バトルシップ』『ルート・アイリッシュ』『オレンジと太陽』 | 空のブログ

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見た映画

ここの所PCが不調です。
昨日は一日使えなかったし、今日もやっとつながっている感じ。
今の内に出来るところまで更新しよう。

3日はシャイ兄の大学の入学式。
朝からだったので、天気が酷くなる前に帰宅できたようで、良かった。
なのに、母は昼から出かけて『バトルシップ』ワールドプレミアへ。
リーアム・ニーソン来なくてがっかり~~と思っていましたが、なんとステラン・スカルスガルドの息子、アレクサンダー・スカルスガルドが来日してた!予定に名前無かったのに。
なので、1日に会っているテイラーはおいて置いて、アレクの名前叫びまくり。
ユニバーサルの社長まで来日してたのね。
社長たちの挨拶が有って、監督たちスタッフの挨拶が有って、その後キャストの紹介・・なんだけど、脇に寄せられた監督たちが目の前だったので、声援を送ったら、応えてくれて、「パーティームービーなんだから、皆も盛り上がって楽しんで♪」って言ってくれました。
そしてキャストはやっぱりリアーナが一番人気かなぁ?
でもアレクサンダーは背が高くてスタイル良い~で、目がパパそっくり。
ステランは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』でウィル・ターナーなOrlandoのパパのビル・ターナーを演じた人。だから私たちにとってはステランパパなの。私は元々『キス☆キス☆バン☆バン』でファンなんだけど。リーアムは『キングダム・オブ・ヘブン』でバリアンOrlandoのパパゴッドフリーだからリーアムパパなの。
で、声援送られたアレクが、かわいいんだ。まだそんなにメジャーじゃないからかな?照れて変な方向向いたりテイラーにすがったり・・可愛い・・
でも手はふり返してくれるし、ありがとう♪って感じににっこりしてくれました。
アンドリューはテイラー演じるアレックスのお兄さん役。

イヤ・・アレックス、無茶過ぎるでしょう・・?
26歳にもなって、あれは無いわ・・
そんなアレックスに惚れる彼女もどうかと思うけど・・

それに対して、そんな弟の誕生日を手作りケーキでお祝いしてあげるお兄ちゃんの真面目で可愛いこと♪
まぁ、最後まで弟思いで、彼の為に生きている感じよね。

この話は現場の海軍とは別に、生物が生息できるかもしれない条件の揃った新星を発見して、交信を試みたところから始まるの。

どうなんだろう・・
もし地球にいきなり他の星から交信が届いたら。
とりあえず激しく動揺するじゃない?
オタクの科学者が「コロンブスと原住民みたいなもの」・・と言うの。
勿論地球人が原住民。
新大陸を発見して何を行ってきたかの歴史をかえりみたら、そのリスクは判りそうなものだけど・・
それでも好奇心が勝つのかな・・?

そう言う訳でやってきた宇宙人は、良く居る科学は発達しているのにやたら化け物じみている原始的な姿の者ではなく、人間に結構似ている。
生身ではそんなに強くないの。
ただ武器の攻撃力はすごいね。宇宙船に搭載しているものも、個々が身に着けているものも。
船体自体の防御面は、特別強いわけじゃないけど。
だからこそ、リアリティがある。

そして、退役軍人や海軍OBの老人たちの使い方も上手い。

日米合作的要素があるからか、中国製・・とか、北朝鮮じゃないのか・・とか、そう言う意味合いで台詞に出てくるのが日本にアピールしている・・?感が有るな。

嵐はプレミア中に治まってくれたので、帰りは普通に帰れて良かった~

そして、4日は朝からシャイ兄はオリエンテーションの為に幕張へ。
ベィビィブラザーは部活の仲間とカラオケへ。
私は水曜日なので『ルート・アイリッシュ』を鑑賞。

フランキーの死の真実・・凄く判り難い。
戦下のイラクでの出来事だからね。
民間兵って言うのはビジネスとして戦争に参加しているのかな?
国の兵士とは、気持ちが違うのかな・・?
やめることは出来なかったのかな・・

戦争の中、意味も無く命を奪われた人はたくさん居るだろう・・
その犯罪性を立証するのは、本当に難しいよね。

意味も無く息子の命を奪われた母にとって、そこにフランキーが居合わせたことは、そして敵を討って見守ろうとするフランキーの親友ファーガスが居てくれたことは唯一の救いなのかな?
そうでなきゃ、子供たちがどうなったのか、闇の中だもんねぇ。

戦争の狂気が凄く伝わってきます。
正常な精神状態ではいられない・・何かが狂っていく感じ。
そんな中に常に居る一般市民は本当に気の毒・・子供たちも。

救われないファーガスが切ないわ・・

そしてその後、『オレンジと太陽』試写会へ。
この映画岩波ホールで上映されるので、岩波ホールの社長の挨拶が有りました。
本当に、ここのシアター不便だけど良い映画かけるのよねぇ・・お世話になってます。

凄く良い。
好きな作品です。
実話物は好きなんだけど、特にこう言う弱者の為に戦う話、世間が知らないことを知らしめるために戦う話。
無知は罪だと思うから、こう言う知らなかったことを知ることが出来る話に出会うのは、凄くうれしい。

「児童移民」って、そもそも何なんだろう・・
移民先は、オーストラリアだけじゃなく、カナダや旧ローデシア等が有ったんですって。
そして、その理由もひとつじゃなくて、安い労働力、戦後の人口を押し上げる手段とか、何より大英帝国の民族的統一の維持・・と言う理由が有ったらしいの。何それ?
しかも、日本も無関係ではなく、日本のシンガポール占領とダーウィン爆撃がオーストラリアに「広大な大陸を守るだけの方策も人口も無いと言う恐怖感を募らせた」故に白人の入植を歓迎した・・らしい。
何なの?それ。
貧しい家庭の子や親から無理やり引き離された幼い子たちが、子供たちだけ船に乗せられ、遠いオーストラリアへ連れて行かれる。
そして強制労働。
まともに学校にも行けず、衣服も靴も1組のみ。粗末な食事で、それらは子供たちの借金とみなされ、大人になったら返さなくてはいけない。虐待、暴力、レイプそれを咎める人が誰も居ない環境で、幼い子供たちは大人になった。
母親を探したいと思っても、不思議は無いわよね。かすかに記憶が有るんだもの。

だけど、月日は流れているので、すでに亡くなっている人も居る。
孤児院に取り戻しに行っても、養子に行ったといわれ諦めた人も居た。
非を認めない政府や慈善団体、教会の敵とみなして攻撃してくる人々を相手に、マーガレットは諦めない。
彼女が感情移入しすぎて弱っていく姿や、子供たちの犠牲を目の当たりにして悩む姿が、本当に辛いんだ。
何か手伝えないの?そう思う。
でも、旦那様のマーヴが凄く良い。
家事もするし、彼女の戦いのサポートもする。心強い。
そして、彼女を頼り、救われたレンやジャックの献身的な協力も嬉しい。
自分たちだけじゃない、沢山の同じ思いをした人たちの為に一緒に戦っている。

彼女はたった一人で戦って、マスコミに取り上げられ、政府に非を認めさせたの。
2009年にオーストラリアが2010年にイギリスが謝罪したんですって。

作中でマーガレットがレイにあなたたちの心の穴を埋める事は出来ない・・と言うの。
本当に、そうよ。取り戻してはあげられない。
でも、過去の罪を認めて謝罪して、そして初めてその出来事は過去の事になるわよね。
認めない内は今も続く悪夢でしかない。

何か、某国の拉致問題にも通ずる気がして、本当に人事とは思えない史実です。

マーガレット役のエミリー・ワトソンも凄くいいけど、朴訥なジャック役のヒューゴ・ウィーヴィングも、横柄で成功した美中年レイ演じるデヴィッド・ウェンハム も凄く良い。

それに子供たちもね。
ヒューゴとデイジーが一緒にバーベキューしている姿なんて、『ロード・オブ・ザ・リング』では考えられないけど、この3人、きっとショーン・ビーンの話をしたよね♪

因みに『ルート・アイリッシュ』はケン・ローチ監督、『オレンジと太陽』その息子ジム・ローチの長編監督デビュー作です。