書き出しの心得シリーズその3です。

 

 

▶︎【書き出しの心得 その1】書き出して終わりにするなかれ

▶︎【書き出しの心得 その2】ただ、事実だけを見るべし

 

 

 

現在開催中の「書き出しワーク練習帳」では

書いたノートを好きに、自由に報告してもらっていますが

 

基本的に、書き出しワークは、自分一人で完結するものです。

 

 

 

自分の中だけで完結させる=成熟させる

 

 

自分の中で錬成もされず、熟成もしていないものを外に放り投げる。

それはただの八つ当たり行為で

 

 

「私はこうなんだから認めなさいよ」

「思ったことをはっきり伝えるのが自分軸でしょ」

という、完全なる「言語に依存・責任転嫁した自分軸」。

 

「受け入れないお前が悪い」

「自分軸という言葉を理解していないお前が悪い」

 

 

このエネルギーの投げつけ合いは、二極の世界をより強化します。

 

 

近いものでよく「ブログに自分のことを書こう」ってよく耳にしますが、自分の中で「全てが歓び」「全てがコアの感覚を感じるためのもの」ということが腹落ちしていないと、書いたことへの周りの反応に、自分が振り回されることになる。

 

 

褒められた、と悦に入る。

受け入れられた、と安心する。

けなされた、と落ち込む。

 

自分の幸せが、他人の反応次第になってしまうということ。

 

 

 

反応したことに対して「あれ? 私なんでこう思ったんだろう?」と疑問を持つ。

「この視点はどこから来て入るんだろう」と、分解して眺めてみる。

 

疑問を持つことで、俯瞰の視点を手に入れられる。

その反応したことそのものに振り回されることがなくなる、ということです。

 

 

 

▶︎【重要記事】沈潜のステップ。五段階を経て、内側に深く入る。

 

 

 

 

では、本日の書き出し例を紹介します。

 

 

 

昨日は
「お金とは」というお題を出しました。

感情を表す言葉ではなく、物質そのものに対しての「前提書き換え」です。

 

 

▶︎【書き出しの心得 その1】書き出して終わりにするなかれ

 

 

ここで紹介したようにまず

お金に対して、感じたことを書きます。

 

 

今回は辞書は引かず、お金に対して思うことを素直に書いてみました。

 

 

① 感じたことを書く

② 思うことを書く

 

そして

③ 気になった言葉を拾い、そこに問いかける

 

問いかけの部分、わかりやすく青マーカーを引いてみました。
 
 
ポイントは、③のときに
「そのままを見る」
 
繰り返します。
「そのまんま、ただ眺める」
 
 
 
 
最初から見てみましょう。
 
このケースの場合「好き」という感情が真っ先に出て来ました。

好きだけど、怖い。

ちょっと嫌な感じもする。

 

 

別角度から見てみるために

 

今度は「思うこと」を書いてみます。

 

そうすると、今度は「損したくない」「使うとなくなる」「ありすぎると厄介」などが出て来ました。

 

ここで、気になる単語を拾います。

 

  • 「厄介」って何? → いろいろ、出て来ました
  • あると強い、ないと悲しい → 完璧に、二極の世界の話です。
 

こうやって、バラバラに分解していくと見えてくるものがあります。

 

 

「好きなのに、なくなる」

「好きなのに、消える」

「好きなのに、振り回される」

 

 

 

まるで彼氏彼女のようだ(笑)

 

有馬好きです(笑)画像お借りしました。

 

 

つまり

 

 

「お金が好きだけど、なくなるのが嫌だから欲しくない」→だから、来ない

 

「お金が好きだけど、消えると怖いから欲しくない」→だから、来ない

 

「お金が好きだけど、振り回されるから欲しくない」→だから、来ない

 

 

 

 

みんな「お金が好きだ、欲しい」と言いながらも

「前提」が欲しくないから

 

 

 

お金が欲しい < 前提が欲しくない、経験したくない

が、叶っている

 

 

 

お金よりも前提を採用しているのだよ。

 

 

どの事例もこのパターンが起きていることがわかるでしょう。

仕事も、恋愛も、家族も、なんでもそう。

 

 

 

「仕事辞めたいけど、生活できなくなる」

「彼氏欲しいけど、自由がなくなる」

「好きなことしたいけど、夫が許してくれない」

 

 

 

それが欲しい、欲しいと言いながらも

「それよりも他の何かを得ることができる(メリット)」という「前提」を採用し続けている。

 

 

 

 

さらにいうならば

 

両方、天秤にかけて

どっちかしか選べない、という前提を採用している。

 

 

 

 

これに気づいたら、前提を書き換えることが、いかに効果絶大さが、よくわかるでしょう。

 

 

勝手な前提。

勝手な思い込み。

勝手な解釈。

 

 

そのことばっかり考えているから、そこにエネルギー注ぎ続けていてそれが世界に現れちゃうという図式。

 

 

  • 自分達には無限の可能性がある
  • 全ては宇宙のソースと共にある

 

これは、事実です。

 

理論では、頭では、理解している「つもり」

でもそれ以上に、無意識の前提の力のほうが、強く働きます。

その威力、半端ない。

 

 

 

前提に呑み込まれていることに、まず気づくこと。

 

 

 

 

そして無意識の前提、それが全てを享受する流れを遮断する。

 

 

だったらそれ、書き換えちゃえばよくない?

 

 

 

 

 

特に「お金」というものは、ダイレクトにわかりやすいですね。

 

 

 

ワーク実践者の中で

 

 

お金とは?  

  • 欲しいものを買うために必要なもの
  • 貯金がたくさんあると嬉しい、安心する
  • やりたいことをやるために絶対に必要なもの

 

 

だから私はお金が欲しいんだ!!!!!!

となり、この後の自分への問いかけを

 

お金をたくさん手に入れるにはどうしたらいいか?

 

 

と、書き出している方が結構な数いましたが

 

そこに潜っても何も出て来ないです。

そこから得るのはただの方法論です。

 

 

 

お金に何を乗っけているか

お金に何をくっつけているか

 

そこを見ないと、方法論を実践してお金を得てもまた、同じ前提で消えていきます。

 

 

 

 

もはや前提を書き換えることしか、やることはないと言い切ってもいい。

 

 

 

image

 

 

 

 

 

これもおすすめ。

「自分を変えたい」と思った時に読んでみてね♫

 

▶︎今の現実を変えるために。まず、その前に見ておくとよいことは?

 

 

 

 

続きます

▶︎【書き出しの心得 その4】ごまかすなかれ。嘘をつくなかれ。全てを許可するべし。

 

 

 

 

 

 

 

私が好きで好きでやまない、PERSONZのツアーが延期となりました…

4月分は延期。そして5月開催はまだ未定。

 

写真公式サイトよりお借りしました。

 

ツアー日程に合わせて全国行脚も考えておりましたので

また、決まりましたらご連絡します!!!

 

 

 

それでは皆様、連休最後の夜を楽しんでね♫