『いま削ろうとしているところが出ているのではなく、その隣がヘコんでいるから出ているかのように見える。いまヘコんでいるように見えるところは、その隣が出ているからヘコんでいるように見える…。』
どこが出過ぎてどこがヘコみすぎているのか。
大きく全体を見れば分かる。
そうは言っても、自分の器の中だけの全体ではたかがしれている。
もっと周りを身よ…。
目を凝らし耳を澄ませ
何度も何度も…
自分という枠をはずせばより多くを見、より多くを聞く。
見ることも聞くこともこれでたくさんと言ったことはない。
そうしていれば、自分が思う形に近づける。
近づきはするが、また遠のきもする。
そこにもまた、これでたくさんと言ったことはないからだ。
