以前「SATOR スクエア」について書きました。
それの2です! (^。^)
「SATORスクエア」とは、正方形の格子上に並ぶ、5 × 5文字のラテン語の回文(縦にも横にも同じ読み方になる文)のことです。
この図式、世界中のさまざま時代、さまざまな場所で見つかっているため、自分には「時空を超えた宇宙レベルのなぞなぞ」のように思えるんです ( ´ ▽ ` )
(クリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」のタイトルは、このSATORスクエアが由来ともいわれます)
世界中で発見されている「SATORスクエア」
前回この回文の意味を自分なりに解釈してみたのですが、それから新しい考えが浮かんだので、新説を書いてみたいと思います ^ ^ (一般的な解釈とは違います)
(それぞれの言葉はこんな意味だそうです)
「SATOR(セイター)」=「農民」「種を蒔く」
「ROTAS(ロータス)」= ホイール、回転させる
「OPERA(オペラ)」= 仕事、労働
「TENET(テネット)」= 保持する、維持する
「AREPO(アレポ)」= 意味不明(固有名詞では?と)
前回「SATOR(セイター)」を、「種を蒔き、刈り取る」
=「原因と結果」=「因果律」
「農夫が種を蒔き、やがて刈り取るように、因果律の中を輪廻すること」
・・と解釈しました。
今回「TENET(テネット)」について、新しく解釈してみます。
映画テネットでは、時間を逆行させる「回転ドア」が登場していたので、そのアイデアをヒントに考えてみました。(=回転ドアを回して時空を移動する)
この図では「TENET」の字の列は「➕」の形になっています。
これを「回転ドアを上から見た十字」・・と考えます。
(TENETの文字の部分は➕になっている)
「TEN」=「10」「十字」「クロス」
「十字」を回転させる。
「回転ドアを回して、時空を行き来する」
そして「OPERA(オペラ)」は「歌劇」の意味でもあります。
・・それから推測すると「AREPO(アレポ)」は、音楽の神
「アポロン」を表すように思えて・・(音も綴りも違うんですが)
アポロン
このアポロンのエピソードの一つに、
「アポロンが、半身半獣の精霊マルシュアスと音楽の腕を競い、勝利する」
・・というものがあります。
(アポロンは竪琴、マルシュアスは竪笛で)
このアポロンが勝利した理由については諸説あるようで、
「マルシュアスの腕前が想像以上だったため、危惧したアポロンが、楽器を逆さまにして演奏することを提案する。
もちろんマルシュアスの竪笛にはそれはできないため、結果アポロンが勝利した」
・・というのがその中の一つです。
この「楽器を逆さま」という部分・・
「アポロン=「反転」「逆行」の意味を持っている」
・・ように思えますよね! ( ゚д゚)
「逆回転の「音」で、回転ドアを逆行させる」
「音楽を使って、回転ドアを回す」
「別時空へ繋がる回転ドアを回せば、輪廻から脱出でき、どこでも好きな時空に行くことができる」
「SATORスクエア」には、そんな意味があるように、思えてしまうのです・・(・∀・)
ちなみにさきほどのマルシュアスは「サテュロス」と呼ばれる精霊で、これが「セイター」の由来といわれる「サトゥルヌス」と、音が似ていることも、気になるところです・・( ゚д゚)