『一度に6種のビリヤニを食べる会』
昨年の7月に石川野々市にあるジョニーのビリヤニで開催した一度に6種のビリヤニを食べる会をついに地元富山でも実現です。
これぞビリヤニ好きのビリヤニ好きによるビリヤニ好きのための食事会!!笑
ビリヤニ作りにおいて僕が最も信頼する料理人の一人アジャさん率いるインド料理クシ総曲輪ベース店での開催となりました。
◾️5月26日(日)18時
・参加者
日本人29名
パキスタン人1名
男性14名
女性16名
計30名によるお店貸切の宴
人数が多すぎる食事会はクオリティが下がる事もあるので最近は避けてきたんですが、6種のビリヤニともなるとやはり大人数が必要!
さらに本来ビリヤニは大鍋で調理する事で本領を発揮する料理。
しかもアジャさんはおそらく職業料理人として日本で1番にいろいろなビリヤニを作ってきた人。
そんな人が身近にいるならおまかせするしかありませんよね笑
6種のビリヤニの内具材は5種類。
お米は3種使用です。
◉アンブールチキンビリヤニ
アンブールは南インド・タミルナードゥ州の街の名前。
そしてお米は南インドの短粒米ジーラカサンバライス(またはシーラガサンバライス)を使用。
製法やお米の特徴から味わいがしっとりと仕上がるのも特徴です。
短粒米のしっとり系ビリヤニもまた正義。
◉ホタルイカビリヤニ
富山の会らしくホタルイカビリヤニも作ってもらいました。
こちらはバスマティライスを使用。
富山人にはとても馴染み深い食材のホタルイカ!
実は凄くビリヤニ向きの食材だったりします。
◉マラバール鹿ビリヤニ
南インド・マラバール地方のビリヤニ。
国内では入手困難なカイマライスをクシのスタッフの方に手配していただきました。
いろいろな具材を愉しむためこちらは鹿ビリヤニでオーダー!
カシューナッツやレーズンも入ってます。
◉ドンネマトンビリヤニ
GWの大阪遠征でも食べたドンネビリヤニをクシでも体験。
南インド・カルナータカ州の州都バンガロール発祥のビリヤニ。
ドンネは本来乾燥させたヤシの葉で作るカップを指すそうですが、提供は普通の大皿でw
グリーンマサラを使いお米が緑なのも特徴です。
こちらも南インドの短粒米ジーラカサンバライスを使ってます。
◉バンブーチキンティッカビリヤニ
カレー仲間さんに竹筒を用意してもらいまたまたクシの食事会でバンブービリヤニを実現する事が出来ました。
もちろん竹筒からお皿に直接盛り付けるデモンストレーション付きw
具材はチキンティッカを使用。
ちゃんと竹筒の中でチキンティッカとバスマティライスをダムしてますよ。
◉コルカタフィッシュビリヤニ(フクラギ)
西ベンガル州出身アジャさんによる故郷の味をフィッシュビリヤニで再現!
ちなみにアジャさんがはじめてビリヤニを食べたのは12歳の頃だって。
意外と身近じゃなかったのね?なんて思ったり笑
当日僕のテーブルまわりでは1番評判が良かったかも。
特別参加アルバラカ店主ミスババイもこのビリヤニが1番美味しいと言ってました。
僕の感想もそうかな。
ただ違うテーブルだと当然いろいろな意見もあって、つまりはどれもが極上ビリヤニだったわけ。
以上ビリヤニ6品
カレーというかビリヤニの付け合わせとして、ビリヤニの聖地ハイデラバード発祥の肉と豆のシチュー!マトンダルチャも作ってもらいました。
今回はジャックフルーツ入りの珍しいやつ。
味変トッピングとして
・レモン
・オニオン
・ダニヤ(パクチー)
の3種。
もちろんライタ付きです!
テーブルにサーブされたライタは揚げ玉入りのブンディライタでした。
◉タピオカパヤサム(デザート)
後は飲み推奨の食事会だったので、アルコールやビリヤニに最も合うドリンク・コカコーラをオーダーする人も多数。
30名でも全然食べきれず、みんなでお店で食べた以上に?持ち帰り。
僕はアンブールチキンビリヤニ、ドンネマトンビリヤニ、マラバール鹿ビリヤニ、コルカタフィッシュビリヤニの4種をそれぞれ一人前相当は持ち帰って今日やっと全て食べ終えましたw
お店で食べた時はコルカタフィッシュビリヤニが1番に好きだったけど、自宅で食べた感想だとアンブールチキンビリヤニのしっとりしたお米が最高すぎました。
アジャさんはまだまだ多種多様なビリヤニを作れるはずだし、ここまでの事をしてもらえるならまたクシでビリヤニ会やりたくなっちゃいますね笑
ただ次にやるならイミズスタンかなぁ⁈
あとは来年あたり東京でも『一度に6種のビリヤニを食べる会』をやれたらなぁと思ってます。
ごちそうさまでした。