自動化・習慣化している感情や行動パターンから自由になるために | OverlandVerdeのブログ

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海外在住のセラピストです

こんにちは

ずっと放ったままになっていました。読者になって頂いた方々がいながら、全く更新しておらず、申し訳ございません。今日は、前から書こうと思っていたテーマについて書くことにします。


自動化・習慣化してしまっている感情や行動パターンから抜け出すための方法について書きたいと思います。


「過去に閉じ込められた感情の開放」を行うことで、過去に受けたトラウマを癒し、それらの感情が原因となっていた心身の不調を回復に向かわせることができます。また、感情を開放し、過去に起こった辛い出来事やそれの伴う感情を受け入れることで、その後の意識を高めることにもつながります。

しかし、幼少の頃から植えつけられてきた強い観念や信念などがあると、感情を一度開放しただけでは、自動化・習慣化してしまった感情や行動パターンから完全に自由になることは簡単ではありません。それらの強い観念や信念を持っていると、感情をいくら開放しても、また再び感情を閉じ込めてしまい、同じことを繰り返してしまうということが起こります。

改善への意識を高めることで、ある程度その自動化した習慣から抜け出すことも可能だと思います。しかし、「頭では理解しているが、心がついていかない」「理論的には分かるが、実際に行動に移すことが難しい」という人が多いと思います。

それは、無意識の中に、長い間植えつけられた観念や信念があるために、ある状況に対して自動的に反応し、パターン化した行動や感情に走らせてしまうためです。

それらの無意識の中にあるものは、ロジックでは理解できませんので、目で見て身体で感じて理解させる必要があります。そのために、シンボルや儀式を癒しに使うことが非常に有効で、重要となってきます。

場合に応じて色々な方法で儀式を行うことができると思いますが、誰にでもできる簡単な方法があります。下記、説明します。

紙に自分の抱えている問題、ネガティブな感情、自分を支配している観念や信念などを書き出します。それらをイメージする色をぬったり、絵を描いても良いと思います。その後、その絵を見ながら「これらに支配されていた自分を含め、全てを許します」「これからは、これらに支配されること無く、自由になります」と言って、その紙を破きます。破いた紙は、自然の中で浄化させる気持ちで、土の中に埋めたり、火で燃やしたり、風にのせてばらまいたり、川に流したりして処分するといいでしょう。または、紙に書き出すのではなく、ガラスのコップに入れた水に自分のもつネガティブな要素の情報を言葉で言い込めた後、水の入ったままコップを落として割るという方法もあります。儀式を終えた後は、お祝いをします。乾杯したり、おいしいものを食べに行ったり、踊りに行ったり、旅行に行ったりして、楽しく過ごし、自由になったことを祝います。変化を実感し、自然に自由な気持ちが湧き上がってくるはずです。

これらのシンボルとしての儀式を行うことは、理論的に理解できない右脳に理解させるのにとても役に立ちます。

尚、これらの方法は、インカの末裔アンデスのケロの伝統を受け継ぐ司祭、ニコラス・パウカルやミゲル・バルスの教えを参考にしています。ケロの人たちの素晴らしい教えや、彼らとの出会い、学んだこと等、そのうち少しずつ書いていきたいと思います。(※追記)

※追記: アンデスの世界観についてのサイトを作りました。