魔女の一撃
この数日、すっかり秋めいて冷え込みがきつくなってきました。
風邪をひいている方も増えています。
あんや堂でも、遠赤外線が大活躍(笑)
冷えてくると、ギックリ腰にも要注意です。いつも以上に腰や背中、足の血流は減少しています。
座っていて、ひょいと立ちあがったり、屈んだりした拍子に「ぴきっ」
まさに魔女の一撃です。
私の初ギックリ腰は35歳のときでした。
入院中の祖母をベッドから車いすに移そうと持ち上げた瞬間、
祖母が「あっ忘れ物!」と身を乗り出して、巾着袋を取ろうとして…ぴきっ!
必死に祖母は落とさず支えましたが、「見事なぎっくり腰」(整形外科医の話)
巾着には飴が入っていたのね(-。-;)
ギックリ腰で炎症が強い場合は、冷やすのが普通ですが
冷やしすぎるとかえって悪化します。
熱を持ってズキズキ痛む部分だけを、お刺身についてくるような小さな保冷剤で
テッィシュペーパーなどでくるんで、15分だけ冷やしてください。
周囲の筋肉は、むしろ温めなければなりません。
腰が痛むと、背中や足で庇います。腰で体をひねれない分、頸にも負担がかかります。
ぎっくり腰から身体全体がおかしくなることも。
冷やすと痛みは治まるので、ついつい「冷やしすぎ」になりがちですが、
炎症が激しくなければ冷やす必要はありません。
背中や足は、意識して温めてくださいね。
木枯らし一番が吹いて、
いよいよ秋も深まってゆきます。関西でも少しずつ紅葉の季節ですね。
これから紅葉が深まり、吐く息が白くなって、冬に向かう…
この時期(10~12月)が一年でいちばん好きです。
厳しい冬が訪れる前に、秋の日差しを楽しみましょう。
肘をリセット
この頃、肘をリセットする、ということを考えて鍼を打っています。
肘はご存じのように、3つの骨が関節する場所。上腕骨、尺骨、橈骨の3つが組み合わさってできています。
現代人は、車の運転、パソコン作業、書き物、読書、料理、その他ほとんどの日常作業で
肘を曲げ、前腕は回内して、手首は若干背屈していることが多いのです。
その姿勢を続けたまま、神経を使う細かい作業をしているわけです。
肘周りには無数の細長い筋肉がついています。
肩から肘関節を超えてつくもの、肘の上部から手首につくもの、指までのびているもの・・・。
これらの筋肉が同じ姿勢で持続的収縮を強いられると、
肘関節の位置関係がおかしくなってきます。
ほんの少しですが、無理がかかって肘がズレてくる。
その、ちょっとした負荷・ズレが、肩甲骨や頸に波及します。
腕を支えているのは肩甲骨だし、肩甲骨は頸椎と背骨に支えられているからです。
で、肩こり・首こり・眼精疲労・頭痛などにつながります。
前腕と肘のツボには、「肩こり・首こり・寝違い・眼精疲労・頭痛」の特効穴が多いのです。
東洋医学的にいろいろな説明がされますけど、
負荷がかかって少しズレちゃった肘関節をリセットすることで、
肩甲骨や頸椎にかかっていた負担が取れる、と考えられます。
今日は、尼崎はずっと、バケツひっくり返したような雨です。
いまは、この雨の中来てくださる予約の患者さんを待っております。
キャンドル、灯してみました(^^)
いい香りがします。
月経不調のはなし
これだけは男性にはおそらく理解不能だと思うもの、
それが月経不調と更年期ですね。
とりあえず月経不調の話。
人によって大きく個人差があるので、少し不調という程度の人もいれば
本当に寝込んでしまう人もいます。
ほとんどの人は、気力で乗り切ってるのでしょうが。
東洋医学的にもいろいろな分類をします。
身体が冷えて血行が悪くなり、強い痛みの出るタイプ、
身体がむくんで重だるくて仕方ないタイプ、
月経量が多く貧血気味で息切れ・めまいがするタイプ、
月経前に肩こりや頭痛がして、月経中は精神的にしんどいタイプ、
口が渇く、のぼせるなどの症状が出て、あたまがぼーっとして注意力散漫になるタイプ、
月経中に転びやすい、という方も多いです。足首の動きが悪くなっていて、
見事に経絡に反応が出ているケースです。
同じ人でも、若い時と30代と40代では、月経不調のタイプが大きく変わってきます。
妊娠・出産を機に、がらりとタイプが変わることもあります。
鍼では、西洋医学的・東洋医学的の両方のアプローチができます。
経絡を使った鍼治療は、どのタイプの月経不調にも即効性があります。
西洋医学的には、とにかく骨盤内臓の血流改善と自律神経の調整をします。
腰部や骨盤のゆがみを調整することで、おどろくほど軽減する場合もあります。
女性の月経は約40年間、毎月あります。
ざっと換算すると、一生で2400日は月経期間。実に6年と半年に相当します。
気力で乗り切る、のも限度がありますよね。
お悩みの方は ぜひ一度鍼治療を試していただきたいです。
