起業環境の新たな展開 1 ~米国人投資家による日本の未公開企業への投資~
少し前に
日経新聞の一面に
クラウドコンピュータ(インターネットでつなぐ)営業支援システムの最大手
セールスフォース・ドットコムの社長インタビューが掲載されていました。
ここで目を引いたのは
日本に専任担当者を置いて、
未公開企業への投資を検討しているという部分です。
日本はとても魅力的な市場とのこと。
これは、起業環境もだいぶ変わってくるなと直感しました。
未公開企業への投資はかなりのリスクを伴います。
それをベンチャーキャピタルではなく
アメリカ人元起業家が目利きして投資する。
素晴らしいと思います。
サラーマンと起業 6 ~リスクを好まない国民性~
で国際的なアンケート調査から
日本は「起業家が尊敬されない国」
であることを書きました。
そもそも、日本人はリスクをあまり
とりません。
貯蓄の運用をみても、
資産の過半が銀行預金
という国は
これまた、日本だけです。
また、伝統的な威信が重んじられる歴史ある社会で
起業家は軽視されがちなところも否めません。
これは、すべて親の教育がなせる業ですが。
そこで、前回書いたように
一部企業家の
イメージの悪さが重なりました。
でも、こうしたきびしい状況も
変わってくると思います
それは次回に。
サラリーマンと起業 5 ~起業家が尊敬されない国~
成人現役層の起業率
「TEA指数」を算出する国際比較調査では
「起業家になるのは良い職業選択である」という
質問もしています。
「はい」と答えた比率は、日本では28.1%。
やはり、調査対象59か国中最低です。
しかも、問題なのは数字が飛びぬけて低いことです。
2番目に低いフィンランドは46.1%で
日本はこのわずか半分です。
これが唯一の40%台で、30%台の国はありません。
先進国平均は、中進国(72.8%)、
途上国(75.3%)に比べて低いのですが、
それでも59.2%あります。
つまり、調査対象国では、
人口の概ね3分の2が起業家に敬意を払っていますが、
日本では、それが3分の1以下です。
その大きな理由のひとつとして
起業家に対するイメージが
芳しくないからだと思います。
要因は05~06年にかけてのライブドア事件です。
マネーゲームの末、同社社長のホリエモンこと堀江貴文氏と、
元通産官僚で資産運用会社を設立して
マネーゲームに参戦した村上世彰氏が起訴され、
それぞれ有罪が確定しました。
あの事件は、起業家に対するイメージを貶めたと思います。
サラリーマンと起業 4
サラリーマンと起業 3
http://ameblo.jp/anwalo/entry-10961285847.html では
今後日本で現役世代の起業率であるTEA指数が
世界で2番目に低いと書きました。
ではこれが、今後上向くかというと
容易ではないと思います。
調査から問題点が読み取れます。
そしてその原因はおそらく一つです。
まず、調査では、起業した理由を、
①「必要に迫られた」という後ろ向きの理由と、
「機会を捉えた」という前向きな理由に分類しました
(①と②を足しても無回答があり、100%にはなりません)。
所得が上がるほど低く、①は低く、②は高くなりますが、
日本は①が36%で先進国で最高、
②が47%で先進国22か国中19位です。
これだけ起業に対する姿勢が後ろ向きの先進国はありません。
この、最大の理由は。
起業家に対するイメージが芳しくないからだと思います。
サラリーマンと起業 3
サラリーマンと起業 2
http://ameblo.jp/anwalo/entry-10961285847.html では
今後日本で現役世代の起業率であるTEA指数が
世界で2番目に低いと書きました。
ではこれが、今後上向くかというと
容易ではないと思います。
調査から問題点が2つ読み取れます。
そしてその原因はおそらく一つです。
まず、調査では、起業した理由を、
①「必要に迫られた」という後ろ向きの理由と、
「機会を捉えた」という前向きな理由に分類しました
(①と②を足しても無回答があり、100%にはなりません)。
所得が上がるほど低く、①は低く、②は高くなりますが、
日本は①が36%で先進国で最高、
②が47%で先進国22か国中19位です。
これだけ起業に対する姿勢が後ろ向きの先進国はありません。
「起業家になるのは良い職業選択である」と答えた比率は、28.1%。
やはり、調査対象59か国中最低です。
しかも、数字が飛びぬけて低く、
2番目に低いフィンランドは46.1%ですが、
これが唯一の40%台で、30%台の国はありません。
先進国平均は、中進国(72.8%)、
途上国(75.3%)に比べて低いのですが、
それでも59.2%あります。
つまり、調査対象国では、
人口の概ね3分の2が起業家に敬意を払っていますが、
日本では、それが3分の1以下です。
この、最大の理由は。
起業家に対するイメージが芳しくないからだと思います。
サラリーマンと起業 3 ~起業促進策は功奏した面もあるが~
で日本の起業率が
世界最低水準であることを
みてみました。
起業指数といえる、TEA指数は
(成人現役世代が起業する割合)は、
2010年に3.3とやや回復しています。
ただ、
相変わらず、
調査対象59か国中2番目に低い数字でした。
もっとも、2002年の「ネットバブル崩壊」以降、
大学の研究者が起業した
「大学発ベンチャー」起業の成功例が出るなど、
政府の起業促進策が功奏した面もあります。
また、先進国平均が5.6%で、
中進国(11.7%)や
途上国(22.8%)よりは低いので、
日本の数字はそう悪くもないとも言えます。
ちなみに、米国は7.6%、中国は16.8%した。
米国は02年には10%以上でしたから、
やや活力が失われている可能性もあります。
中国については、
なるほどな、
と実感できる数字です。
ただ、今後日本のTEA指数が上向くかというと、
このままでは、その可能性は低いと思います。
それは次回に。
サラリーマンと起業 2 ~世界最低を争う「起業率」~
以前、
サラリーマンと起業 1 ~サラリーマン平均年収が過去低下基調~
で、給与所得が過去12年間に
下がり続けていることを書きました。
これだけ痛めつけられると
起業する人も増えるのかな
と単純に思いました。
でも、調べてみると
そう単純ではありませんでした。
j今日は少しデータを扱います。
18歳から64歳の人を対象に、
1999年から起業についてアンケート調査を実施している
Global Entrepreneurship Monitorを見てみましょう。
この中で、起業の手続き中、
または起業してから42か月以内の企業経営者の割合
TEA指数を時系列、あるいは国際比較していみましょう。
TEA指数は現役世代の「起業率」と考えてください。
日本では個別国の数値が取れるようになった2000年に5.7%、
01年に5.1%でした。
01年の数値は調査対象37か国中2番目に低い数字でした。
ところが、02年には1.8%に急落、
順位も調査対象40か国中最低になりました。
これは、おそらくこの年に起きた「ネットバブル崩壊」が
大きく影響したとみられます。
TEA指数は、2010年に3.3とやや回復していますが、
相変わらず、調査対象59か国中2番目に低い数字でした。
この数字から読み取れることを
少し考えてみましょう。
給与、起業と運用 9
このブログ書いて、かれこれ
4か月になります
最初は夢を引き寄せることから始まり
豊かさや富の引き寄せに移り
いまは、勉強がてら具体的な投資の実例について
書いています。
資産を増やす方法は
大まかに3つ。
給与所得、資産運用、起業のどれか。
このうち、資産運用をうまくすると
経済的自由「不労所得」が生まれると書きました。
最後に数回、
起業について書きます。
起業についての本はたくさんありますが
いつもポジティブなことを書いている
このブログとしては異例ですが
問題点を投げかけたいと思います。
そのうえでなおかつ
起業は大事だと
訴えたいと思います。
そのあと、
また振りだしに戻って
夢を引き寄せる方法について
書いてゆきたい思います。
最初からの読者は
こちらの方が安心感があるでしょう。
最近このブログをお知りになった方は
具体的なおカネ儲けに興味がある方が多く
違和感があるかもしれませんが
楽しく、面白い分野ですので
宜しければお付き合いください。
給与、起業と運用 8 ~銀行に優位性が強く、収益性が世界最低水準~
ここしばらくの暑さで
冷たいものを飲みすぎて
この週末、体調がイマイチで
半分寝ていました。
これが東南アジアですと
建物内はガンガンに冷房が効いて
飲むのもは熱いコーヒーか紅茶。
通常、冷たいものはほしくなりません。
さて、日本は銀行の力が強すぎます。
中小企業や個人は
融資を受けたら
返済するか、自己破産するか
ほぼ二者択一です。
要するに返済しないと
以後立ち直りが困難な仕組みです。
元本、金利の免除
返済期限の延長など
債務再編を受けると
ほぼ同様の目に遭います
これをリコースローンといいます。
こんなことしているのは
先進国で日本だけでしょう。
途上国でも知りません。
これに対して
ノンリーコースローンとは
融資の返済不履行になったら
債務者はもう返さなくてよいのです。
とはいっても
米国などでは、信用情報機関による
クレジットスコアリングシステムで
次からは融資が受けにくくなりますが
まあ、日本ほどではない
これが海外の銀行融資の大前提です。
これが日本の起業を妨げている
要因のひとつです。
逆にいえば
海外の不動産投資は
銀行融資を受けたら
ある意味もう楽勝なのです。
こfれで、邦銀の収益性は
海外の銀行よりも悪いのですから
困ったものです。
いったい利益はどこに消えているのでしょう?
給与、起業と運用 7 ~海外不動産投資の最大のメリット~
給与、起業と運用 5 ~海外不動産投資のでデメリットから説明します~
では、物件関連情報が少ないことを
ご説明しました。
海外不動産投資の最大のメリット。
それは何でしょうか?
見てください。
給与、起業と運用 3
で書いたことを見てください。
もともと、このシリーズの目的は
経済的自由をえること
そのための必要な元本(必要自己資金)を
極力抑えることでした。
海外不動産投資の最大のメリットとは
まさにこの点です。
現地で銀行融資を
受けられるケースがあるのです。
しかも、しばしば頭金ゼロで。
アジア新興国では
不動産価格の上昇が急です。。
銀行にしてみれば
担保物件の不動産価格が上昇すれば
返済がなくても
物件を売却すれば儲かります。
そんな状況で頭金など持ってこられては
ビジネスチャンスを失いかねません。
そして、もう一つ
銀行融資には
日本と大きく異なる点があります。
それは次回に。