「クシナダヒメ(櫛名田比売)」という名のお姫さま。
日本神話に登場する女神です。
スサノオがヤマタノオロチと戦う時に「櫛」に変えられ、スサノオがその櫛を髪に挿して戦ったというエピソードがある女神です。
後にスサノオと結婚し、出雲の須賀の地で暮らしました。
このクシナダヒメを、自分流に解釈してみます(いつもの^ ^)
名前からして、「櫛」の比喩であると考えます。
スサノオが 髪に櫛を挿す
「髪の毛」に挿された「櫛」
歯車が噛み合うようなイメージですね。
スサノオとクシナダの、
「噛み合わせ」=「神合わせ」
「櫛」には、「髪を梳(と)かす」( = 整える)という意味があります。
髪を整える = 神を整える = スサノオ(神)を整える・・
スサノオは鼻から生まれたので、「呼吸、息を司る神」と(勝手に)解釈しているのですが・・
もしかしたら「呼吸を整える」などの意味もあるかもしれません??
(= 荒ぶるスサノオの呼吸を整えることで、心を調律し、ヤマタノオロチに打ち勝つ)
櫛の、凹凸が並んでいる形状は、背骨の比喩に思えます。
「クシナダヒメ」=「背骨」の比喩。
また、櫛はオルゴールに使用される部品でもあります。
(「櫛歯」=音階をつくっている櫛(くし)状の金属板)
櫛によって、調律する。
(鍵盤にも似てますね!)
スサノオが、クシナダの階段(背骨の階段、音階)を昇る・・
クシナダ + スサノオ = 背骨 + 背骨を上昇するエネルギー
= クンダリーニエネルギー上昇の比喩
クシナダヒメは、「奇稲田姫(くしいなだひめ)」とも言われます。
奇数の「奇」が入っていますよね。
背骨は 33個(奇数)の椎骨からできているので、もしかしたら、その数のことを表しているかもしれません(違うか?^_^;)
また、「櫛」=「串」とも言えますね。
「串」といえば「串刺し」
なんでも串刺しにしちゃうあの諏訪大社の串のように、体を「貫く」という意味を持っているのでは?
クシナダヒメは、チャクラを貫くクンダリーニ=スサノオが巻き付く「背骨」を表している?・・と思えてしまうのでした。
(勝手な憶測)
こちらは「クシミタマ」? な〜んて ( ^∀^)