいですね。

 

バス停は雪の壁によって埋もれていました。

積雪の中、傘を差して歩く子供

 

 

#新温泉町

#熊谷

#谷間の村の風景

昨日は夕方から豊岡市で会議があって、夜の懇親会に参加。


結構吹雪いてきたし、夜の道だし、通常で一時間半近くかかる帰路はもっともっと時間がかかるよな〜。

豊岡市で吹雪の中、車が埋まった様子
 

明日の檀務は大雪予報の影響でなくなったので、ゆっくり安全に帰ろうってことで急遽泊まることに。
 

車はその懇親会場のそばのタイムス駐車場に停めたまま、少し離れたホテルまで帰宅の友達に送ってもらいました。
 

 

ですけど、朝起きてみて愕然。

豊岡の雪景色、ホテルと埋もれた車

 

山は多くとも市街地はうっすら積もる程度だろうという僕の見積りはまったく甘かったです。

 

 

これは選択をミスったかも・・・。
 

昨日帰れば良かったって思いました。

 

駐車場に停めたままの車も埋もれています。
大雪で埋まった豊岡の車

 

とはいえ親の四駆の車を借りてきていたおかげで少しの除雪でなんとか脱出。

 

帰路もガタガタ道で時間がかかりましたが渋滞はありませんでした。
 

 

お昼前に無事に家にたどり着いたら、「なんだうちはたいしたことないじゃないか」という状態。

積雪の豊岡、雪景色の日本家屋
 

普段少ないはずの豊岡がめちゃめちゃ多くて、普段多いはずのうちの方が少なかったというお話でした。

 

ちゃんちゃん。