旧函館区公会堂 -アメリカンコロニアル様式- | -アンティカペディア-

-アンティカペディア-

イギリス、フランス、イタリアからのアンティークをご紹介させて頂きます。定番品からマニアックな物まで時代背景やそれに付随する情報を交えてご紹介させて頂きます。

 明治40年の函館大火(焼失戸数12390戸,死者8名,負傷者約1000名)により町会所が焼かれ新たな集会所が必要とされていた。実業家の相馬哲平が5万円(当時の価値で約10億円)を寄付し1910年(明治43年)に函館公会堂は完成した。

 アメリカンコロニアル様式の建物で左右対称になっており、それぞれの正面入口にはポーチが付いている。アメリカンコロニアル様式は横に張られた板が大きな特徴である。これは国土の広いアメリカでは木材が豊富にあり石材より加工し易い為である。尚、ベランダは東南アジアの文化がヨーロッパに逆輸入され発展したものである。ギリシャ建築で用いられたコリント式の柱やアシンメトリー(左右対称)などルネサンス様式の顔も併せ持っている。

◆コロニアル様式とは
植民地国に母国の建築様式で統治国に豊富にある建材、風土を活かして建てるスタイルの事。

コリント式の記事はここから→http://ameblo.jp/anticarize/entry-11994163372.html










1F大広間の天井










2F大広間 床板保護の為にカバーされているのが残念






大正天皇が皇太子時代に訪れた時1911年(明治44年)に特設されたバスルーム 
現在浴槽は取り払われている

◆旧函館区公会堂
北海道函館市元町11-13

当店ホームページになります。どうぞ下記よりお立ちより下さい
http://www.anticarize.com/

facebookFacebookでも情報配信しております。 →ここからフォロー宜しくお願いします。

twitterフォローよろしくお願いします。フォロー返します。
https://twitter.com/Anticarize

英国アンティークスのグルっぽを管理しております
↓お気軽にご参加ください。↓
http://group.ameba.jp/group/ctnzn3DBkAmg/