このところ、「ジャバウォック」を取り上げています (^。^)
「ジャバウォック」とは、鏡の国のアリスの詩に登場する、正体不明の「魔獣」です。
「ジャバウォック」
この「ジャバウォック」、ジョン・テニエルの挿絵では、魔獣であるにも関わらず「ベスト」を身につけています。
これが、不思議の国のアリスの「ベストを着たウサギ」と同義なような気がして・・
「ウサギ」は、鏡の国のアリスでは「アングロサクソン人の伝令」として登場します。
その伝令が、白のキングのところに向かう描写がこちら。
「その伝令は、大きな両手をうちわみたいにパタパタ両側に広げ、
ウナギみたいに体をくねくねとよじりながら、ぴょんぴょん飛び跳ねてこっちに向かっていたのです」
この、大きな羽を持ち、くねくねと動く様子が、「ウィーヴル」?「竜」?・・「ジャバウォック」?を連想させるのです。
(2本脚の伝説の竜「ウィーヴル」は、くねくねと動きます。)
「アングロサクソン人」といえば、「ブリタニア列王史」の「赤い竜と白い竜の伝説」では、「白い竜」は「アングロサクソン人」のことを指していました。
なので・・
「白ウサギ」→「アングロサクソン人」→「白い竜」
→「竜」→「ジャバウォック」?
・・そうだとしたら・・
「白ウサギ」=「ジャバウォック」?
・・そう思って見れば、「歯がウサギ」なような・・?( ̄∇ ̄)
「ジャバウォック」=「怪竜に変身した白ウサギ」?
うさぎを表す漢字の中に「禹(う)」という字がありますが、この
「禹(う)」は「虫」や「毒蛇」を意味します。
「ウサギの穴に落ちる」とは →「毒虫・毒蛇の穴に落ちる」?
→「ジャバウォックの穴に落ちる」?
・・そんな意味かも・・? (・Д・)?
また「白うさぎ」といえば、日本では「因幡の白兎」が有名ですが、この神話が「詐欺(さぎ)」という言葉の由来です。
昔「うさぎ」は「さぎ」と呼ばれていて、うさぎがサメを騙したことで「さぎ」→「詐欺(さぎ)」となったのです。
なので・・
「うさぎ」=「詐欺師(さぎし)」!
・・「バケノカワ」という魔法を使って「怪竜(ジャバウォック)」に変身しているのかもしれません・・? (^。^)