ゼロにする
いっちーです。
くまさん二回連続更新阻止、僕がいただきました(ニヤリ)
最近、僕が気になっているキーワードがあります。
それは、「ゼロにする」というもの。
この「ゼロにする」は、えにぃのスタッフ・マッツさん命名の言葉ですが、
PSの仕事をする上で、これはとっても大事な感覚だなあ、と最近つくづく思っています。
例えば、ある人が
「私は、アメリカに引っ越したいと思ってるんだ」
と言ったとします。
それを聞いて、
「アメリカに引っ越すのなんか、止めたら良いのに」
という気持ちが、僕の頭の中に湧いてきたとします。
でも、「引っ越すのなんか、止めなさい」と、自分の意見を押し付けようとすることは、
PSの仕事ではやってはいけないことです。
だから、そんな気持ちが湧いてきたら、そんな気持ちを「ゼロにする」。
何をどうするかは、その人自身が決めること。
PSは、その人がどういうことを感じたり、考えているのかを教えてもらい、
どうしてそのように感じたり、考えたりするのかをその人と一緒に知っていって、
そんな中で、その人自身の気持ちを邪魔しないで、どんなお手伝いをさせてもらえるのかを、
必死で考えていきます。
自分の意見とか先入観とかには、自分ならではの価値観が入り込んでいることが多いので、
その人らしい、のびのび・いきいきとした生活をしていくためのお手伝いをする上では、
とっても邪魔になるんですよね。
自分の意見を押し付けたくなる、そんな雑念を「ゼロにする」よう、
毎日頭をプルプルと振って、振り払おうとしているいっちーでした。
ものづくり倶楽部
くまです。
今月のブログ更新もこれで5回目。
なにやらナガイさんが、「くまさんの2回連続更新を阻止する。」って言ってました。
「だって、くまさんのブログ見て、PS(パーソナル・サポーター)が遊んでばかりいるように思われたら困るもん。」
イヤイヤ、皆さん! くまは、ちゃんと仕事してますよ!
…といいつつ、今日のブログネタは第2回流木アート製作の話。
前回、お試しで流木を使った作品づくりをしてみましたが、意外に面白かったので、「じゃあ、定期でやりましょうよ!」ということになりました。
そこで、告知なのですが…
ものづくり倶楽部(勝手に仮称)
毎週火曜日 10:00~14:00 まじくるで行います。
基本は、流木を使った作品づくりですが、他にも和紙や麻ひもを使ったランプシェードを作る予定です。
まぁ、基本は「これを作りますよ!」っていうのはなく、「思い思いに自由な作品を作りましょう!」っていう、ゆるい感じの倶楽部になっています。
昨日は、くま、たーさん、ひとみ、ナッツさんの4人でそれぞれ思い思いのものを作りました。
ナッツさんの作品が、なかなかの作品だったので紹介します。
題名:小鳥
来週は、みんなで流木を拾いに海に行く予定です。
最後に…
「場の力ってすごい!」って思います。
それぞれが、誰かと話をして元気をもらったり、自分が必要とされたり、何かを学べたり、落ち着いてのんびりできたり…。
参加する人によって、参加する人の思いによって、集まった時にすることによって、時間によって、場の雰囲気や場の持つ力は変わりますが、人に大きな影響を与える力があると感じています。
なんかうまく言えないけど、とにかく場の力をうまく使えたらな~。
自分には、場をコーディネートする力はないですが、色んな人と一緒に色んな場を作っていけたらいいな~と思っています。
シートはつらいよ
ナガイです。
先日、CPSを交えカンファレンスが行われました。
一人の相談者について3か月に一度、評価シートを用いて、どんな支援をしてきたか、アセスメントはしっかりできているか、必要な支援にたどりつけているのか、などなど、掘り下げて議論をかわします。
そこで大事になるのが、評価シートです。
日々の支援の記録から、ご本人に対するアセスメントしたうえで、PSがどう支援していくか、そしてその結果どうだったか。
それを続けていきながら、本人のどこを応援すべきなのかを考え、行い、また検証をしていく。
私の場合、直観的に動くことが多く、感覚的な支援になりがちで、ポイントがつかめきれず、結果的に思い込み支援になってしまうことが多々あります。
なので、評価シートと向き合いながら、自分のおこなっていることを言語化し、一つ一つの動きに対して、意味を問うことで、自分自身の支援を多角的に見ることができ、なおかつ、それを用いてカンファレンスすることで、より客観的な指摘が入り、新たな見立てや違う視点からたくさんの支援方法を得ることできます。
大事なのは、得て終わりではなく、自分の支援の特性や思い込み、独りよがりの支援に気づき、支援の軌道修正をしていくことだと思っています。
一方で、PSの支援の成果はなかなか数字で表せるものではありません。
そのためにも、相談者にどのような支援を行った結果、このようになったという、客観的なデーターが必要になります。
評価シートを書く作業は、とても時間を要しますし、頭を悩ませる一番大変な作業です。
とても、とても、とても、言語化したり、発信することがニガテですが、それなくして、PSの支援はない!
といつも心に言い聞かせながら、修行僧のように評価シートとむきあうナガイでした。
釣り体験
くまです。
先日、くまといっちーと夏月荘の住人のホリーと山ちゃんの4人で魚釣りに行ってきました。
天気も良く、絶好の釣り日和でしたが、さすがに釧路の岸壁は、まだ寒くブルブル震えながらの釣りでした。
いや… 震えていたのは、くまだけだったかもです。
なんせ、寒いのは苦手なもので…。
それでも、ちょー久しぶりの釣りには、テンション上がりまくりでした。
ホリーがド本命のコマイとクロガシラカレイを含む数匹を釣り上げて釣果トップに…。
魚の大きさなら、いっちーがトップでした。
くまの釣果はというと… まぁ…
釣果のことはともかく…
※本人の了承を得て、この写真を使っています。
いつも夏月荘で料理を作ってくれているK口さんが、即興でカジカを煮付に、カレイとコマイを唐揚げにして出してくれました。
うっ! うまいっ!!!
お腹も心も満たされた幸せな一日でした。
冒険への旅立ち
お久しぶりです。
ナガイです。
怒涛の監査および今年度の委託契約も無事終了し、少し落ち着いた今日この頃です。
そんな中、今日はひとつ報告をしたいと思います。
私の相談者の一人が、大きな挑戦をすることになりました。
彼女と出逢ったのは、昨年の7月。
人とは少し違う人生を歩んでいた彼女は、私にPSとしてたくさんのことを教えてくれました。
いろんなことを語ってくれ、私がする率直な質問にも、笑いを交えながら真剣に答えてくれる彼女の言葉と思いから、多くのことに気づかされ、時に悩み、時に励まされてきました。
そして何よりも、彼女と語り合う時間はとても楽しかった!
もちろん、楽しいことばかりがあったわけではなく、しんどいこともたくさん共有してきました。
そんな彼女と出逢って1年、人生に少しだけ寄り添わせてくれ、たくさんの学びをくれた彼女は、冒険へと旅立ちます。
ステップアップではなく、「冒険」と彼女は表現してくれました。
ステップアップしたかどうかは、あとになってみないとわからない・・・。
それが彼女の言葉です。
私は彼女との関係を、「戦友」と感じています。
そんな彼女にだから、ふだんは決して使わない言葉を贈りたいと思います。
「がんばれ! 私はいつでもここにいるよ!」