ブログでのご報告が遅くなりました。
2020年10月12日18時。
愛犬楽多朗、15歳で旅立ちました。
2月に全身がんが発覚し、闘病を支えるために2ヶ月間、実家に戻っていました。
本人がいたって元気だったため発見が遅れ、見つかった時はもう「長くて1週間」と言われるほど状態が悪化。
全身に広がった腫瘍が次々と破裂し、それをカバーするための手作りの保護服をたくさん作りました。
1日に何度も腫瘍のガーゼパッドを取り替えなくてはならず、コロナの影響でガーゼが全く手に入らなくて、近隣の薬局全てを回ったりしていました。
もう無理かもしれない、と思った矢先、一縷の望みをかけたインターフェロンが思いの外よく効いてくれて、その後の治療も劇的に効果を発揮。
その後、腫瘍は体内からなくなりはしないものの、破裂した傷もすっかり良くなって、元通りの生活を送れるまで回復し、毎日元気に過ごしていました。
9月に15歳の誕生日を無事迎えることができ、バースデーケーキも完食し、次はクリスマスだね、と言っていたけれど、思っていたよりも早く虹の橋を渡ることに決めてしまったようです。
当日の朝、いつも通り元気に散歩に行き、戻ってきて急に呼吸困難を起こし、かかりつけの獣医さんの指示ですぐに酸素テントを手配。
私は連絡をもらってすぐに帰ったので、まだ意識のあるうちに会うことができました。
呼吸が苦しくて仕方ないのに、帰ったらものすごく喜んでくれた。
そこからはあっぱれなくらい、こちらの手を煩わせることなく、静かに息を引き取りました。
最期は家族でかわりばんこに抱っこしてお別れ。
全員で看取ることができました。
8ヶ月前にもう、潰えてしまうはずだった生命をここまで延ばしてくれたこと。
彼に恩返しをする時間をもらえたこと。
そのことにただただ、感謝しています。
-----
闘病中、実にたくさんの読者の方に、アドバイスいただいたり助けていただきました。
励ましてくださったり、いいアイテムを教えてくれたり、本当に嬉しかったしありがたかった。
特に、2月に何も食べなくなってしまったとき、手作りごはんを教えてくれた美紀さん。
美紀さんのアドバイスのおかげで楽は食欲を取り戻しました。
私も、家族も、どれだけ助けられたかわかりません。
本当にありがとうございました。
また生前、楽を可愛がってくださった全ての皆様に、心より御礼申し上げます。
そんなわけで、シンデレラプロジェクトの体感と、そこにつながる思いと気づきを綴るのがすっかり遅くなってしまいました。
まもなく2週間。
私の中ではもう、半年くらい経ってしまったような感覚があります。
しかしながら
余波は、まだ続いています。
また別記事にて。