【ネタバレあり】HKT指原莉乃著書「逆転力」を読んで | アンチノイズDXのブログ

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自分は 48G推しなので アンチではないし
さっしーが 過去スキャンダルで ネットで今でも叩かれるのを シニカルに見てるって視点での感想です

今作は あんまり そのスキャンダルで叩かれて(x_x;)シュン
って話はメインストリームではありません。
一部では「スキャンダルを美化しているだけでは?」と冷笑するアンチファン 外野もいるでしょうが、多分 本人は 「ラッキー話題になった!」程度にしか思っていないはず。
2014年8月11日 第1刷の本をもう読み終わって 感想を書くなんて新鮮です。

自分が感じたこの本のプロットは3つ。
●アイドルとしての本音 
●HKT支配人として スタッフとして社会人処世術
●一個人としての人生観

面白かったのは 
社会人処世術の章
■「企画書は二度書く」
ともかく 数出して 本命を忍ばせておく。
その場で ヒートアップする 口論は避ける。
感情論になると いいものは生まれないし 仕事仲間としての信頼関係にも投影します。

■「すごく偉い人には フランクに 少し偉い人には 丁寧に」
すごく偉い人は おおらかで 心も広い。
すこし偉い人の方が 態度にデリケート。
そのさじ加減が”したたか”にも見えるが 実際 職場や社会においても 同じ事例もあるかも。

■「悩み事は聞くだけ聞いておしまい」
よくありがちな「私ならこう思う」「私は過去に~」と語りだす人がいたり 段々 自分に陶酔して来ちゃって 自分の意見だけ押し付けたりして 結局 ”他人の悩み”いや 話を聞いていない。
多田愛佳さん(当時AKB)が HKTに移籍したいが迷いがある。ってエピソードがありました。
さっしー自身は「来て欲しい!」と言いたいとこですが
敢えて 愛佳さんに”考えさせる選択”をアドバイスしたそうです。
悩み事って ヤフー知恵袋みたく 実は相談する前に自分で答えを決めてて 「背中を押して欲しい!」って場合なのかもしれません。
他人の生き方を決めることは 出来ません。
押し付けは返って迷惑です。
冷淡な印象ですが 自分で決めた事にしか納得出来ないのかもしれません。

微笑ましいエピソードや
感動を誘うエピソードもあって すらっと入りました。
(こういうのって 結局ライターが書いたんでしょ?)とか 野暮はなしにして 読みやすいのは 書籍なので文字なんだけど 口語調。なんか ラジオを聴いてるみたいな感覚でした。

あとは  当たり前の事をきちんとする。って事
「挨拶はきちんとする」
「目を見て話す」
「人に迷惑をかけない」
一見 小学生みたいですが これが出来ない大人がいかに多いとか。

ここから 48Gヲタ目線。
さっしーを語る上で「へたれ」ってキーワードが出てきます
①番組企画で「バンジージャンプ」を飛べなかったことがありました。散々いじられて この後 若干間 その番組から干されたそうです。
②その番組の別企画で 頭からゴム手袋を被り鼻息だけで割るってチャレンジに成功!
③その番組で反響があったから もう一回さっしーに リベンジバンジー企画→結局 飛べない→渋谷の交差点で罰ゲームとして ゴム手袋鼻息割りを披露する。
計 3回放送尺がありました。
おいしいとか じゃなく 結果が付いてきてるとこも 運があるのかな?

〆の言葉は思いつきませんが 読んでて楽しかったです。面白かったです。
綺麗事は白々しいですが 楽しい気分を共有したり 前向きさをもらった気がします。

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