2019年にとうとう完結した「スターウォーズ」
とっても素晴らしい作品でしたね!^ ^
誰もが納得するラスト、という感じでした。
さて、スターウォーズでは「ウィルズ銀河史」という言葉が出てきます。
(ウィルズ銀河史は英語で書くとThe Journal of Whillsで、ホイルス銀河史やウィル銀河史などといろいろな名前で呼ばれていますがここではウィルズ銀河史で)
もともとジョージ・ルーカスは、スターウォーズが「ウィルズ銀河史」に収められた物語であると考えながらストーリーを作っていったそうです。
そしてルーカスは最後の三部作では「ウィルズ」についての世界を描きたかったみたいです。
しかしその時にはルーカスフィルムはディズニーに買収されていたため、そのアイデアはディズニーの幹部によって却下されてしまいました。
さて、ディズニーが採用することを拒んだ、却下されたアイデアとはどのようなものだったのでしょうか。
ルーカスは自分が描きたかったアイデアや、ミディクロリアンやフォースについて次のように語っています。
「『ファントム・メナス』でミディクロリアンに言及すると、皆それを嫌った。
だがわたしたちはボスじゃない。わたしたちの中に生態系があるんだ」
「次の三部作はミクロの世界を描くはずだった。
この世界の生物たちは我々とは違う生き方をしていて、わたしは彼らをウィルズと呼んでいる。
そしてウィルズこそ実際に宇宙をコントロールしているんだ」
「われわれはウィルズが旅をするための乗り物にすぎない。
ミディクロリアンはパイプ役なんだ。
ミディクロリアンはウィルズと交信することができる。
つまりウィルズこそ、フォースなんだ」
これはもう間違いなく
「ウィルズ」 = 「ウイルス」
「ミディクロリアン」 = 「ミトコンドリア」
のことを言ってますよね!!
ミトコンドリアが多くなるとフォースが使えるようになる、そしてウイルスこそがフォースであり、人間はその乗り物にすぎない・・・
でもこんな世界観を映画にしちゃったら、きっとエピソード1〜3のように酷評されるのは、火を見るよりも明らかですよね ^^; (絶対一般受けしない!)
そういう意味ではディズニーは正しい選択をしたと言えると思います。(映画として受け入れられる、一般受けする)
予想通り、エピソード9「スカイウォーカーの夜明け」は王道のストーリーで、万人に受け入れられ大ヒットとなりました。
でも個人的にはこっちの方が興味があるので、ルーカスの思い描いた世界もいつかぜひゼひ見てみたいと思うのでした・・^ ^