今日はインフルエンザの予防接種でドキドキな・・・だめこです。
さて、秋の夜長で読了したのはコチラ。
さまよう刃 (角川文庫)/角川グループパブリッシング
¥740
Amazon.co.jp
娘の命を奪われた父親が、
犯人である18歳の少年に復讐を試みるお話なのですが・・・。
もちろん、今の日本では敵討ちは許されていなく、
かつ、18歳の犯人は確実に少年法に守られている。
そんな状況で、登場人物みんな(警察も、親も、第三者も)何が一体正しいのか、
分からないまま、物語が進んでいきます。
ラストも物語りとしては完結しても、
なんかモヤモヤが残ります。
確実に個人の中に、今の日本の少年法への問題提起を残していく作品。
うん、是非おすすめです。