強みを活かす | ANS 新入社員ブログ

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1年目社員が、日々の仕事ぶりを綴ります!

どうも、新入社員ETです。
メールを返したり、仕事をしたり、何事も速さって大事ですよね。


ところで最近、何かの記事で日本人は完全を求めすぎるというのを読みました。

勿論、バグのない100点のシステムの方がいいに決まっていますが、ときには多少バグがあっても動いて使えればいい場合もあるんですよね。
曰く、日本だとシステムの完成度は高いけど完成が他と比べて遅いとか。

世界がフラット化してきているとも言われていますが、特にIT系はその影響が大きいように思えます。
他の製造業と違って成果物がデータなので、運送コストも物理的な商品をやり取りするよりもはるかに低いコストで出来ますし。

そうすると敢えてコストの高い日本人(というか日本に居るエンジニア)を使う必要があるのかっていう話になります。
どうなんでしょうね?
日本向けのソフトだと、まだ完成度や安定性などの面で日本で作る意味はあると思います(日本の企業は安定性重視やカスタマイズを好むなどの特徴があるそうです)。
また高い信頼性が求められるようなシステム(鉄道の管理システムや証券システムなど)にもい強い印象を受けます。

他の国、特に物価の安い国のエンジニアと競争したときに、負けないためにはどうしたらいいでしょうか?
完成度の高さや、バグの少なさというのは日本のエンジニアの強みになると私は考えています(他にも仕様書の行間を読む、責任感が強い等々良いものを沢山持っているはずです)。

グローバル化だのフラット化だの言われていますが、無理に他の人の真似をする必要はないと思っています。
自分自身の強みを忘れずに、それぞれの人たちがそれぞれの強みを活かして良いものを作っていく。それがグローバルなのではないかと思います。