前回、「舌を上顎につけること(舌抵上顎(ぜっていじょうがく))」について書きましたが、

 

 

 

 

 

英語の「th」の音は、舌を上顎につけるようにして発音します。(「th」の音そのものが日本語にないため日本人には苦手な発音です)

 

 

(日本語で近いのは「ス」ですね)

 

 

 

 

 

 

 

この「th」・・・なんですが、起源となっている文字が二つあるようです。

 

 

 

一つは、ルーン文字の「þ(ソーン)」

(「The」「This」など発音が濁るものの起源、有声音)

 

 

もう一つは、ギリシャ文字の「θ(シータ)」

(「Three」「Mathematics」など発音が濁らないものの起源、無声音)

 

 

 

 

・・その「θシータ」起源の濁らない「th」「ス」の音は、なんだか重要な音のような気がしています。

 

 

 

 

須(ス)  素(ス)  巣(ス)  

 

 

 

戔男尊、佐之男命(サノオノミコト)

 

 

 

メール(Sumeru)(= 弥山(しゅみせん)古代インドの世界観で、仏教世界の中心にそびえる山)

 

 

 

メラミコト(天皇)

 

 

 

 

・・まだまだありそうですが・・

 

 

 

 

スーー

 

 

 

 

五十音の各々言霊でありである」とされる古代天皇家の文字の中で、「ス」は 表の神の頂点、即ち「天皇」を意味する とされています。

 

 

「ス」は、「中心」という意味で、中心に向かってエネルギーが集まってくることを表しています。

 

 

 

 

 

 

 

「古事記と言霊」(言霊の会発行)の本には、

 

 

「天地(あめつち)の初発(はじめ)の時」とは言霊「ス(巣・澄)である。 

 

 

言霊「ス」は「澄む」「巣」「住む」で動作のない状態。

 

 

言霊「ス」は「何もない」、のではなく、そこから一切のものが生まれ出るエネルギーで充満していながら、静かに澄んで動かない状態。

 

 

・・と書かれています。

 

 

 

   

 

 

 

 

「th」「ス」、そしてそれに近い「シュ」の音はなんだか特別な気がするので、これからも考えていきたいです☆ (・ω・)

 

 

 

ス〜〜★

 

 

 

 

余談ですが「h」はフランス語では、発音しない「無音の h(むおんのアッシュ)」と言われます。

 

 

以前は「h」 音で発音される「有音の h」もありましたが、現代のフランス語は音韻の変化により 「「h」を失い」、発音されなくなったそうです。

 

 

 

hは発音しないのサ

 

 

 

 

 

 

 

「ソーン」はルーン文字「þ」からきていたりして?? ^o^

  

 

「古事記と言霊」についてはこちらにも

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