「君のその 茶色の瞳は 永遠に
吾を写したる 水鏡のよふ 」

「 蓮の葉の 上に乗りたる 玉しずく
こわさぬように けがさぬように 」

ありすが、小さい頃に
お散歩していた公園には
夏の朝、蓮の華が 咲いていた。
葉には、玉のようなしずくが
いくつも のっていた。
そのしずくは、
ありすと私の、2人の幸せのように見えた。

「美しい君と 二人で 虹の橋
渡れば すべて こわくなくなる 」
二人で、一緒に虹の橋を
渡りたい。
涙が 止まらない。
君のいない三次元世界では、
息ができない。

「抱きしめて きゅうんと 泣きし
鼓動をば 吾の胸に移す 桜華の陰で」
