£1コインの話 | -アンティカペディア-

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イギリス、フランス、イタリアからのアンティークをご紹介させて頂きます。定番品からマニアックな物まで時代背景やそれに付随する情報を交えてご紹介させて頂きます。



前回のミルナーズ塔の回で50ペンスコインについて触れました。

今日は1ポンドコインのデザインの話です。


現在イギリスで流通しているコインは1P(ペンス)、2P、10P、20P、50P、£1ポンド、£2です。


私だけではないと思いますが1ポンドだけはなぜか特別な感じがします。 


2ポンドよりも断然1ポンド。。


分厚くて3.15㎜もあってぽってりと小さくて、小銭というよりコインの方がしっくりきます。


ピッカピカのお釣りが来た時はついつい両面見てしまいますね。


イギリスは頻繁にお金のデザインが変わるので、綺麗なおつりが来ると 『おっ!見たことないのだ』と、

しばらく使うのがもったいなくなります。



◆イングランドの紋章
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発行年:1983、1993、1998、2003、2008

初めに発行されたのは1983年。 実は歴史は浅い



◆アザミと王冠

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スコットランドの象徴、アザミ

発行年:1984,1985

エジンバラクリスタルのデザインにも用いられております。



◆ねぎ
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ウェールズの象徴、ねぎ
発行年:1985、1990

通貨にねぎ(正確には西洋ネギ)のデザインなんて渋い

因みにウェールズの旗の配色はネギを表しております。

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◆亜麻
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発行年:1986、1991

北アイルランドの象徴、亜麻


◆カシの木
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発行年:1987、1992

イングランドの象徴カシの木


◆盾
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発行年:1988

こちらもイングランドの紋章


◆ライオン
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発行年:1994、1999

スコットランドの象徴


◆ドラゴン
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発行年:1995、2000

ウェールズの象徴


◆セルティッククロスとルリハコベ
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発行年:1996、2001

北アイルランドの象徴の太陽のシンボル円環と十字が組み合わさったセルティッククロス(ケルト十字)。

聖パトリックがアイルランド人を改宗する為に作ったという伝説がある。


◆スリーライオン
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発行年:1997、2002

サッカー、イングランド代表でもお馴染みスリーライオン


反対側はクイーンエリザベス2世が描かれているのですが、パッと見はわかりませんが実は徐々に年を取っていきます。


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1983年
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1990年


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2002年


2000年初頭までを紹介しました。

1、2年に一回デザインチェンジしておますのでまだまだあります。

その他にも限定バージョンもありますのでイギリスに行った際には手軽に楽しめるのでチェックしてみてください。



最後に2008年に発行された1ペンスから2ポンドを並べると。。。。。。。
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イングランドの盾の紋章が現れます。
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それでは。


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