湯かん葬!? なんだそれ? 葬儀屋さんでも言うでしょう。
あんしんサポートが得意なオリジナル葬儀です。

葬儀だけでなく、遺骨の供養、散骨まで含めた『ばっく60』も

あんしんサポートオリジナルであり、今は分りませんが、設定

当時は日本で唯一、火葬だけでなく、遺骨供養まで可能にした

パックだったと思います。


時代の流れで直葬が急増、うちの場合ぱっく60も急増だと
書きましたが、実質の直葬料金は日本一と言われるほどです
から、もう少し高くなっても良いと追加する家族もいます。

この辺り僕の狙い通り、自分で関心しちゃいます。 ^-^;
火葬に最低限必要な項目だけに絞って、料金も下限で設定を
すれば、とにかく費用を抑えたい家族に対応できます。
でも、もう少し出せる家族もいますから、そんな家族達には
家族の好きな項目を追加できるようにしました。
これで直葬と言っても結構幅広い対応が可能になりました。

余談ですが、神道の家族が線香を供えるのは、地域によって
当然のようにあります。 初めは驚きましたが、家族が望む
ならそれで良し・・・って感じで対応します。

追加は順不同ですが『生花』『白木膳』『湯かん』『遺影』
『読経』『戒名』などあります。
生花、遺影以外は全て仏式ですが、不思議なのが、無信仰と
言う人でも、旅支度は整えてあげたい家族もいます。
神道で線香を供えるのと似ています。

これは宗教心よりも、自分達ができる事はしてあげたいとか、
自分達で送りたい思うのでしょう。
その意味では、昔から行われている仏式の湯かんは、自分達
家族が唯一手を出せる場であり、自分達が旅支度を整えるの
ですから、家族で送った感は一番ある部分です。

家族が自分達で行う事に意味があるのです。
業者湯かんは、湯かんの大切な部分がありません。
病院、施設で身体を拭いてくれるのと一緒ですから、すでに
完了している事になります。

手足を拭きながら、旅支度を整えながら、故人との思い出や
過ごした日々に感謝、涙を流し、ありがとうの言葉をかける。

僕の知る限り葬儀期間で、最も家族の温もりを感じる時間が
湯かん納棺の時間であり、家族がひとつになる時間です。
但し納棺師の力量次第ですが・・・

そんな家族の思いを形にしたのが『湯かん葬』です。
湯かん葬 149.000円+税

基本の流れは以下の通りです
》お迎え搬送(下の直葬バック参照)
》個室安置


 48時間まで含む

 安置後は開館時間いつでも会えます

 安置室は年間通して寒くしてあります

 家族は待合室でお茶やコーヒーでも

 飲みながら過ごして頂けます


》湯かん納棺儀


 式場祭壇前で行います

 椅子に座っての湯かん納棺ですから

 膝が痛くなることはありません。

 追加は一切せずとも、祭壇には飾りが

 沢山あって豪華な感じです


》お別れの儀


 生花や一膳飯、枕団子、故人の好きな

 食べ物や手紙など入れてのお別れです

 帽子が好きなら、帽子を被せてあげたり

 好きだった小物も持たせてあげましょう



》出棺・火葬・拾骨(下の直葬バック参照)

直葬パック以外に含まれる項目としては以下の通りです
『枕生花』


 花の種類は季節によって異なります。

 花は棺に入れても良いし、自宅に持ち帰り遺骨脇に

 飾ってあげてもいいでしょう




『2L遺影写真』


 大きな遺影は奥の部屋に飾るしかない・・・

 だから小さな遺影を居間に飾りたいという家族の希望

 から作り始めた2Lサイズの遺影です。

 最近は家族葬でも小さな遺影が良いという家族が多い


『果物盛』


 見た通り、果物盛です。

 内容は季節により異なります




『式場での湯かん納棺儀』


 経帷子(きょうかたびら)と呼ばれる白装束を

 家族自身の手で身支度を整えてあげます

 遺体に対し敏感な子供は、時にトラウマにも

 なり得ます。 親が注意して対応しましょう


クリック→『1636. 直葬パック・3種の詳細』 の流れの中に
『湯かん納棺』『お別れの儀』が入ります。


『あんしんサポート・湯かん納棺儀』
・式場祭壇前で行うから豪華な印象になる
・椅子に座って行うから膝が痛くならない
・所要時間60分~90分(使える時間による)
・経帷子を身に着ける湯かん、棺に収める納棺の2部構成
・棺の中に入れられる物は、衣類、食物など斎場毎に異なる
・湯かん後、生花等を入れてお別れの儀(出棺時間まで)

納棺師は僕自身が行っています。
当初は専門業者に依頼しましたが、形式的で人間味に欠ける
のと、温かさを感じらませんでした。 
正直なところ『こんな程度の納棺なら依頼無用』と思えたため
その後は全て自分で行っています。

んとですね・・・
映画『おくりびと』でもっくんが演じた納棺師は、見事な手さばき

なのは間違いありませんが、ショーであり、見せる納棺でした。

本音で言わせて貰うと僕は好きではありません。
納棺師が気取ったり無口だと温かい空気にはなりません。

かといって、ただしゃべれば良い訳でもありません。

話し過ぎると一歩間違えば軽くなるからです。

でも温かく送るには、和やかな空気になれる話術は必要です。

それと、納棺師の技を披露する場である必要もありません。

葬儀だから話すべき事はいくらでもあるのに、宗教者を始め
それらの話しをする人は葬儀屋でもいません。
話さないというより、話せるだけの知識に欠ける人のほうが
多いように感じます。

例えばと考えると話しきれないほどあります
『49日、忌明けとは』
『不祝儀袋に二種類ある理由』
『墓のカロートの話』
『49日の旅とは』
『一膳飯・枕団子の話』
『末期の水・守り刀の話』
『永代供養とは』
『そもそも供養とはなんぞや』
『老人破産の現実』・・・・まだまだあります

湯かん納棺をしながら、これらの話しを使える時間によって
話すのが武井流のオリジナル納棺師です。

面白いのは湯かん納棺が終わった途端、家族の腰が低くなり、
人によっては先生呼ばわりします。
勿論、先生は否定しますが家族にとってインパクトのある話
だったという事なのでしょう。
湯かん後に、僕のところに来て質問される親族もいます。
でも見て分るように特別難しい事は話していません。
推測ですが、葬儀屋さん、宗教者は自分達の利益に繋がるか、
建前論か、押し付けの話しはするが、家族目線での話しをし
てないって事でしょう。

湯かん葬を設定した理由です。

宗教観でなく、家族が家族を温かく送れたと思えるのが大事
であり、そのひとつとして葬儀で唯一家族が手を出せる時で
ある湯かん納棺の儀を前面に出した葬儀を設定した。
ただそれだけの事なのです。

もうひとつ付け加えるなら、僕が無信仰だから設定した葬儀
と言えるかもしれません。 
また葬儀屋という仕事は無信仰が絶対条件だと感じます。 
特定宗教の葬儀専門なら話は別ですが・・・
どんな宗教でも最初から色眼鏡で見ずに済みますし、葬儀と
宗教儀式は本来別物だと思っています。

いつも書いていますが、もう一度あえて書きます。
『葬儀は家族が家族との別れを受入れる為の時間です』
人が生きる最小単位の家族、そこに宗教の存在はありません。


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